ドゥルーズ は おもしろそうに わらっている!!

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難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

檜垣先生の入門書はハイコンが多すぎて文脈分かる人間にじゃないと解らん…。

2012-05-20 22:07:28
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

明晰、判明っていうとデカルトを想いだす。てか、デカルトの「明晰且つ判明」を、檜垣先生はライプニッツ的なモナドの発生と比較する。

2012-05-20 22:08:20
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

デカルトはかなりのねらー生活(?)と中二病の持ち主(?!?!)なので、結局こんなこといってました、「正しい物=明晰且つ判明」と。要はブロントさん風に言えばこれ「決定的に明らか」なんですよ。

2012-05-20 22:09:17
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

ルネ・ブロント「不勉強な貧弱一般人であるお前らはカカッと暗記するべきなのは確定的に明らか !」…明晰且つ判明、に入れ替えて違和感ないのでこれで。

2012-05-20 22:10:20
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

デカルトにとっての「正しい」とは、まさに今みたいなブロントさん風の「確定的に明らか」なことである。「確定的」(明晰)なのに「明らか」(判明)じゃなかったら、またその逆であったら、つまり一方だけでは決して正しくならないのが、デカルト哲学である。

2012-05-20 22:14:41
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

デカルトは言う。「太陽を見ているときそれは確定的に太陽だが、明らかあの大きさよりもでかい」(明晰だが非判明)。「ぬえとか言ってあいつ明らか頭はサルで尻尾は蛇、身体は虎の弾幕キメラだけど、だからといってキメラなぬえぬえがいるとか確定的に在りえない」(判明だが非明晰)。(序説より)

2012-05-20 22:18:48
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

今の事から行くと、「明らかなもの」ってのは、まさに今僕が考えてた「雨の音だ!」「波の音だ!」っていうランクのもので、明晰なもの、っていうのは其れに対して、明晰、っていうのはその明らかな雨の音とかのなかの「ザー」っていうランク…?(要検討)

2012-05-20 22:26:38
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

そう行くとデカルトのあれについてはこうも読み替えていけるな。「明晰に太陽を見ているが大きさが明らか見た通りの大きさではない」⇒「明らか太陽であり、月ではないが、地球上にあるということは確定的に言って在りえない」

2012-05-20 22:27:52
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「それが何であって、何であると解るか」→判明、明らか(太陽であって月ではない、リンゴはリンゴであってバナナやない、とか)  「それがどうであるか」→明晰、確定的(例えば太陽が見えることとか、太陽が宇宙にあって地球に無いとか) …これでいいのか?

2012-05-20 22:29:36
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「属性規定<本質規定」っていう実在論のそれまでの流れ的にも、これでまぁただしそうだ。「どうか(明晰)<本質(判明)」なわけで。

2012-05-20 22:30:31
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

だが、ライプニッツ-ドゥルーズはここを転倒する。判明さ(雨が雨であって波でないこと、何かであってそれでないのでないこと)は曖昧さをふくみ(雨は一粒一粒から、太陽は炎のような熱と核融合のパワー等からなる)、明晰さ(太陽がアツいとか)は混濁さをふくむ(お湯のぬるさみたいに)。

2012-05-20 22:33:41
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

しかし、「波」は明らか「雨」じゃない。みりゃ分かんだろ的状態ですね。R-9A見てこれをストライダーとか言うやつR-TYPERとして馬鹿ですね的状態。ピカチュウ見て誰もそいつをミュウツーとは呼ばない件(呼んでしまうのはその差を知らん奴…たとえばポケモン知らない人のみ)。

2012-05-20 22:35:13
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

今、カッコのなかで「差」と言った。つまり、明らかに、「差異」はあるのである。

2012-05-20 22:35:54
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

雨の音は、そのパラパラ、しとしと、っていういろんな音の集まりで「雨」たりえるのだけど、しかし依然波の音のザザーッ、ってのとは違う。明らかな物とは、「雨である事」や「波である事」ではなく、その「ザーさ(?)」の違いだ。「判明な差異から成り立って」いる。

2012-05-20 22:38:09
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

同じ波の音だって、「大波」「小波」「さざ波」「あだ波」「荒波」「磯波」「岩波」「綾なm…これは違うわ(笑)、ことばはそれを判明に、明らかに分けようとする(そういえばモノをわかることを分かるって字使うね)が、「そのなかでの個々の波の音そのものは、まさに判明な差異から成り立っている」

2012-05-20 22:41:17
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

つまり僕らがわけていたもの、言葉や概念で分類してたものって言うのは、明らかな「モノの違い」(分節化された現実化したモノの違い)ではなくて、そういう細かい力の、パワーの差異(分節化以前の潜在性の個体化の能力の差異)を分けているということなのだ。

2012-05-20 22:44:48
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

家の中にいて「ザー」がわかるのは、それが明らかに雨だから・・・もちろんそうなんだけど、それは「波じゃないから」とか「雷じゃないから」とかじゃなく、「雨のパワーがそうさせている」から。雨の一粒一粒の音があつまっているから。

2012-05-20 22:45:40
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

で、言葉はそれを表現するものとして、「分かる」ことによって出来ていくものだけど…解る、って、あれよね。ていうか、日本語って天才。ものを理解するということが、『分ける』ことなのだということそれ自体を言葉の中に織り込んでいる。

2012-05-20 22:49:08
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

言葉は、分けてしまう。つまり、その中に含まれている色々な物や、そこにある異なるものを排除しないと、言葉が成立しえない。逆ないい方しちゃえば、言葉って言うのは、そういう、あいまいで、本当は違うモノが混じっているものをあえてわけないと、言葉は語れない。

2012-05-20 22:50:21
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

僕は今しがた「雨と雷」について、語ろうとした。こういう語りたいものって、こう、語りえないものだよね。言葉にできない美しさ、とかなんとやらいうじゃない?でも、思えば雨って「ザー」だけじゃなくて「ぽろぽろ」も「しとしと」もあるし、

2012-05-20 22:52:21
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

その「ぽろぽろ」「しとしと」もそれだけじゃない。そのぽろぽろ一つ一つにそのまた細かいナニカのパワーがあって、その力が僕らに「ぽろぽろ」「しとしと」を伝えている。差異があって、その差異の力が、(間違った形でしかない形で!)僕らに「分か」られる。そう、理解、だ。雨の音の理解。

2012-05-20 22:53:51
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

そしてそういう雨の音や波の音が(弱いパワーであれ強いパワーであれ)、僕らに「語りたい気持ち」を与えてしまうことが、まぁ、コレ哲学もそうだよね、哲学って概念による思考だもの…そう、「言葉」を作らせてしまうんだよ。

2012-05-20 23:00:03
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

言葉はその 「ズレ」の前に、ひれ伏しているにもかかわらず、依然「分け」を続けていく。

2012-05-20 23:00:25
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「妄想が良識(Bon sens)の根底にある…思考は差異を、思考と絶対的に異なるものを思考せざるを得ない」(DR292)。良識っていうのはデカルトのいう良識で、例えば思考する意識とか感覚、感性、センスを含んだものですから、これが言葉を生み出す理性を持ってるっていうと、何とも不思議

2012-05-20 23:02:31
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

「あ、雨だ!」…そこにもすでに妄想がある。その妄想から、雨はいつも逃れている。雨はつねに、雨と呼びきれない何かというか何か力を持っていて、それがパワーになっていて、それが僕らに言葉を呼び覚ます。呼び覚ますって言うとなんか中二病だけどねw。

2012-05-20 23:03:46
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