山森亮氏の講演会「ベーシックインカムの可能性~貧困・労働・生存権」

北海道議会議員広田まゆみ氏による報告 北海道の労働と福祉を考える会主催の講演会「ベーシックインカムの可能性~貧困・労働・生存権」 講師 山森亮 同志社大学経済学部准教授 日時 3月25日(日)18:30~21:00 続きを読む
政治 ベーシックインカム 山森亮
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広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ベーシックインカムの勉強会に来ました。子ども手当などをめぐる議論でも日本という国には直接支払いはなじまないのでは、また、実は自己責任論で地域の共生社会実現には諸刃の剣になる可能性も感じているところですが、維新の会なども触れているようですので最新の情勢を勉強に来ました。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ベーシックインカムの可能性と題して、同志社大学経済学部教授山森亮さんの講演会です。http://t.co/Oc5G3fxe 著書に「ベーシックインカム入門」「貧困を救うのは社会保障政策か、ベーシックインカムか」「経済学とジェンダー」などがある。専攻は社会政策、福祉国家の思想史。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ベーシックインカムとは、全ての個人を対象に生活に足るだろう所得を無条件で給付するという考え方。現行のサービス給付(医療、介護、保育など)はそのままに現金給付(年金、児童手当、生活保護、雇用保険給付金など)の大部分がベーシックインカムに置き換わる形になるものと山森教授。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
山森教授によると、ベーシックインカム(=基本所得)の基本の意味は、◯基本的人権だから無条件◯基本的必要を満たすに足る金額◯あくまで基本または基礎であり、その上に労働による所得や、投資に対する配当、あるいは障害などの理由による他の給付があってよい、とのこと。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ベーシックインカムは、セーフティーネットではない。現行の社会保障制度は、完全雇用という手すりにつかまり、人生というつなわたりをして、社会保険という命綱があり、そこから落ちた人が公的扶助というセーフティーネットで救われるというのが現在の社会保障のイメージである。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ベーシックインカムは基本的に異なる考え方。選別主義に対して普遍主義。世帯単位に対して、個人単位。「働かざる者食うべからず」に対して、「衣食足りて礼節を知る」。「恩恵」に対して「権利」。「専門家支配」に対して「当事者主権」。ベーシックインカムの導入がすべて解決ではないが哲学が違う。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
年金というしくみは100年前のイギリスで労働運動で成立した。今や、年金をなくそうという政治家はいない。ベーシックインカムも実現しないものではないし、運用の仕方によっていかようにも変わる。北欧も日本も同じく、BIの哲学と異なる保険保護モデルであるが同じ哲学でもまったく運用が違う。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ベーシックインカムの批判に例えばカリフォルニアのサーファーにベーシックインカムを与えていいのかなどの論点の投げかけがあるが、ミスリーディングである。ベーシックインカムの運動がどこから生まれて来たのかを考える必要があると山森教授。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
1970年代には、家事労働に賃金をといったフェミニズムの主張と結びついて女性たちから主張された。ジョニーテルモンという女性の言葉を引用すると「もし私が大統領だったら女性に生存賃金を支払い始める。私たちがすでにしている仕事、子育てと家事への報酬にとして。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
キング牧師も国家のなかの貧困の全廃のために「保証所得」という名称ですが、ベーシックインカム導入をめざしていた。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ブラジルでは2004年にベーシックインカム法が制定、実際には段階的実施とされ、現段階では低所得者向けの家族手当が支給)、ナミビアやインドで実験が始まっている。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
ベーシックインカムへの反対論としては、人間に金を果たすと堕落するというが、実験結果からは、むしろ、刹那的に日銭を使い果たしてしまう人が学校に行き出したりの効果が多い。財源がないという批判に関しては、すべての人に10万円給付すると、たしかに国家予算の額を超えるが、税として集める。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
現在の生活保護では、働けると言った瞬間、うちきられる。経済学者のなかでも、こうした制度の方が、労働意欲をそぐ制度だと言う人もいる。ベーシックインカムは導入可能だが、持続可能かは確かに未知数。給付額に合わせて税金をあげて税収を増やすことも可能。やってみなければわからない。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
その時その時の状況で世界は変わってきた。100年前に成立した年金というしくみも、当時の社会では想定されていなかった。昨今の喫煙者の肩身が狭く禁煙が当たり前の世界も30年前に誰が想定したろうか?ベーシックインカムも同様ではないだろうか。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
不登校の居場所づくりの方達や、地方の疲弊に悩む自治体や労働組合などから呼ばれて講演をする機会が多いそうだ。海外は法律があることが一つの柱でブラジルが最も盛んだが、カナダや失業手当に関してドイツで議論がされている。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
日本の現行社会保障制度の機能不全について、完全雇用という手摺の崩壊があり、社会保険という命綱の機能不全も顕著で、失業保険給付を受給できている失業者はたった23%である。ドイツは2009年公表されたILOの調査によるとドイツは87%。生活保護も基準以下の2割以下しか受給していない。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
GDPに占める公的扶助(生活保護)支出の割合は、オーストラリア6.3%、ニュージーランド3.4%、イギリス2.7%、フィンランド2.6%、フランス1.9%、ドイツ1.5%、アメリカ1.2%、韓国0.7%、日本が0.5%であり、OECD平均が、1.5%である。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
政府を小さくするという考え方には二つある。予算を少なくする、公務員を少なくするという小さな政府の考え方と、政府のコントロールを小さくすると言うこととまったく別であり、もし、いわゆる新自由主義者がベーシックインカムで福祉予算や人員削減ができるという主張があればそれは日本的には誤り。
広田まゆみ(まみ) 銭湯で地球を元氣にしたい北海道議会議員 @hirotamayumi
福祉の予算や公務員の数で言えば、国際的な常識では日本はすでに小さな政府。

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