日本地理学会の巡検「多摩・相模原における丘陵・段丘地形の発達史」(3/30)。地形学者の@GinHSさんらが露頭などの写真を投稿。巡検のルートや案内者等の情報は次のページにあります。 http://www.ajg.or.jp/ajg/2011/12/2012-6.html

日本地理学会の巡検「多摩・相模原における丘陵・段丘地形の発達史」に参加しました. 多摩丘陵の頂部から相模川の現河床までを一日で観察することができ,とても充実した巡検でした.主催者の予想を上回る参加人数だったようで,中型バスで移動でした. http://t.co/TOdcDAH1
2012-04-01 01:10:52

多摩丘陵頂部の様子.現在は起伏が大きいですが,もともとは相模川の扇状地でした. 奥は関東山地. http://t.co/05ZlYrfZ
2012-04-02 23:28:09

丹沢山地と富士山.現在の相模川は富士山山麓に源流をもち,丹沢山地からの礫などを運び,相模湾に流れます.富士相模川泥流堆積物は富士山起源のものです. http://t.co/YGdenEqX
2012-04-02 23:30:05

多摩丘陵頂部に分布する御殿峠礫層(クサリ礫).丹沢由来の石英閃緑岩や,八王子黒雲母火山灰(HBP)の存在などから,御殿峠礫層は40-60万年前の相模川の扇状地堆積物であることを示す.かつての相模川は東京湾側に流れていた. http://t.co/1TwOqbyd
2012-04-01 01:13:44

相模原面の断面を観察できる段丘崖「大正坂」.富士相模野上位スコリア(S1S)や姶良Tn火山灰(AT)の観察.相模原面の礫層直上には箱根東京軽石(Hk-TP)が堆積していることから,相模原面の陸化年代が約6~7万年前であることを示す. http://t.co/kb6DQu7g
2012-04-01 01:16:03

ちなみに箱根東京軽石ですが,毎回観察者が削っていくので,穴ができていて,その中でしか観察できません.10年ほど前に来たときは,穴にはなっていなかったような... http://t.co/ed6swpze
2012-04-01 01:18:34

「飄禄玉」での昼食.鱒・鯉などの川魚料理が有名です.段丘崖からの湧水で養殖しているようです.ここで見られる依知礫層は,実態がまだよくわかっていません. http://t.co/bfkkvtGn
2012-04-01 01:20:05

田名原面の段丘崖.礫層直上にATがありますが,肉眼では見分けがつきにくいです. http://t.co/aE1KZNZQ
2012-04-01 01:27:05

相模原市立 史跡田名向原遺跡旧石器時代博物館(陽原面)は,考古学だけでなく相模野台地の地形発達を含めた充実した展示がありました.屋外の遺跡公園には模式露頭の展示もあります.入館料は無料です. http://t.co/hro3xcpg
2012-04-01 01:28:29

現在の相模川の河床.奥は中津原面.(完成しつつある圏央道)巡検でメモ程度にとったものなので,これまでのTweetに書き違いなどありましたらご容赦ください.. http://t.co/jsMau4PZ
2012-04-02 23:41:58
次は景観研究者の@yucicoさんの自主巡検(4/1)。横浜西部,帷子川の最上流部です。地形とともに,植物や人工物も観察し,「一言メモ」を残されています。春うららの雰囲気です。