「『人間性教育』と日本の学校制度」~教育における官僚的思考を問い直す~(関東教育カレッジ第二回)

関東教育カレッジ第二回においてゲストの古山明男さんが行った講演を@symphonicityがつだったもののなど。 関東教育カレッジ(http://www35.jimdo.com/app/scac4cf0e50c80cd8/pa936745d0cb9d26a/
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杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

これから、古山さんによる人間性教育(オルタナティブ教育)の歴史・概論についてのお話。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:28:14
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

オルタナティブ教育は、1920年代にスタートしているのが多い。これは、第一次世界大戦の反省があった。軍縮なども進んだが、「本当に戦争を無くそう」と志した人が、オルタナティブ教育(と後に呼ばれるもの)を始めた。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:31:19
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

ドイツのシュタイナー教育(ルドルフ・シュタイナー)は、この開祖のシュタイナーが、超能力者だった(笑)。彼は、「人間とは何か」という洞察に優れ、「アストラル体」「エーテル体」といった概念について言及した。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:32:57
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

フランスのセレスタン・フレネは、子どもが作文をして表現することを大事にしたフレネ教育をフランスの片田舎で始めた。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:34:01
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

農業社会では、家庭と地域で生きていけばよかった。しかし、工業化社会になり、子どもたちにつけなければならない力が変わっていった。「マニュアル」を読み込んで、それを出来る人間を創る必要がでてきた。その中で、教育における人間性がどんどん失われていった。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:37:10
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

モンテッソーリ教育。イタリアで初の女医のマリアモンテッソーリが「感覚」を大事にして始めた教育。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:37:57
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

ダルトン・プラン。アメリカの片田舎で異年齢構成で行う教育。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:38:46
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

デモクラティックスクール。(サマーヒル、サドベリーバレー校)。オルタナティブ教育の中でも最も過激(笑)。「授業」による構成は本当に必要かどうか、について問い直した。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:40:27
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

クリシュナムルティ教育。悟り切った禅僧が教育を創った感じですね(笑) #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:41:15
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

レッジョ・エミリア。イタリアで、街ぐるみ、市ぐるみで行われている教育。オルタナティブ教育はだいたい創始者の名前が冠につくが、レッジョ・エミリアはそうではない。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:42:30
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

人間性教育(オルタナティブ教育)の共通点は「社会がこういう力を要請しているから、こういう力をつけなければならない」というところを出発点にしていないこと。「人間とはこういうものだ」「○才の子どもは△に関心を持つ」というようなところから出発。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:45:50
けい @kei_917

@symphonicity: デモクラティックスクール。(サマーヒル、サドベリーバレー校)。オルタナティブ教育の中でも最も過激(笑)。「授業」による構成は本当に必要かどうか、について問い直した。 #関東教育カレッジ” 過激って。古山さんに言われちゃうとな(o・∀・o)もうね笑

2012-05-26 16:46:09
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

(補足)モンテッソーリ教育における「敏感期」やシュタイナー教育における「7年3サイクル」なども、「子どもの関心、人間の関心」というところを出発点にしている。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:47:12
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

ここから、「日本の教育における”官僚制”」についての話。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:48:37
苫野一徳 @ittokutomano

杉山さん@symphonicity による、#関東教育カレッジ での古山さんによる人間性教育(オルタナティブ教育)の歴史・概論についてのお話、実況続いてます、面白いです。

2012-05-26 16:49:42
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

ありがとうございます。古山さんのブログです。ご興味ある方どうぞ! http://t.co/kW0nMI6P RT @ittokutomano: #関東教育カレッジ での古山さんによる人間性教育(オルタナティブ教育)の歴史・概論についてのお話、実況続いてます、面白いです。

2012-05-26 16:51:42
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

人間性教育(オルタナティブ教育)と、現代の日本(などに見られる)公立学校型教育の「運営形態」の違い。人間性教育は、「直接契約または直接民主主義」。公立学校型教育は、「官僚制」をベースにしている。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:54:00
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

公立学校型教育は、「試験」を「重要な教育手段であることが通常」であるのに対し、人間性教育は、「行わないことが通常」。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:54:49
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

官僚制とは何か。官僚制とは必ずしも公務員組織とは限らず、近代企業運営に広く見られる。特徴としては、・職務が規則によって明確に規定されている。・指揮や服従関係による階層構造、指揮の一元制。・職務忠実主義(私情を排する)。・公平性、客観性、アカウンタビリティ重視。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:57:03
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

(続き)官僚制とは。・上級官庁による任命制。・免状の所有、訓練履歴による採用(縁故採用を排する)。・文書主義。・俸給制、出世指向によるコントロール、兼職の禁止、退職後の保障。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 16:58:47
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

サドベリータイプの学校においては、特定の評価(評価方法)は存在せず、日常の活動だけが存在する。シュタイナー教育による生徒評価は、学期末ごとに一人ひとりの生徒に対して、「詩」のような言葉を贈る。いっぽう、公立学校においては、「数値評価」を行う。なぜだろうか。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 17:00:49
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

シュタイナー教育の通知表のようなものが、「詩」のような言葉の贈り物っていうの、いいよね。(自分の感想) #関東教育カレッジ

2012-05-26 17:02:50
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

参加者同士で「自分が受けてきた教育のおける"評価”」がどういう形式のものだったかについてシェアする時間。3段階、5段階の評価、到達度評価、観点別評価など。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 17:06:00
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

相対評価と絶対評価。現在は、相対評価から絶対評価へ移行しているが、現実は、相対評価を加味した絶対評価のようになっている。 #関東教育カレッジ

2012-05-26 17:10:52
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

「なぜ日本は、一昔前まで、相対評価によって子どもを評価していたのだろうか」 #関東教育カレッジ

2012-05-26 17:15:00