マイノリティ憑依と当事者性の裏に潜むもの

立場で、理論や論説の説得力が変わる事、そのものが既にペテンである。という、簡単な事実を理解していれば、マイノリティ憑依の問題点は、偽証・身分詐称・妄想程度でしかない。という事は、自明の理である。 むしろ、マイノリティ憑依がなぜ重宝されるのか?を理解せずに、マイノリティ憑依の対比として当事者性を考え始めれば、その瞬間に、熟議の罠や分断・散逸などの負のグローバリズムを肯定する、国際社会での自殺に繋がるだろう。 長々と書きましたが、ただのチラ裏・備忘録です。
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巡礼者 @Hagiasophia765

マイノリティ憑依が問題なのは分かるが、それ以前に、なぜそんな憑依現象が引き起こされるか?についての記述が不足。 そこを考察すれば、この記事のような論法にはならない。<「今後のメディアは『モジュール化』していく」> http://t.co/2kriD633 #niconews

2012-06-21 00:42:43
巡礼者 @Hagiasophia765

そもそも、マイノリティ憑依が起きる理由は、憑依対象に説得力がある。被害者・弱者じゃなければ、その立場を利する発言をすべきではないという、奇妙な因習に理由がある。とすれば、問題視するべきは、その論理的ではない感情に基づく因習の方になる。その瞬間に、投影や憑依は瑣末な問題になる。

2012-06-21 00:45:54
巡礼者 @Hagiasophia765

すると、当事者性という言葉そのものが、そもそもマイノリティ憑依の原因である事が分かる。そもそも、論の良し悪しに当事者であるかどうかなど、ほとんど意味はない。道理の問題・物理的闘争で諸問題は片付かないから、切り札的に当事者性が持ち出されているに過ぎない。(効果は薄いにしてもだ)

2012-06-21 00:48:49
巡礼者 @Hagiasophia765

結局、マイノリティ憑依を問題視する背後には、当事者性の肯定という背理的側面がある。それは、議論を物理的権力闘争で解決する事への拒絶であり、熟議への幻想でしかない。そして、熟議への幻想や、物理的権力闘争を拒否する先には、国家の分断散逸が待っているだけである。

2012-06-21 00:52:46
巡礼者 @Hagiasophia765

彼は、ギリシャが蒙っているような、負のグローバリズム(人材流出や資金循環の海外部門への偏重)を指して、<帝国>やプラットフォームと呼称し、それに適応した流民をマルチチュードとかモジュールと呼んでいるが、ただの言葉遊びでしかない。彼のような論法の先に待つのは、ただの売国行為である。

2012-06-21 00:56:10