学研まんが人物日本史シリーズの思い出~11年の時を越えて読み直す~

小学校の図書館で日本の偉人を取り扱った伝記漫画が良く置かれていたことを覚えている方もいるのではないでしょうか。小学5年生の頃に学研まんが人物日本史と出会い歴史に興味を持ち、10年ちょっと過ぎた今、もう一度読んでみようかと思いました。そこで小学生時代に読んでいたころの記憶を掘り起こして作家別に分けた全37冊(とはいえ2冊程読んでないし、記憶にない作品もありますが)の感想を作家の傾向を含めてまとめてみました。小学生時代に歴史に興味を持った20~40代の方ならなんとなく覚えがある方もいるかもしれません。 そして11年ぶりに手に取って読んでみる。
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七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【坂本龍馬】……名無しも好きだし、クラスからも人気が高かった1冊。ただお龍さんが池田屋事件に関して龍馬へ伝えるシーンで龍馬が「げっ!スッポンポン」というシーンのせいで、借りるとクラスメイトからスケベだなぁ~なんて言われてしまう(笑)

2012-07-08 01:57:04
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

勿論マンガとしてもレベルが高かったと思う。ライトコメディな雰囲気ながらも、短いページでありながらダメダメな少年時代から熱血美少年に成長するカタルシス、最期の暗殺描写とかのハードさがきらりと光る。

2012-07-08 02:00:21
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【勝海舟】……これも好きだった。名無しは当時西郷隆盛の伝記があまり好きじゃなかったせいで、何故彼ほどの知名度がないのかと思ってしまったり。

2012-07-08 02:01:35
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

「勝海舟」に登場する龍馬は「坂本龍馬」と同じ顔なのに、「坂本龍馬」に登場する海舟は何故別人なの?ってクラスからの声が、出版順によるものだから仕方ない。

2012-07-08 02:02:53
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

一番インパクトのあるシーンは少年時代に犬に急所を噛まれるシーン(笑)あと海舟の親父さんが地味にいい味していたなって思う

2012-07-08 02:03:38
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

ただ、江戸城明け渡しで話が終わってしまい、年表もそれ以後の事は病死以外描いていない。他の伝記でも江戸城明け渡しで海舟の物語が終わるのは多いけど。

2012-07-08 02:04:29
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

田中正雄先生……やや古めだが一番温かみのある絵のある方だった。そこまで人気があったわけじゃないけど、読んでいる人は読んでいた。たまにオリジナルキャラを登場させることもある。

2012-07-08 02:05:53
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

あと田中先生の書いていた日本の歴史16巻での漫画ブームに関して、ちゃっかり自分のマンガを紹介していた所には不覚にも笑ってしまった。

2012-07-08 02:06:32
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【平将門】……日本人物史3号。初期は全12冊だったが新装版では唯一はぶられ、図書館には置いていなく、たまたまブックオフで買った名無し的にイレギュラーな経緯を辿った本。

2012-07-08 02:07:42
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

だが、自分で買った割にはそこまで覚えていない。ただ、終盤の将門の死後に関して、貞盛の子孫の清盛は将門の忠臣の子孫が仕えていた源氏に滅ぼされた、いわば悪役の末路のエピローグは面白かった。

2012-07-08 02:09:05
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

また、田中正雄先生の作品は、平清盛&源頼朝と悪役っぽい人物を綺麗な主人公として描くことに定評があったようである。

2012-07-08 02:10:14
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【平清盛】【源頼朝】【日蓮】……そんな作品だけど、申し訳ないがあまり覚えていないなりよ……orz

2012-07-08 02:11:05
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

ただ、思う所とすれば頼朝にはごんべえという武士を目指す少年がオリキャラで登場していて、戦争の過酷さを前に戦う事へ虚しさを感じて武士の夢を諦めるシーンは覚えている。

2012-07-08 02:12:02
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【徳川家光】……まぁまぁな出来。けど家康と春日局との死別シーンが彼の人柄がよく分かり、家光が去った後の家綱が彼が整えた江戸幕府の体制で決意するラストページが好きだった。ガチホモの設定はさすがになく、忠長の末路もなかったような。

2012-07-08 02:15:55
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【伊藤博文】……第1期最後のラインナップ。そして伊藤博文と友人だった近所のおじいさんから作者が話を聞いて書いたと言う異色の伝記漫画でもある。これはもっと評価されるべき。

2012-07-08 02:17:24
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

その友人の話をもとにしてか、田中先生の作風もあってか伊藤博文も善人として描かれている所が特徴。なお、暗殺シーンに関してはハルピンへ向かう所で伊藤博文の描写が終わっており、お爺さんの台詞で簡単に告げられただけ。

2012-07-08 02:18:55
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

ちなみに友人のお爺さん・ごん助は力士隊の一員としても登場。そしてラストページはおそらく1,2を争うジーンと泣けるページと言わざるを得ない

2012-07-08 02:20:14
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

・伊藤章夫先生……ややギャグマンガっぽい所もある男っぽい雰囲気が強い方。オリジナルキャラクターを必ず登場させ、彼らの使い方も上手。ビッグ版武田信玄は読んだ事がありません。

2012-07-08 02:22:12
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【北条時宗】……伊藤章夫先生ではあまり覚えがないなり……。オリジナルキャラとして時宗の友人二人が登場。元寇で先陣を切って戦っていたような。

2012-07-08 02:23:25
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【足利尊氏】……日本初の肯定的に尊氏が描かれた伝記漫画らしい。尊氏の伝記漫画ってあんまりないねって言ったら負けだ。

2012-07-08 02:24:01
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

オリジナルキャラとしては太平記の作者・小島法師(史実の人物だが)と記憶喪失中で実は瀬戸内海賊の孤児だった五郎丸が登場。五郎丸のドラマが結構面白い。

2012-07-08 02:26:12
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

直義と高師直との確執はあまり書いていなかったような。年表で直義の死は尊氏によるものかもしれないとちょっと書いてあるくらい。あと楠木正成も尊氏のライバルとして超人的な戦術家として登場。ちょっと尊氏の存在を食っているかも。

2012-07-08 02:27:57
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

【北条早雲】……後北条の2~5代目もちゃんとフォロー。当時北条氏康の小学生への知名度が低かったのか、この本と学研漫画版日本の歴史戦国時代編でしか氏康の活躍を読む事が出来なかった。

2012-07-08 02:29:23
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

早雲に関しては中年期からの登場となるが、ある城攻めシーンで血気にはやるあまり早雲の顔が少年時代にまで若返って行くシーンがあり、家臣に突っ込まれて元の顔へ戻って行く所も一番覚えているかな。

2012-07-08 02:30:15
七井史門(そういえばあったを探して) @7ishimon

オリジナルキャラでは名前を忘れたが北条家に仕える足軽が登場。後に北条家の侍女と結ばれ2代に渡って仕えるリア充っぷり。信玄&謙信のオリキャラカップルとはえらい差(笑)

2012-07-08 02:32:26
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