京田知己氏・ゆうきまさみ氏から始まるラノベ談義

これに対する反応: Togetterのゆうきさんと京田さんのラノベ談義まとめを読んであまりの歴史感覚のズレに頭を抱える http://togetter.com/li/155807
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七月鏡一 @JULY_MIRROR

パッケージングという意味では、太宰治の「人間失格」に小畑健さんを起用したのは面白いアプローチでした。漫画やアニメに親しんで、ヴィジュアル面から興味を持つ世代がどれだけ増えたかということ。

2010-06-29 18:49:07
ゆうき まさみ @masyuuki

漫画を読んで漫画を描きたくなる、小説を読んで小説を書きたくなる。というストレートな経緯ではなく、その間にアニメというフィルターが挟まって、現在のライトノベルはスタートラインについたような気がするんだよなぁ。もっと積極的に言うと『エヴァ』。

2010-06-29 18:35:38
神野オキナ @OKina001

@masyuuki 申し訳ありませんが、先生、それは違うと思います

2010-06-29 18:39:27
ゆうき まさみ @masyuuki

ところが僕は『ブギーポップ』シリーズくらいしか読んでいないので、イイカゲンなことしか言えないのだ、ごめんなさいごめんなさい。

2010-06-29 18:37:31
ゆうき まさみ @masyuuki

教えて教えて。 RT @OKina001: @masyuuki 申し訳ありませんが、先生、それは違うと思います

2010-06-29 18:41:02
ゆうき まさみ @masyuuki

「ライトノベル」がパッケージスタイルの名称にすぎないのだとしたら、何らかの「作品の影響」とかは考える必要がないのか。

2010-06-29 18:47:02
神野オキナ @OKina001

@masyuuki アニメというフィルターではなく、漫画とアニメの中間にあるジャンルとして、「ジュブナイル」と呼ばれる作品が認識され、安彦先生と高千穂先生がその扉を開け、火浦先生たちが間口を広げ、

2010-06-29 18:44:51
神野オキナ @OKina001

@masyuuki 神坂さんやあかほりさんの世代が形を整えたのが「ライトノベル」と呼ばれる物の基礎ではないかと。その途中で重要な役割を果たした存在としてソノラマ文庫の富野さんのガンダム小説版があるのは間違いないとは思いますが、もっと曖昧模糊とした不定型な物だと思います。

2010-06-29 18:46:03
神野オキナ @OKina001

@masyuuki 個々の作品の影響は色々あると思います。ただジャンルをまたがっていることが多々あるので、そうしたククリ自体があまり意味を成さないのではないかと。

2010-06-29 18:51:29
神野オキナ @OKina001

@masyuuki 実際先生の御作で言えば「バーディ」や「パトレイバー」は(アニメ版、漫画版共に)様々にライトノベルに影響を与えてますし、拙作のコメディものにおいて「あ~る」の影響は巨大です。ただ、今後もこの定義が当てはまるかは分かりません。

2010-06-29 18:53:07
神野オキナ @OKina001

@masyuuki 流れて変わって行く速度の速さがラノベの良さですから……というこの定義すらもどこまで通用するかは分かりませんが。少なくとも今現在はそういうものではないかと。

2010-06-29 18:53:54
ゆうき まさみ @masyuuki

そおかあ、あかほりさんや神坂さんが先行者としていましたもんね。「ドラゴンマガジン」のような雑誌やゲーム雑誌という流れも合流してるんでしょうね。や、ありがとうございました @OKina001 さん。

2010-06-29 18:56:05
神野オキナ @OKina001

@masyuuki いえ、つたない説明で申し訳ありません……それに、「ガルディーン」および「スターライト」シリーズで先生の成された功績をお忘れになられては困ります(笑)

2010-06-29 18:58:22
へぼやま @heboya

あかほりさとる氏が、「俺がせっかく、誰でも読める小説としてライトノベルを作ったのに、最近のバカ共は、行間も設定もぎっちぎちの小難しいもんばっか書きやがって!」 と、お怒りになっとるそうで。アニメフィルタを通して成立はしているけど、もっと前よね、という。 QT @masyuuki:

2010-06-29 18:45:38
へぼやま @heboya

@masyuuki あかほり氏曰く、「クラスの30人のうち3人の小説好きが読むようなものじゃなくて、残りの、ふだん小説読まない層が読めるもの」 が、彼の定義した「ライトノベル」 らすぃです。んだけど現在は、結局は 「ライトノベル好きが読む小説」 になっている、と。

2010-06-29 18:54:33
へぼやま @heboya

@masyuuki んだけど、僕からすると、あかほり氏のライトノベルは、「んー、それは多分、クラスの小説好きは読まないし、残りの中の、小説を読まないアニメ好きが読んだだけじゃないかなぁ? 多分、クラスのほぼ全員が読んだのは、星新一とかだと思う」 的な気もする、と。

2010-06-29 18:56:52
へぼやま @heboya

@masyuuki あと、その他の部分のあかほり支流のライトノベル論は、僕が読んだ限りれでは、小池塾頭のキャラクー言論の引き写しに近いかなあ、と。「話や設定じゃなくて、キャラで商売しろ」 という読み解き方の。小池塾頭のそれともちょっと違うタイプの、「キャラが命」 論。

2010-06-29 18:59:17
へぼやま @heboya

@masyuuki 手な感じで、あかほり氏曰くのライトノベル論を僕なりに読み解くと、「とにかく文章も設定も平易に分かりやすく」 「キャラ物として商売する(=結果、キャライラスト多め)」 という書式が、ライトノベル、という事らすいです。でも、現在はそうでも無い、と。

2010-06-29 19:02:25
とり・みき/TORI MIKI @videobird

@masyuuki 俺はかなりの重要人物として火浦功がいると思うのですよ。

2010-06-29 19:02:57
小川洋 @QzOgawa

@videobird たしかに、火浦さんたちの「ガルディーン」がなければ、角川スニーカー文庫も富士見ファンタジア文庫も「ドラゴンマガジン」も生まれなかったと思います。

2010-06-29 19:11:09
我乱堂 @SagamiNoriaki

@OKina001ライトノベルという言葉ができた年にスレイヤーズとか出ているわけだし、名づけた神北氏はその前後の状況からそう名づけた訳で、その名称がつけられた契機というか雰囲気はスレイヤーズ以前に求める方が自然だと思います。

2010-06-29 18:59:51
神野オキナ @OKina001

@SagamiNoriaki 実際、「ライトノベル」という言葉がいつ出てきたのか、寡聞にして私は知らないので、あくまで私見ですが、地方の読者であった当時の身としてはまだ90年代までは「ライトノベル」と「ジュブナイル」の名称は混在していたイメージですね。

2010-06-29 19:08:07
神野オキナ @OKina001

ただコメディにおけるラノベの「かたち」は火浦先生、岬先生、笹本先生のお三方が確立させたのは間違いないと思います。

2010-06-29 19:09:24
我乱堂 @SagamiNoriaki

@OKina001「超」ライトノベル入門によると、ニフティで90年にでてきた言葉だそうです。他にもニートノベルとかいう候補もあったとかw だけどしばらくはオンライン上だけの用語だったんでしょうね。私も知ったのはライトノベル板ができた頃。レーベルでそう名乗ったのは、MFが最初かなと

2010-06-29 19:12:48
ゆうき まさみ @masyuuki

@heboya 夢枕獏さんは「漫画のように面白い小説」みたいな言い方をしてましたよね。

2010-06-29 18:59:36