@hand_in_grove (こっそり質問していいですか?) これ、X-bar理論なんですか?QT> PL, (X), Y, Z#⇒NP, PL, (X), Y+PL ・・・
2010-06-26 20:52:53@shutodainohito あ、これはX-bar理論じゃないです。生成文法は大きく分けて構造構築の規則と構造変換の規則という、2種類の構造を定義する規則からなりますが、これは後者、いわゆる変形規則になります。X-bar理論は前者になります。
2010-06-26 21:01:05@hand_in_grove ありがとうございます!いまWIkipediaの「生成文法」を見ながらうーむとうなっていたところです。
2010-06-26 21:24:16@shutodainohito あっー!「また、無制限に変形規則が提案される中で、その中に一般性が見出されるものがあること、あり得る変形規則というのは極めて制限されていることなどがわかってきた。Xバー理論はこのような流れの中で提案された理論である」これはわかりにくい!すみません…
2010-06-26 22:24:16これは、文と名詞句の共通点に着目した変換が提案されてきたことに対し、そのような共通点は「〜の行動主」といったもので、文と名詞が未分化の段階で…あ RT @shutodainohito あっー!「…Xバー理論はこのような流れの中で提案された理論である」これはわかりにくい!…
2010-06-26 22:30:32@hand_in_grove むむむ・・・ 代数学の本に取り組んでいるようで手ごわいけど面白いです。
2010-06-26 22:32:15@shutodainohito 句構造規則はinitial symbolとterminal symbolそして全てがt.s.に書き変えられるまで適用される順序付のないrewriting ruleからなりますが、変換規則は必ずしもt.s.だけで構成されるわけではないstr. d..
2010-06-26 22:46:24始発記号をS、非終端記号をA,B,C,...、終端記号をa,b,c,...とする。書変規則には始発記号を非終端記号に書き変えるS⇒A"B"、非終端記号を最低1個の終端記号と0個の非終端記号との記号列に書き変えるX⇒xY"/0、非終端記号を非終端記号列に書き変えるものがある。
2010-06-27 11:15:03句構造文法は<ρ,S,ν,σ>、ここで書変規則rερ、非終端記号nεν、終端記号sεσ。句構造文法は正規文法であり、チョムスキー階層のタイプ3文法である。
2010-06-27 11:34:32非終端記号を非終端記号列に書き変える規則は省略。句構造文法により生成される全派生Dを示すと次の通り:D={S,A"B",C"A'B",C"AD"B",C"aD"B",A"E"B',A"E"BF",A"E"bF",..., ...c...a...d...e...b...f...}
2010-06-27 11:47:07変換規則はDの成員を構造記述SD(入力)とし、構造変化SC(出力)に変換する。SDはSを除くどの派生でもよい。変換規則はSDの構造に言及し、その一部に変更を加えてSCを生成する文脈自由文法である。
2010-06-27 11:54:04@hand_in_grove Wikiの生成文法はコンパクトにまとまっていてありがたいです!まだわからないことだらけですが、本を読むときの助けになりそうです。(全体像を見るとか言葉を調べるのとか。)
2010-06-27 14:47:59@hand_in_grove (続こっそりど素人質問) Wikiの書きかえ規則のことろが正しくわかったかどうか自信ないです・・・。この例の派生で、D^N^liked^NPもありですか?QT>始発記号をS、非終端記号をA,B,C,、終端記号をa,b,c,.とする。書変規則には
2010-06-27 14:56:02@shutodainohito ご質問の記号列、あります。すみません抜けてました…D^N^liked^D^Nはありましたが目的語に「NP⇒D^N」を適用する前のものです。この質問をなさるということは全て列挙されたのだと思います…生成文法にこれだけ関心を持っていただいて嬉しいです!
2010-06-27 16:43:22@shutodainohito 誤りが…すみませんm(_ _)m ×VP⇒V ○VP⇒V(^NP) なおこの記事のやり方はChomsky1955 Dissertationのものでこれに基づく変換規則の書方は普通余りされずよりインフォーマルに必要な記号を番号付きで→Song1975
2010-06-27 16:58:01僕のような若い世代(笑)のものにとって先にあげた所謂「句構造標識の集合論的記法」は、何面倒臭いことやってんの?と感じるだけかもしれない。では、現在の節構造の知見を反映させて上述の方法をとり、変換はそれに言及する、として試して見よう。
2010-06-27 17:36:33書変規則はXバー式型(Xn⇔(YP^)Xn-1(^ZP))に一般化され廃止。節は補文標識C(omplementizer)の投射CP。句構造標識PMはこれにより(Δ=place golfer)PM={CP,Δ^C', Δ^C[+wh]^IP,Δ^C[+wh]^NP^I',(cont
2010-06-27 18:06:27cont) Δ^C[+wh]^NP^I^VP,Δ^C[+wh]^NP^I^V^NP,Δ^C[+wh]^NP^I^V^N, (cont
2010-06-27 18:13:16cont) Δ^C[+wh]^NP^I^V^who(1), Δ^C[+wh]^NP^I^kiss^who(2), Δ^C[+wh]^NP^ed^V^who(3), Δ^C[+wh]^D^N^I^V^who(4), Δ^C[+wh]^the^N^I^V^who(5) (cont
2010-06-27 18:17:41cont) ,..., Δ^C[+wh]^the^girl^ed^kiss^who(10)}。疑問文'Who did the girl kiss'という構造を導くには3つの変換が必要である:WH移動、I-to-C移動、DO挿入(Affix Hoppingは抑制される)。(cont
2010-06-27 18:29:20cont) I-to-C移動はゼロレベルの非終端記号C及びIを含む記号列を対象とする変換で、例えば次のような構造変化をもたらす(但し入力記号列はこれに限らない。後WH移動で触れる):Δ^C[+wh]^NP^Infl^V^N⇒Δ^C[+wh]+Infl^NP^t(Infl)^V^N
2010-06-27 18:44:06