『ギルガメシュ叙事詩』を読む　★7月9日完結★

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 これを聞いた彼の母（彼女は女神である）が、「勇敢な仲間」にして「最強の友」にして「対抗者」となる者の到来を予言する。そして二人は出会い、殴り合い、ギルガメシュは負けるのです。負ける（「地に足をつける」）、というのが、とってもポイントだとせがわは思う。

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 ギルガメシュは王であり、エンキドゥはその後も基本的には彼に従う立場と言えるのでしょうけれども、最初にギルガメシュは負ける。だからこそ二人は友人になれるのでありギルガメシュは暴君から名君になることができるのであり、

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 星の喩えをもって降ってきたエンキドゥは、ギルガメシュを一度破壊する運命です。つまりこれは要するに、ボーイ・ミーツ・ボーイと呼ぶ条件を満たしていると言えるわけですよ！

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 というふうに読むことで、『走れメロス』を読む材料にもなりませんかね。と言ってなにか大義名分を得ようとしているわけですが、どうでしょうね？ｗ

@kk_lz

せがわさんに併走すべく月本叙事詩とR.S.クルーガー『神話と伝説の深層心理 ギルガメシュの探求』借りてきた 補足等出来れば良いのですが……！ 人文地理学のレポートなんて無かったね #クズ #ギルガメシュ叙事詩

@kk_lz

「さて、ギルガメシュがまるで女であるかのように、この星のようなものにかがみこむのは、何を意味しているのか？ この星が運命をも意味すること、そしてエンキドゥは、いわば運命としてギルガメシュにふりかかってきたことをみてきた」アッーもういやあああ┌（┌ ＾o＾）┐ #ギルガメシュ叙事詩

@kk_lz

「エンキドゥとともに、ギルガメシュの人生に運命の新しい段階が訪れたことがみてとれる。[…]だからエンキドゥは、まさにギルガメシュの人生に落ちてきた運命であり、これがいかに真実であるかを認めることができる」エンキドゥ＝ギルガメシュの人生の転回点、成る程 #ギルガメシュ叙事詩

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 ちなみに今「女に対するようにそれを抱き、愛を注いだ」の部分をさらっと流したつもりですが、コメントしづらいですｗ

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 このへんの、ジャンプ的出会い方というか力関係の作り方というかって、人類五千年の伝統の「お約束」なんだなぁって思うと感慨深いよね。別にせがわがくどくど言うことなくっても、ギルガメシュはここで負けなければならなかったんだって、多分誰の目にも明らかだよね。

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 夢で見た細部の流れは、「動かそうとして動かせない」→ギルガメシュがエンキドゥに勝てない、「人々が彼の足に接吻する」→それによってエンキドゥも人に称えられる者となる、ということなのかな。

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 「彼を愛した」の記述に敢えて言及するとしたら、これらの流れのあとにそうなるというのが、なんていうか、こう言ったら変かもしれないけど、侠だなぁと思った。

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 ギルガメシュとエンキドゥの出会いに至る展開、「友」という言葉の扱い方が興味深い。エンキドゥは「友を得たいと思った」（ラピスラズリ版p.22）しギルガメシュは「1人の友人を、わたしは得たいもの」（p.30）と発言している。のに、いざ本当に会うと殴り合いっていう

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 二人とも、お互いの存在を既に知らされていて／認識していてこの発言であるから、「友」という言葉を巡っていわば両思いであるのに、実際に友達になるためには（「激怒」を経て）殴り合わなければならない。そして多分ギルガメシュが劣勢にならなければならない。

せがわ @segawa

#ギルガメシュ叙事詩 ここは多分、このことをいわばピロートークとして、閨で告げたのだと読み取っていいのかなと思うんだけど、「ギルガメシュの夢」には「ギルガメシュがエンキドゥに、女にするように愛を注ぐ」って内容も含まれてるんだけどどういう状況だよ……普通に女とヤり続けてる場合か……

せがわ @segawa

資料にあたらずに言うけど、「アヌの結び目」って北極星なんだっけ？ #ギルガメシュ叙事詩

aibara @aibara

@segawa 天の結び目(北極) の荷車星マルギッダ(大熊座) (「バビロンの新年祭」 古代オリエント集P203 ) とありましたw これですね！ 天の北極がアヌの結び目なのかな？

aibara @aibara

@segawa 天の北極なのか北極星なのか…原文をアルファベット綴りなら見つけてこれるんでしょけど 、概念がどうなってるかなんて…専門の人 教えてホシスw

せがわ @segawa

ギルガメ叙事詩中の記述では、「結び目」は「動かない」「硬い」とあり、物体として重い（あるいは、人間には介入できない、変化させられない）という性質と、ぎゅっと凄い力で結ばれている、という意味とが両方あるのかなと思っていたのですが、

せがわ @segawa

それってどんな形状なんだよｗｗｗ巨大な結び目がでーんと転がっているのかよｗｗｗと想像してしまってとってもシュールでした。

せがわ @segawa

第二回　第３の書板～第５の書版　フンババ退治

せがわ @segawa

フンババ編（第五の書板まで）読了。ギルガメシュとエンキドゥの決闘もそうだけど、戦いに至るまでの夢とか恐れと決意とかがたっぷり書かれていて実際の戦闘は一瞬で終わるので、現代人から見るとバランスが微妙だな。もちろん、描写なんてもんに対する意識が違うわけだけど。 #ギルガメシュ叙事詩

@kk_lz

@segawa そこは……欠損パラダイスでしたね……＞戦闘シーン

せがわ @segawa

@kk_lz まあ欠損のせいもありますかねw それにしたって二度も四度も夢に見てようやっと本番、というのは、なんというか口承文学ならではの配分なのかなあ、と。 #ギルガメシュ叙事詩