@Na0oCo それを最小限に抑えるというのならば、やはり版下データを元にするのが商品としてベストだったのではないかと考える次第です。お客さんはそんな印刷の事情など知る由もないわけですから。
2012-03-08 16:44:53@Na0oCo また、今現在は改善がなされたことも承知いたしております。できうれば、過去の裁断スキャン版を改版していただくことを考慮していただければ、これからの電子書籍の普及にもつながると愚考いたしております。長文失礼いたしました。
2012-03-08 16:49:00@macchiMC72 松田さんのお話、大変もっともなお話だと思います。現在のデジタル製版データを使う場合と旧来の版下フィルムを使って電子化する場合の比較で、経費が5倍以上違うということ。久保田もご説明したかもしれませんが、フィルムから電子書籍を作る場合、価格の問題にどうしても…
2012-03-08 17:12:48@macchiMC72 承前)フィルムから電子化、フィルムがないものは作家さんから原稿を引き上げて再製販したりすると、紙の単行本より若干安い値段設定で販売しているはずの電子書籍が1000円以上になってしまう…という値付け設定でも売れるほど、今の電子書籍市場は大きくありません。
2012-03-08 17:18:21@macchiMC72 ただ何度も申しますが、「電子版を買おうと思ったけど、絵が汚いから買わない」となってしまったら本末転倒なので、社内でもきちんと話し合ってゆけたらと思います。こちらこそ、長文失礼しました。
2012-03-08 17:19:36@Na0oCo お返事ありがとうございます。自分は最近の電子書籍に関しては全て改善されたと理解していたのですが、久保田氏の発言を読み返してそれが過去の(アナログ時代の)作品に関しては適用されていないことに気が付きました。コストの問題は解決していないということですね。
2012-03-08 17:25:57@Na0oCo コストの問題は難しいことは理解いたしました。そうであれば、全ページではなく見開きで修正を必要とする箇所だけでも版下や原稿の再スキャンをするだけでも今のようなことは減ると思われるのです。お客さんの満足を考慮した上でご検討いただければ幸いです。
2012-03-08 17:28:47出版社が漫画を電子書籍で販売する場合、データの作成方法は三つあると思います。1.単行本から直接スキャン。2.デジタル製版の場合の版下データ。3.アナログ製版の場合、製版フィルムをスキャン。
2012-03-08 17:24:44デジタル製版以前の漫画を電子書籍化する場合、1か3の方法がとられますが、1に比べて3は1P当たりのデータ化費用が4~5倍多くかかります。3の方法をとった時、1に比べて4~5倍売れないと利益が出ないということです。
2012-03-08 17:35:46という前提があった上で、個人的にはこれまでデータ化されたものを破棄することになったとしても、3の方法で作成されたデータを販売するのがいいと思います。市場も拡大していくだろうから、これまで懸念されていたリスクは少なくなるだろうし、何より読者も作家さんも喜ぶじゃないですか。
2012-03-08 17:48:51↓編集部の後輩のツイートをRTしました。「僕らの漫画」に一緒に関わってる後輩です。スピリッツ編集部の電子書籍窓口役(当然、専任の者が別部署におります)でもあるので、何かというと私は後輩に疑問をぶつけておりますw
2012-03-08 17:59:00版下をデータ化するより、単行本スキャンのほうが安上がりだったってことなのかな。
2012-03-08 14:37:05@macchiMC72 版下データは印刷会社の作業成果物で、印刷ノウハウもデータに含まれてますので、出版社といえども容易に転用はできません。
2012-03-08 14:59:56@g2studio 今は版下を使っておられるようですから、そのあたりは解決したということですよね?
2012-03-08 15:08:35@macchiMC72 まだ、完全解決ではないですね。すべてを見てるわけではありませんが、印刷用の版下データなので、見開きのセンターに製本で食われる余白が入ってます。絵がかけてないのは良いと思いますが、一枚絵の雰囲気を崩してるのが残念。
2012-03-08 17:30:03@g2studio ありがとうございます。アナログ原稿の作品はまだ電子化にコスト・技術の面で課題が多い事がわかりました。一読者としても、見開きを一枚絵として鑑賞できるのは魅力であり大きな付加価値になると思います。作家側でも協力できることがあればするという人は少なくないと思います。
2012-03-08 17:33:41一色氏のコメントが追加されたことで話がわかりやすくなりました。http://t.co/NLmwKMNs 少なくとも、「日本沈没」電子版に関しては、出版社を責めるのは筋違いなんですね。
2012-03-09 00:00:38一方で、出版社が発行している過去の作品の一部はコストの問題から単行本からのスキャンを用いていて、問題がないわけではありません。もうひとつ言うと、版下の権利は出版社に帰属するので、作家が個人で原稿を電子化するなら自力でやるしか無いわけです。
2012-03-09 00:03:10写植を貼って、写真製版をかけるのは手間とコストが掛かります。それをタダでくれ、というのは無理な話ですね。自分も原稿を引き上げてから他社で出し直すときはやはり版下を作ってもらいました。
2012-03-09 00:05:38さらに一色登希彦氏からの返信
@ishikitokihiko 何処に向けてるのか自分でも分かっていない八つ当たりのようなツイートをご覧に入れてしまって申し訳ありません。また、丁寧にお答え下さってありがとうございました。『日本沈没』、あらためて通し読みすると、ぐいぐい引き込まれる凄い漫画です。
2012-03-08 17:01:27@JULY_MIRROR 返信ありがとうございます。不満を抱かせることになってしまいすみません。お感じの点はごもっともで、期待感と共に買って下さった故の発言だと理解しています。七月さんの問題提起は複合的な問題を含んでいて、拙作に関しては自分に説明の責任がありましたし、また、(続
2012-03-08 18:53:20@JULY_MIRROR 続)拙作以外にもご指摘の「不完全さ」を伴った形で電子書籍が流通している現実があります。別のツイートでお言葉頂戴していますし蒸し返す意図ではありませんが、私個人の心積もりへの問いかけと、もう少し括りの大きな電子書籍の全体状況への疑問…どちらかにあるいは(続
2012-03-08 19:03:45@JULY_MIRROR 続)あるいは両方であればそれぞれを分けて投げかけていただければ、有効なやり取りになる問題提起かと考えますがどうでしょう? (何か思い立ちましたらこちらからまた綴るかも知れません)
2012-03-08 19:08:06@ishikitokihiko ありがとうございます。自分の関わった作品もあちこちで電子書籍が配信されています。この話題は電子書籍の全体状況についての問題提起として昇華するのが適切と思います。私も〆切が着てしまったのでリプライ遅くなります。気長にお話しさせてもらえれば幸いです。
2012-03-08 19:49:18