【的確なグリーフワーク】
- satonobuaki
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【的確なグリーフワーク】的確なグリーフワークの方法を考えてみよう。そもそもグリーフワークってなんじゃらほいというと、「対象喪失の仕事」とか「喪の作業」そんな言葉で訳されてたことがあるんだけど。別にワークっていっても職業のことじゃなくてね。家族が亡くなった時に起こる心の動きの事
2012-03-07 12:18:16【的確なグリーフワーク】自死とか事故死とか急な離別になると、人間の心は「信じられない」とか「何かがわるかったんだじゃないか」となってしまうわけです。それはそれで昔からある自然な心の動きなので仕方ないと言うか、みんな経験することなのでしょう。
2012-03-07 12:20:41【的確なグリーフワーク】問題になるのは、通常の社会的な生活が送れないぐらい死別のショックや影響が大きい時で、「通常の社会生活」が送れない時には・・援助が必要ということである。
2012-03-07 21:14:27【的確なグリーフワーク】通常の社会生活が遅れている。取りあえず働けて、取りあえず寝れて、取りあえず元気はないながらも「通常の社会生活」だなって程度であれば「専門的なケア」は余計なお世話だと言う事を最初に言っておく。
2012-03-07 21:17:03【的確なグリーフワーク】大事な人が亡くなれば、そりゃショックも受けるし、元気も亡くなる、寝れないとか寝すぎる、食欲が無い、食欲がありすぎるってのはよくあることだ、そんでも許容範囲だなと思うレベルであれば普通に励まして、慰めてあげればいいと思う。
2012-03-07 21:18:55【的確なグリーフワーク】やっと本題のグリーフワークを的確にやりましょうっていうのに入って行くんだが、その前に身内が亡くなると一般的にどんな事が起こるのか頭に入れて置いてもらいましょう。
2012-03-07 21:21:08【的確なグリーフワーク】医師であるエリザベス・キューブラー・ロス女史は死の受容にたいして5段階のプロセスを踏むって言っておりました
2012-03-07 21:25:02【的確なグリーフワーク】第1段階 「否認」の段階。ウソだ!信じられない!なにかの間違いだ!と現実を否認してしまおうとする。そう言う事が強いショックを受けるような事が起こると最初に起こるって言ってますね。
2012-03-07 21:27:50【的確なグリーフワーク】第2段階 「怒り」 なぜ自分がこんな目に遭うのか、死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける。ふざけるな、あの医者がわるい、誰が悪いと他人を責めてみる、もしくは試みる段階。
2012-03-07 21:29:58【的確なグリーフワーク】第3段階 「取引」なんでもするので死をなかったことにしてほしい。自分の寿命と引き換えにでもあの人の命を返してほしい、もう○○はしないから許してほしい・・と何かを差し出すので、もう一度会いたい、生き返らせてほしいと願う段階
2012-03-07 21:32:40【的確なグリーフワーク】第4段階 「抑うつ」 取引ができないと認識し、運命に対し無力感を覚え、失望し、ひどい落ち込む。なにもやる気がでない段階。絶望を感じうつ状態を起こす。
2012-03-07 21:34:34【的確なグリーフワーク】第5段階 「受容」 [編集] 時間と共に死を受容する最終段階へ入っていく。起こった事を起こった事として認識して社会生活を過ごしていく。
2012-03-07 21:37:03【的確なグリーフワーク】とまぁ、死別の悲嘆はそんなプロセスをたどるよっていうモデルがあります。正確にはこのモデルは癌におかされた人が「自分の死」を受け入れる時のモデルなのですが、死別を味わう遺族も概ね似たようなプロセスをたどります。
2012-03-07 21:39:49【的確なグリーフワーク】エリザベス・キューブラー・ロス女史の言っていることは、そんなに突飛な事じゃなく。受け止めきれないようなショックなことが起こると、認められなかったり、当たり散らしたり、あり得ないような取引ができないか考えたり、落ち込んだりしてやっと人は受容していくんですよ
2012-03-07 21:43:26【的確なグリーフワーク】だから、急に元気がでたり、克服できる程人は丈夫な神経はもってませんから、温かい目で付き合ってあげましょうよとそんな話になるわけです。弱ってるんだから少しいつもより優しくしてあげましょうよと、そんな話です。
2012-03-07 21:45:44【的確なグリーフワーク】よくまぁ、グリーフケアの本なんかを読んでいると「がんばれ」大丈夫だ」と言わないように書いてあります。「本人が頑張ってるのに・・」「大丈夫じゃないのに・・」とつらく思うからですと書いてありますが・・・
2012-03-07 21:47:51【的確なグリーフワーク】プロのカウンセラーとか、グリーフケアワーカーさんに対するアドバイスだったらそれでもいいと思うんです。自分の意見をいわずに相手の言う事に耳を傾け「傾聴」「受容」しましょうでいいと思うんです。
2012-03-07 21:49:26【的確なグリーフワーク】ただ一般の方に、そんなこと言うのはどうかと思っています。「ちょっとしか時間がとれなくてなんとか励ましてあげたい」とか色々事情があるでしょうし、僕のように店の跡継ぎで「頑張れよ、応援するから」って言ってもらって救われるケースもあります。
2012-03-07 21:51:38【的確なグリーフワーク】だから一般の人は的確な方法は・・・多分当たり前のことでしょう。死別の体験をした人には「いつもよりほんの少しでいいですから優しくしてあげてください。目をかけてあげてください」そんだけなんだと思うんです。
2012-03-07 21:53:29【的確なグリーフワーク】死別ってのは昨日会えた人に今日はもう会えなくなる事です、だから人間だからいろいろ心で思うんです。いつも通りじゃないことも一杯あります。死別の体験をしたら自分にも他人にも少しだけやさしくしてあげるぐらいが、いい塩梅なんだと思います。
2012-03-07 21:55:42【的確なグリーフワーク】死別を体験すると、寝れなかったり、ご飯食べれなかったり、こんなんで大丈夫かなぁ・・と心配になります。でも、本当に長生きして大往生でもそんな風になることは珍しい事じゃありません。そうなるんだ、そういうもんなんだって知ってるだけでも少しは気が休まるでしょ
2012-03-07 21:58:32【的確なグリーフワーク】専門的なカウセリングとかケアする人はもっと沢山しっておかなきゃいけない事があります。けれど、普通の人は「ちょっとだけいつもより優しくしてあげよう」それだけ忘れなければ、あまり難しい事は気にしなくてよいです。
2012-03-07 22:01:04【的確なグリーフワーク】がんばれ!って言いたければ言ってもいいし。寝れてる?でもいいし、ご飯食べにいこっかでもいいです。大事な事は「共に生きる(養う」供養をしていこうっていう心だと思います。死んでる人も生きてる人も一緒にやって行きましょうってのがグリーフワークとしては大切です。
2012-03-07 22:04:21【的確なグリーフワーク】連投にてTL乱しました事ここに深くお詫び申し上げます。
2012-03-07 22:05:14