PKAnzugさん、Todaidon氏の疑問に答える
- sevenmiles28
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@mcas2187 放射線に対してあまりにも過敏な配偶者に嫌気が差して、夫婦仲が悪くなったという事例も聞きます。夫婦仲が悪いのが子供の教育上大変よろしくないことは、学校の先生には釈迦に説法でしょう。また、親がいつも放射線を気にして脅えてる状況も似たような影響がありえます。
2012-05-07 19:12:38@mcas2187 私の身近なところでは、放射線に関してどうするかで家族同士で争いになって、心労で体調不良を起こした看護師さんというのもいます(難治性の腹痛が、抗不安剤で嘘のように消えた)。精神的な影響は案外体に直接来ます。
2012-05-07 19:12:58@mcas2187 福島の女子高校生が「私たちは子供を産めるでしょうか」と言ったという話。これは本人の責任ではないですが、不安感を煽るいい加減な言説によって、ありもしない恐怖心を植え付けられた好例です。得体の知れない恐怖心は、生活の質を落としたり鬱病のトリガになったりします。
2012-05-07 19:13:24@mcas2187 ということで、経路は様々ですが、放射線への過剰反応は様々な形で生活に悪影響を及ぼしえます。中でも個人的には慢性的な不安感の影響は軽視され過ぎじゃないかなと思います。
2012-05-07 19:13:49今日もお疲れ様です・・・
さらに・・・ナウシカの人のまとめ登場
これは一応反応しといた方がいいのかな。 http://t.co/a1bS3k7C 元のツイートはこれ( http://t.co/WqEn5HyL )。どういう対話の中で言ったか覚えてないですけど、大勢の赤ん坊が1MBqずつ摂取する想定ではないはずです。そうならこうは書かない。
2012-05-08 08:19:06そもそも赤ん坊は飲食からの摂取量自体が相当少ないわけで、赤ん坊が1MBqのI-131を摂取する状況では大人や学童はもっと大量に摂取します。一緒に暮らす大人の摂取量が上限ぶっちぎるのを無視して赤ん坊の摂取量を1MBqにするのはナンセンス。
2012-05-08 08:19:24ただ、何かの間違いで特定の赤ん坊が1MBqのI-131を摂取してしまったとしても、私なら「多分問題ない」って言いますね。問題ないと言いつつ、自分の担当患者なら、念のためエコー検査で経過観察はするという恰好にするかと。
2012-05-08 08:19:53というのは、この人たちがわいわい言ってる中でも示されている通り、発癌する確率の見込みは十分に低いからです。ただし、これがもし政策などの不備で大勢の赤ん坊がドカンと被曝するような状況になったら、これは大問題。個々人の発癌率は同じでも、癌患者発生の可能性は人数倍になるので。
2012-05-08 08:20:04なお、バセドウのI-131治療を小児に対して好んで行わないというのはわりと常識で、核医学検査あるいは放射線の検査全般ですらも子供相手ではみんな慎重になります。以前子供の腎シンチか何かで多めに投与する事態があって大問題になったのは皆さんも覚えているかと。
2012-05-08 08:20:18この程度のことでなんで「よっ日本一」みたいなノリになってるのかは知りませんが、まあ、この手の人たちが自説に都合のいい話者を持ち上げに持ち上げるのはいつものことですから、わりとそこはどーでもいいです。都合の悪いこと言った時に急に落とさないでくれれば。
2012-05-08 08:20:40また、医師の大半が蛇蠍のごとく忌み嫌う胎児の被曝ですら、複数の調査報告の横断的検討により「50mSv程度までは影響は無視できるレベル(negligible)」と結論づけられたことは何度も書いています。心情的な問題もあるので極力避けますけど、母体や胎児の状態的に必要なら検査します。
2012-05-08 08:21:25ちなみに、このまとめの中で肯定的に扱われている田崎先生は、こういう記事も書いています。このまとめだけでは混同しやすい甲状腺等価線量と実効線量の話メインなので、とりあえず一読おすすめ。 http://t.co/aNGJq9g7
2012-05-08 08:21:47