
青春ミステリと日常の謎
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K_misa_maguro
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米澤穂信が「青春には落とし穴がいっぱいです(うろ覚え)」と書いていたように、青春ミステリは青春の鬱屈や希望、万能感と絶望感を、ミステリという迷宮とリンクして描いてるのが好き。扱われる謎がどこに着地するかと、主人公の青春がどこに着地するのかはリンクしてる。
2012-03-10 12:49:41
@Osa_kyun 未読です。別に嫌いな作品ではないのでしょうが、あらすじすら読んだことないのに読む前から内容も自分が抱くだろう感想も全部予想がついてしまっている(読んだ後輩と話したら大体合ってた)ので読む気が起こらず……
2012-03-10 13:54:07
@_1026 「青春」と「ミステリ」との乖離はこのテのアレにしては小さく、舞台設定なども、事件そのものや明かされる真相に対して十分必然性があったように感じられました 買わないまでも、部室に転がってたりしたら読まれてもいいかも知れません…
2012-03-10 14:24:55
( ^ω^)ミステリクラスタは、青春ミステリやカー、クイーンと盛り上がっているようだが、私は『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』を観させてもらう!
2012-03-10 14:34:11
@_1026 な、ならばぜひ…ただ読後の感想も今お持ちのアレとあまり変わらないものになる気がしますから、あくまで答え合わせ的な感覚でですね…
2012-03-10 14:39:21
青春的なものとミステリー要素が不可分不可欠の物語群のことを、私は青春ミステリーと呼んでますね。青春ミステリと日常の謎 http://t.co/7StpPuVI
2012-03-10 14:43:02
「青春」なんていう一様には捉えられないものの定義を追っかけるよりも、それぞれが思う青春的なものと肝心のミステリー要素が一体どのように関連関係しているかという「関係性」の方に着目する方が良いのではないかと。
2012-03-10 14:44:51
ミステリーには多くのルールや型があると思うけれど(探偵とワトソン役がセットというレベルから複雑なものまで)、青春ミステリーではそうしたルールや型が、まさに青春的なものによって「ズレる」ところに面白味があるように思います。
2012-03-10 14:48:45
いまの「ズレる」好例としては、米澤穂信先生の『ふたりの距離は概算』がわかりやすい。探偵として未成熟だった(それゆえに氷菓愚者では挫折を味わう)奉太郎が、クドや雛では探偵として大きな成長を見せる。だけど、概算ではそうした成長、ロジックを一度手放すところに妙技がある。
2012-03-10 14:51:57
なんにせよ、私が狭義に「青春ミステリー」を捉えたとき、謎発生から解決までの「プロセス」に青春的な何かが不可欠不可分の物語を指す。そういう条件があるので、実際のところ当てはまる作品がそう多くないというのが、現状だと思います。
2012-03-10 14:56:28