核廃棄物の乾式貯蔵のすすめ

原発を廃止しても残る核廃棄物をどうするかのご提案 後半は核燃料サイクルの資料と廃止についての話し合いになりました
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飯泉 仁 @aquamasa

原子力委・大綱見直し作業の中で、核燃サイクル小委が直接処分が最も経済的との見解→もんじゅ、再処理工場不要ということになるが、関係方面から死活に関わることとして強い巻き返しが予想される。プロジェクト中断ができない日本の行政組織が、ここで決断できるか。見守りたい。

2012-02-25 06:20:02
飯泉 仁 @aquamasa

原子力委・大綱見直しでの核燃サイクル小委の見解→言い換えれば、旧動燃がやってきたことが何だったか、その全否定ということになる。JAEAの半分は今後不要ということ(後始末だけでも、膨大な仕事になるが)。そのぐらいの思い切った路線変更がなされるべき。研究継続などと曖昧化すべきでない。

2012-02-25 06:33:38
飯泉 仁 @aquamasa

原発は経済モデルとして成り立たないと、仏原子力庁出身のラポンシュ氏。朝日新聞付録"Grobe"5頁。独国の脱原発は政治的・道徳的决断といわれるが、実は経済的・産業政策的に成り立たないとの判断。シーメンスの原発事業からの(cont) http://t.co/BMUw2O0r

2012-03-04 10:57:31
飯泉 仁 @aquamasa

結論の最後「長期的(30年後以降)な選択肢としては、資源効率や廃棄物面でFBRが最も優れた特徴を有する」が本音として残りそう。予想超の巻き返し。 RT @motokinoshita: 新原子力大綱策定会議、核燃料サイクルの技術選択肢…の幅がせまいなあ @tatsu0409

2012-03-13 11:49:11
飯泉 仁 @aquamasa

 寺岡伸章がWebronzaに『原子力による潜在的安全保障』 http://t.co/t3xFeGC4 を寄稿し、脱原発は日本の潜在的核武装の可能性を失うことになり、日本の安全保障に悪影響を及ぼす、だから脱原発すべきでないと主張している。

2012-03-17 17:11:41
飯泉 仁 @aquamasa

寺岡1)「(原発保有による)潜在的核武装の懸念が日本の安全保障に寄与している…。仮に、日本が脱原発を国是に掲げ、原子力技術を一切放棄してしまうと、周辺国は日本の核武装の可能性はゼロになったと考えて、領土問題のみならず、外交でも高圧的な態度に出てくるのは間違いがないと思われる」

2012-03-17 17:11:51
飯泉 仁 @aquamasa

寺岡2)寺岡氏は今は省外に出向しているとはいえ、文科省(科技庁系)で原子力関係を含む役職を積み上げてきた人だ。潜在的核武装の可能性とそれが安全保障に寄与していることについて、このような考えを公にすることは,やばくないだろうか。

2012-03-17 17:12:09
飯泉 仁 @aquamasa

寺岡3)脱原発が安全保障に悪影響を及ぼすとするのは如何なものか。脱原発に踏み切っても、直ちにプルトニウム保有が無になるわけではない。研究開発用として使用中のもの、使用済み燃料から回収したもの。厖大なプルトニウムを保有し続けることになろう。安全保障環境を云々するのは早計ではないか。

2012-03-17 17:12:27
飯泉 仁 @aquamasa

寺岡4)脱原発に踏み切ったとしても、最終局面に達するには数十年単位の時間がかかる。保有プルと使用済み燃料の始末。廃炉、再処理工場。原子力研究開発と原発事業は延々と続く。寺岡の言う周辺国の懸念は持続する。〈潜在的核武装の懸念=安全保障に寄与〉を理由に脱原発に反対するのは間違いだ。

2012-03-17 17:13:12
飯泉 仁 @aquamasa

私は原子力村にいたとは言えないアウトサイダー。もともと反・核燃料サイクル→脱原発へ向かうしかない→原子力研究の蓄積を今後の後始末に活用すべき。ただし極論を捨てておけず。 RT @asaikuniomi: あなたは…原子力村を擁護されるのなら、はっきりとお立場を示すべき…

2012-04-02 22:29:16
飯泉 仁 @aquamasa

コメントを別項に。 RT @hyd3nekosuki: 「炉物理を学んだ人間は原子力業界以外潰しがきかない」とならないよう、広く社会に貢献できる人材を育成したい。その為には、自分自身がもっと幅広く学んで、己の刃を磨き続けねばと強く思う

2012-04-08 17:13:05
飯泉 仁 @aquamasa

若い世代の原子力研究者に向けて、今後研究についての私見を述べておきたい。原子力発電は自らの咎によって自らの死を招いた。脱原発は必然だと考える。原発に関与してきた老世代研究者たちが、事故を招いた責任を棚上げし、エネルギー危機を説き、原子力延命を図っているが、極めて見苦しい。続く。

