『原発公害』について法律家や弁護士さんと行列ができるトーク ~小児甲状腺癌の懸念と発症した場合の対策~ 

これまでの公開データ(小児でも最大で甲状腺等価量47mSv)や論文から、福島原発事故によって小児甲状腺癌が事故前のごく稀な頻度(100万分の2)から100~1000倍増加して100~数百名以上の子供に癌が発症することが懸念されます。チェルノブイリの事例から専門病院での増加が確認されるのは事故後3~4年で、日本では来年から再来年にかけてです。癌発生がゼロであることを心から祈っておりますが、患者さんや家族を救済するための裁判について、法律家に伺いました。 (関連まとめ)By Study2007さん  福島第一原発事故による(小児)甲状腺癌リスクhttp://togetter.com/li/299825  日常食(昆布など和食)による事故直後のヨウ素防御効果についてhttp://togetter.com/li/300885 続きを読む
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森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

④放射線量の測定や汚染水処理などにかかわった作業員は服用量が多く、最多では1人で計87錠を服用していた。(以上、読売新聞2012年2月8日)

2012-05-13 00:39:01

小児甲状腺癌の懸念と具体的な予測について

森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 こんにちは。Study2007さんがブレーンの皆様と小児甲状腺癌のリスクについて考察されました。私もコメントしていますが、100~1000名の範囲で小児甲状腺癌が増える可能性があります。 http://t.co/ZPJDUH57 遺伝子検査とあわせて、

2012-05-09 11:31:06
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 (承前)事故前の発生頻度の希少さから、放射線との因果関係を裁判等でも証明しやすい疾患といえます。ヨウドが多い日本食の効果ががんの発生をどれだけ食い止めてくれるかは未知数ですが、いろんな角度から考えて、実際には数百名の増加が懸念されるのだろうと思います。

2012-05-09 11:34:38
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@Todaidon さん,@study2007さんや@makirin1230さんとの一連の議論を興味深く拝読させて頂いております。被曝と健康障害の因果関係については,「通常人が疑いを差し挟まない程度」で足りるというのが判例・通説であり,生物学的な全メカニズムの証明は不要です。

2012-05-09 12:13:19
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@Todaidon むしろ,甲状腺以外への被曝の影響のほうが因果関係を証明しにくいでしょうね。以前に@Kansatsusuruyoさんが解剖と臓器の一部保存の必要性を強調されておられましたが,これは重要な指摘だと思います。

2012-05-09 12:18:06
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 @Kansatsusuruyo 仰る通りです。それだけに、小児甲状腺癌についてはしっかりと押さえて、迅速に裁判で真実を明らかにするということが大切と思われます。もちろん、奇跡的な神風(日本食パワー?)で発症がゼロであることを、心から望むのですが。。。

2012-05-09 12:31:25
studying @kotoetomomioto

成る程、ただ事故後数日は「大気で2000Bq/m3」とか「1万Bq/kgの野菜」とかオーダーで2桁くらい飛び抜けた状態に数〜数十万人単位の公衆が(まだらに)晒されており本当に困難だとも感じます。@TAKASHIMA724 全メカ不要@Todaidon @makirin1230

2012-05-09 12:35:01
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@study2007 @TAKASHIMA724 @makirin1230 そうですね。現在のところは、放射線感受性の個人差が非常に大きいと表現するしかないのだろうと思います。ただ救いは、100万分の1という事故前の希少頻度と、遺伝子変異のサイトがわかっていることです。

2012-05-09 12:42:59
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@study2007 @TAKASHIMA724 @makirin1230 (承前)小児甲状腺癌以外に、このような確定的条件をもつ疾患を思いつきません。

2012-05-09 12:45:23
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@study2007 @Todaidon @makirin1230 今回の事故については,事故後数日間の放射性物質(とりわけI131)排出量が必ずしも明確ではなく,studyさんのご指摘のように被曝の程度も一律ではないと思われます。

