スーツを着た男が土手で読むと様になる本は何か!?顛末

盆踊り好きの小野和哉（雑誌『恋と童貞』編集部） @koi_dou

ちょっと土手にたそがれに行きます

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いざ、荒川へ

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なかなか土手にたどりつかない http://t.co/Ayxm6kTH

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土手だ！ http://t.co/g5ktS7Mg

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ナイス土手 http://t.co/TFkLVTva

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見知らぬ青年たちのサッカーを観戦するスーツ男、充分あやしい

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ただいま土手×童貞のマッシュアップ中

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おしっこがしたいので帰ります

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スーツを来た男が土手で読むと様になる本は何か⁉選手権を1人で実施しました。後ほど結果を発表します。

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圧倒的な虚しさが迫り来る……‼

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せっかくスーツを着て土手に行ったので、本を何冊か持って行って、土手で読んでいると一番様になる本はどれか調べてみました。

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場所はキング・オブ・土手こと、荒川土手。初めて行ったんですが、けっこう駅から遠い。途中でくじけそうになる距離です。あとスーツ着て土手に座ってると、やっぱりそうとうダメな絵面ができあがります。自分で自分がいたたまれなくなります。 http://t.co/pfgrcGKv

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今回土手で読む本は、ブックオフで買ったこの6冊。純文学、詩、自己啓発本、モテハウツー、名づけ辞典と様々なジャンルを取り揃えてみました。右端の就活本はうっかり撮影し忘れたので省きます。あと官能小説も買いたかったんだけど、売ってなかった……。 http://t.co/3uHUQmpN

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それでは一冊ずつレビューして行きます。

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【純文学】「羅生門・鼻／芥川龍之介」まず一発目は純文学ですが、そんなに違和感ない気がする。どっちかというと芥川の羅生門というベタなチョイスが気になる。先方が大の芥川好きということを知って急いで予習しているというイメージ。 http://t.co/wbUqTb7w

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【自己啓発】「7つの習慣／スティーブ・R・コヴィー」一番ビジネスマンっぽいチョイスは、と思って選んだ一冊。さすが画にも説得力が出ているような気がする。「俺は自分を高めるぞ！」という前向きさを感じる。ただ場所が土手であることが残念なだけだ。 http://t.co/6akSUmJo

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【漫画】「こちら葛飾区亀有公園前派出所 大入袋（2）／秋元治」サラリーマンが読んでそうな漫画として選んだのだが、どうだろうか。空と大地とサラリーマン、そして「こち亀」という要素が見事に調和した一枚。そして顔がめっちゃ眠そうで不安になる。 http://t.co/vB6t2HqN

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【詩】「萩原朔太郎詩集／三好達治選」土手で詩集読んでるのって超かっこいいよね！と思って選んでみたものの、すげえ地味で残念な感じとなった。むしろ若干危ない雰囲気すらある。小熊秀雄のプロレタリア詩とかのほうがよかったか。いや、それもダメだ。 http://t.co/HQ4RXdWJ

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【恋愛ハウツー】「モテる男 40のマニュアル 女は男に心の底で何を求めている？／富田隆」タイトルからして絶対にあやしい一冊。キモーイという罵声が飛んできそうだが、絵面としてはこれで正解のような気がする。なんか違和感ないよね。 http://t.co/1ej0haBo

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最後。【辞典】「金田一先生が親子で教える赤ちゃんの名づけ辞典／監修 金田一春彦・秀穂」もっとも自分から遠い本はという基準で選んだ一冊。ドーテイなのにゴメンなさいという思いでレジまで持って行った。それはともかく意外にほのぼのしてる気が。 http://t.co/iwFcX3QV

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……総論としては、より俗的な本の方が土手＋スーツという組み合わせに合ってるような気がしました。個人的には恋愛ハイツー本を読んでいる自分の姿にグッときます。たぶんこれがスポーツ新聞だったり、週刊誌だともっと似合うんだろうなあという印象。どうでもいい話ですが、以上長々と失礼しました。