2012-04-08 17:13:26
飯泉 仁 @aquamasa

続)しかし原子力に人類は手をつけるべきでなかった、という一部の見解に,私は同意しない。依然として原子核エネルギーは自然の摂理だと考える。やがて出番の時機が来る(それは遠い将来だろうか)。目前の課題解決と、遠い将来に備えて、原子力研究は続けるべきだ。続く。

2012-04-08 17:13:52
飯泉 仁 @aquamasa

続2)目前に課題山積である。事故炉の後始末と事故原因の分析、減原発段階での安全確保策、使用済み核燃料の処分方策など、長期的には、核のゴミ問題を抜本的に解決すること。加速器中性子源による核種転換、放射性核種の短寿命化の可能性(γ線レーザー?)、将来炉の構想と開発計画…。以上

2012-04-08 17:14:25
飯泉 仁 @aquamasa

再稼働について。私は全原発・即廃炉とは考えないが、現在の大飯原発再稼働の動きは間違っていると思う。一年ぐらいモラトリアムをして、その間に規制体制を一新し、安全基準も作り直し、廃炉か継続かを区分けする作業が必要だと考える。その工程に納得がいけば,今夏の節電には支持が得られる。

2012-04-10 16:34:58
飯泉 仁 @aquamasa

巨大事業を中途で止めるのがへたな国柄ですが、失敗続きの事業を続けるには大義名分が要りましょう。 RT @CordwainersCat: … 巨大事業を始めた時にはそれなりの理由が有ったかも知れない。 しかし、いったん大きなお金が着いた巨大事業となったら、その慣性だけでゴロゴロ回り

2012-04-22 20:06:13
飯泉 仁 @aquamasa

福島原発事故で原発と核燃料サイクルには逆風が吹いている。惰性では行かない。そう、言い訳にならない言い訳を担当大臣は求めている。利害関係に負け続けないで、現在進んでいる核燃料サイクル見直し作業をチェックしていく必要があるでしょう。失敗続きだけではない。経済性も技術成立性もダウト。

2012-04-22 20:35:08
飯泉 仁 @aquamasa

すべてが、というと,言い過ぎになりますが、発電に加えて、プルトニウムをリサイクルする権利を持っている現状を手放したくないのでしょう。韓国はそれを許されていないのです。 RT @Ichy_Numa: @aquamasa 結局すべてが、潜在的核戦力維持のための言い訳なのでは?

2012-04-22 20:51:42
飯泉 仁 @aquamasa

はいおっしゃってました。J-PARCで早くやってくれと。 RT @regedry33: 有馬朗人、あの理論核物理学者の有馬先生でしたら、かつて仰っていた「消滅処理」のことが引っ掛かるのです。天野先生などもFPの「消滅処理」を押してらっしゃたと思いますが、その点如何でしょうか?

2012-04-24 22:56:53
飯泉 仁 @aquamasa

消滅処理は何年も前からアイデア段階のままです。J-PARCの次期計画としてはありますが、可能性を確かめるだけでも長い道のりでしょう。馬鹿力ではない何かスマートで未知な方法が必要ではないかな。 RT @regedry33: かつて仰っていた「消滅処理」のことが引っ掛かるのです。

2012-04-24 23:03:24
飯泉 仁 @aquamasa

大賛成。特にヤッコNRC委員長を三顧の礼で招聘。 RT @osaka_sentaro: 是非、NRCの人々を引き抜いて(できればヤツコあたりの大物)、原発規制教育して欲しい。現状は人材がいないお雇い外国人を連れてくるレベルではないのか。妄言を連発してた連中が教授なんだし。

2012-05-02 12:25:46

核廃棄物の乾式貯蔵

原発を廃止しても残る核廃棄物。今のところ乾式貯蔵が一番現実的に思えるので

飯泉 仁 @aquamasa

0)使用済み核燃料をどう始末するか。以下に中間貯蔵法としての「乾式貯蔵」の例を紹介する。全12篇。長くなるがお許しあれ。

2012-05-05 15:01:10
飯泉 仁 @aquamasa

1)原発問題は、今や脱原発にしても減原発にしても、使用済み核燃料(以下、SF、Spent fuel の略)をどう始末するかが大きな問題として残る。各原発でのSF貯蔵プールは満杯に近いし、福一4号機が問題を露呈したように水プール貯蔵は危険がいっぱいである。以下に乾式貯蔵を紹介する。

2012-05-05 15:01:43
飯泉 仁 @aquamasa

2)SF問題をもっとも現実的に考え提案しているのが、Frank von Hippel プリンストン大教授で、彼がこの難問の解として提案しているのは、乾式キャスクによる中間貯蔵である。→「核燃料サイクルを再考する」(日経サイエンス 08年10月号)

2012-05-05 15:01:51
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