日本の中世南北時代の戦の死因、血糊などについて

日本の中世・南北時代などの戦の死因と軍忠状、血糊などについてのツィートをまとめました。
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東国剣記 @tougoku_kenki

軍忠状の飛び道具による傷の多さは、反面それのみを受傷した武士たちの生還率の高さを表しているのかもしれません。火砲の時代のような飛び道具のみによる殲滅などはちょっと現実的ではないようですね。

2012-06-13 20:09:29
東国剣記 @tougoku_kenki

また、軍忠状はあくまで手柄を報告する武士とそれを受ける側が合戦後も存在し続ける場合に出されるものなので、当然その戦闘で滅亡してしまった勢力の戦闘員がどうなったかなどはわかりません。その意味でも死因を探る資料としては不完全だといえます。

2012-06-13 20:10:00
東国剣記 @tougoku_kenki

つまり軍忠状の統計やその分析だけでは、戦乱の時代の戦いの全貌を明らかにするのは不可能だということです。生存者が自己申告した傷の統計から見えてくる何がしかの傾向や変化などを他の情報を交えながら考察・解釈する、ということがせいぜいですね。

2012-06-13 20:10:27
東国剣記 @tougoku_kenki

それと、14世紀後半では馬の負傷の申告も少なくなります。戦闘の徒歩化が進んだか、それともこんな感じの馬鎧でも意外と普及したんでしょうかね? http://t.co/962QCV1b http://t.co/4GItaBRT

2012-06-13 20:11:43