2012-05-09 12:46:18
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@study2007 @Todaidon @makirin1230 とりわけ当初の排出量は,被曝と健康障害の因果関係を証明するうえで非常に大きい要素ですが,私見では,東電は,故意または過失により,当初の測定を怠ったと評価できる可能性があります。

2012-05-09 12:47:09
Nagasaki, Akira @Reinagsk

@TAKASHIMA724 @study2007 @Todaidon @makirin1230 横から失礼します。まさに個人差がありますので、幾つか被曝量のサンプル取って平均値は大丈夫だから心配するな、というのはオカシイと思います。

2012-05-09 12:48:18
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@study2007 @Todaidon @makirin1230 もしこのように評価できるとすれば,この東電の不作為を一種の「証明妨害」として,逆に東電の側に因果関係不存在の証明責任(ないし間接反証責任:証明責任の転換に至らない反証提出責任)を課すのが適切だと考えています。

2012-05-09 12:48:39
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@study2007 @Todaidon @makirin1230 はい,@Reinagskさんのご指摘の通り,個体差を当然の前提として個々のケースの因果関係の存否が判断されなければなりません。

2012-05-09 12:52:33
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 @study2007 @makirin1230 @Reinagsk そうですね。ところで私が一方の弁護人の参考人になるとしたら、甲状腺スクリーニングではいずれも低線量であり、結果的に安定ヨウ素剤は必要なかったし、ICRP換算で発癌するレベルではないと

2012-05-09 12:56:12
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 @study2007 @makirin1230 @Reinagsk (承前)話すかもしれません。(もうそんな論調もあちこちであるようですが。。)そこで、スクリーニング検査の限界(症例数や地域性)、遺伝子検査、事故前の発生頻度が意味を持つと思います。

2012-05-09 12:58:13
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 @study2007 @makirin1230 @Reinagsk (承前2)加えて重要なのが、Studyさんらが作られた、UNSCEARとICRPによる発症シミュレーションだと思います。まとめのコメント欄で紹介した論文もその数字を支持すると思います。

2012-05-09 13:00:42
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

.@study2007 @makirin1230 @Reinagsk @Todaidonさんのこのご指摘は重要です。被告としては,考えられる多くのファクターをすべて挙げることによって,真偽不明の状態にすれば勝ち(賠償は認められない)ということになるからです。

2012-05-09 12:59:41
TAKASHIMA Hidehiro @TAKASHIMA724

@Todaidon @study2007 @makirin1230 @Reinagsk このような戦略は,過去の多くの公害訴訟や医療過誤訴訟において,実際に用いられてきました。この点でも,何らかの証明責任の転換が適切だと考えています。

2012-05-09 13:01:42
Nagasaki, Akira @Reinagsk

@TAKASHIMA724 @Todaidon @study2007 @makirin1230 かかる限界がありますので、なるべく起きないようにする「予防」が非常に重要なのですけどね。。。

2012-05-09 13:04:04
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 @study2007 @makirin1230 @Reinagsk TAKASHIMAさんやNagasakiさんはぜひ裁判で真実を明らかにして頂ければと思います。私は「弁護士のくず」のファンですが、そんな弁護をぜひ。。。。

2012-05-09 13:16:43
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

弁護士のくず http://t.co/bOOQjnLl 原作は心理描写が面白い。2巻の「リュサの童話」7巻「誰も知らない」第2審2巻の「蚕食弁護士」はおすすめです。 http://t.co/YatXiEVP

2012-05-10 04:40:04
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小児甲状腺癌が発症した場合の訴訟について

森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@TAKASHIMA724 さん、昨日はありがとうございました。試算ではありますが、小児甲状腺癌の試算が正しければ、現在腫瘍増殖期に入って来年あたりから発症するであろう患児が現在多元的に存在することになります。まずは試算が外れて発癌がないことを祈りつつ、さらに予測を進めると、

2012-05-10 07:57:59
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