大学の授業の教授方法について

渡邊芳之 @ynabe39 先生を中心に大学の授業の教授方法についてをまとめました。なお後日関連つぶやき、感想など随時更新しています。
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渡邊芳之 @ynabe39

そもそも大学の授業は「プレゼンテーション」ではないと思うんですよ。プレゼンを使うにしてもそれは意識しないといけない。学会発表などの「プレゼン」と同じ感覚で授業のプレゼンを作っている人はけっこう多いと思いますが,それだと間違いなく情報量大杉。

2012-06-17 08:58:57
渡邊芳之 @ynabe39

それこそ文科省のつくった「大学改革プラン」のプレゼン,あんなのを授業で見せたら学生は全滅です。しかし大学教員に文科省のプレゼンが与える悪影響は甚大で,まさにああいうプレゼンを授業で見せている人がいる。

2012-06-17 09:00:17
渡邊芳之 @ynabe39

私の授業プレゼンの例,このくらいの文字数で1コマ20ページくらいです。字数は板書と同じかむしろ少ないくらい。 http://t.co/xAQriyQf

2012-06-17 09:02:37
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渡邊芳之 @ynabe39

ほんとは15ページくらいなんだけどそれじゃ「少なすぎ」といわれるかと思ってちょっと盛ったw。 RT @daihiko: 僕はそのくらいで1コマ10ページくらいです。

2012-06-17 09:04:22
渡邊芳之 @ynabe39

そういうのがよい授業といわれていたりする。 RT @tano_suiro: 高校2年生のときに受けた世界史の授業は、先生の話を聞きながらあらかじめ配られたプリントの穴埋めをしていくだけというものでした。板書は一切なし、ノート不要。ひどく退屈でした。

2012-06-17 09:04:48
@jacaranda_6819

@ynabe39 授業聞きながら、癖で聞いた言葉をイラストにして追加したノート。教授がノート覗き込んでこられた時、叱られると思いきや、パラパラめくって「ええなあ、これ後でコピーさせて」と言ってくださり嬉しくなった思い出があります。

2012-06-17 09:05:07
Hiroshi Yamaguchi @HYamaguchi

板書では説明しながら図を書くことが多い。図って出来上がったところだけ見るより、どういう順番でどうやって書いてるかに多くの情報が含まれてる場合がある。

2012-06-17 09:05:28
daigaku-nekoΦωΦ @Manyaces

そもそも学生の多くが「理解」に動機づけられてはいないのではとも疑問に思っています。穴埋めする資料を配布すると、穴埋めする箇所でだけむくりと起き上がってくるようになることから、穴埋めだと「書き写す」ことにだけ動機づけられるようになりがちなのかとみています。

2012-06-17 09:09:36
渡邊芳之 @ynabe39

うちの大学では改修の時に教員の要望で大教室は中央に大きなスクリーンと黒板の両脇に小さなスクリーン2個つけて,個別にプロジェクターも設置してもらいました。これで板書とプレゼンが併用できるし,必要なら最大3種類のプレゼンを同時に提示できる。

2012-06-17 09:11:29
渡邊芳之 @ynabe39

プリントや資料は教員も「配ったら教えたつもり」,生徒や学生は「もらったら勉強したつもり」になるからあまり増やさないほうがいいですね。「つもり」が苦手な人はそうやって苦しむことになるし。 RT @coachmurakami: 最近はプリントが増えて整理に悩むと相談されます。

2012-06-17 09:12:58
だいひこ @daihiko

「本学は学生主体の授業に取り組んでおり、各教室には3枚のスクリーンを設置してあります。学生は自らの興味に従い、3枚のスクリーンに投影されている全く異なる内容の授業のノートを自由に選択して書き写すことができます」

2012-06-17 09:13:22
渡邊芳之 @ynabe39

たしかに私もプレゼンを使った授業で板書に字を書くことはないなあ。たいていは説明のための絵とか図表をその場で書いている。

2012-06-17 09:17:23
渡邊芳之 @ynabe39

プレゼンをダウンロードできる授業に学生を集めるために必要なのは「プレゼンに書かれていない情報が教員の口から語られる,あるいは板書される」ことだと思うので,やはりプレゼンに書き込む情報量は必要最低限にしたほうがいいと思います。

2012-06-17 09:19:50
渡邊芳之 @ynabe39

@hirotakadaikou 受講者250人の授業が週3コマあるような環境ではレポートを書かせてもなかなかきちんと読めないんですよねえ。

2012-06-17 09:20:49
渡邊芳之 @ynabe39

なにしろプレゼンだと手や服がチョークで汚れない。授業に黒っぽいジャケットを着て行ける。これは実際かなり大きなメリットです。

2012-06-17 09:22:05
渡邊芳之 @ynabe39

教科書を買わせてその内容通りの授業をするのだったら「字が読める学生」は授業に行かなくていいわけだし,ハンドアウトをダウンロードできて授業内容もそれ以上でないならやはり授業に行く必要はなくなるわけです。

2012-06-17 09:23:48
渡邊芳之 @ynabe39

高校までの学校でそうなるように教育しているんです。 RT @yokozie: まるで... 自分の頭(問題意識)で考えない。ノートは書き写し、プリント頼み、つまり自分で調べない。故にターム・ペイパーも書き起こせない。何故か? ではなく如何に? が問われるのか^^;

2012-06-17 09:24:43
渡邊芳之 @ynabe39

行かなくてもよい授業に来させるために出席を厳しくするというのはほんとうにナンセンスだと思います。「来なければいけない授業」「来ることに意味がある授業」をやらないと。

2012-06-17 09:26:35
渡邊芳之 @ynabe39

授業によってなにを受け取ってもらうのか,ということですよねえ。でもなかなかうまくできないです。 RT @ha_kkoh: 授業って 業(わざ)を受け取るという単語ですしね

2012-06-17 09:28:20
渡邊芳之 @ynabe39

どうしても「板書」というデザインから離れられないのは世代ですねえw。 RT @tkyk_insensatez: これはじぶんのレジュメのスタイルに近いという意味でリアル。というか、ここまで板書に似せる意味あるのかw

2012-06-17 09:30:52
渡邊芳之 @ynabe39

「出席をとると学生が来る」のだって「出席しなければ単位をとれない」から来るわけで,出席以外にも「来ないと単位をとれない要素」が必要ということです。 RT @konamih: 「意味のある授業」に学生が来るという期待は無理では?

2012-06-17 09:37:56
渡邊芳之 @ynabe39

私は一切配らないです。手抜きなんですけどねw。 RT @ActOfGRB: (´◔౪◔) レジュメとか読んでると集中できなくないです?そのときに浮かんでくる様々な発想、気づく関連性とかあると思うんですけど。頭が空いてないとね。

2012-06-17 09:38:37
渡邊芳之 @ynabe39

じっさい「授業中の雑談」って学生を教室に集めるためには大切だと思うんですよ。そして教室に来れば学生は何かを学んで帰る。 RT @Tatsuyuko: 教科書で言わない話をする、しかも毎年変える、という手ですか

2012-06-17 09:42:30
渡邊芳之 @ynabe39

「教室に来さえすれば学生は何か少しは学んで帰る」と考えれば出席確認して強制的に来させるのも無意味ではないんですけどね。

2012-06-17 09:43:10
渡邊芳之 @ynabe39

学生が10年後に覚えているのは雑談だけですw。でもそうだからこそ雑談は大事。 RT @ALC_V: @ynabe39 @Tatsuyuko ぼくの授業はだいたい雑談…雑談だけは覚えててくれます…

2012-06-17 09:51:27
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