20120715 肥田舜太郎講演会「内部被曝の真実」愛媛県松山市

ほんのこ @shbttsy74

肥田氏「『私は切らないでいきたい』という相談をしてもいい。しかし先生の言うことを聞くのが一番安全だと思い込んでいる。命に対する安直さ。できれば手術しないで、それでも生き抜く可能性はある。世界中に、私の命は二つとない。60億分の1ではなく、60億のなかのたった一つの命だと」

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肥田氏「私がいつ死んでも、世の中がひっくり返るような命ではない、そういう位置づけをいつの間にかしている。学校に行ったって『アイツは◯◯大学にトップで入る』と言われるのは大事な命だと思われている。特殊な才能があるわけでもない。だけど、自分と同じ命はどこを探してもない」

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肥田氏「同じ顔の人間は3人くらいいるそうだが（笑）同じ生命はどこにもない。自分の命を一生懸命守って、健康を保つ。どんな病気にもならないように、どうやって生きられるのか。ここで苦労するなら、苦労のし甲斐がある。『オレなんかいつどこで死んでもたいしたことない』なんて考えずに」

@fuuasumma

自分の命にこだわって生きてほしい。どっこい、俺たちは長生きするぞと、そういう気持ちでいたい。

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肥田氏「僕から言わせると、きょうお集まりの皆さん、ここまで放射線が全然きてないということはない。伊方原発の放射線の粒が、もう皆さんの体にいっぱい入っている。原発は正常運転をやっている間、一定量の放射線を漏らしながらやっている。漏らさないことは世界中どの原発もできない」

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肥田氏「だから世界中で話し合って、今年は◯Svまでで許してもらうようにする。どこの国に行っても、原発は同じくらい放射線を漏らしている」

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肥田氏「安全許容量＝これだけは漏らしても安全という量が世界中で決められている。人間の命の安全ではない。その発電所がそこまでの設備投資をやる範囲なら儲けが出るギリギリの範囲＝経営の安全。向こうが言うのだからウソじゃない。それを皆さん知らずに伊方原発が出す放射線を吸っている」

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肥田氏「人間が大人になって一日にする行動は、起きる、食べる、出す、寝る、セックスする。この5つの行動しかない。このなかで命を縮めることをしなければいい。何を食べてもいい、毒以外は。食べ方の方が大事。みんなで腰を下ろして休むのは食べる時。家庭の中でも、話しながら食べる」

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肥田氏「メシの時間がお互いの要求をぶつけたりグチになったりしたら、リフレッシュできない。だから食べ方が大事。トイレの仕方も大事。便秘にならないように。毎日同じ時間にトイレに行けば大きいのがドバっと出るように、子供の頃にしつける。習慣づけるのが大事。祖父祖母の知恵を教わる」

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肥田氏「原発だけはきちっとやめさせて死ぬ。どうせみんな死ぬんだから。あと50年は生きそうな人もいれば、あと10年くらいの人もいるが（笑）子孫にイヤな思いはさせない。キレイな空気やキレイな水を残して。『アンタの子供だって危ないんだからやめましょう』と。面倒と思わないで」

ほんのこ @shbttsy74

肥田氏「なかにはアカと思われるのがイヤだという人もいるが、アカと思われようがクロと思われようが、自分の信念に従って、悪いものは悪い、止める。僕の希望は、99歳まで生きたい。100まで望むと欲張り。あと5年。皆さんも、私ひとりにしないで（笑）少し手伝ってやろうやと」

ほんのこ @shbttsy74

質疑応答。質問「東京の友人が喉の不調を訴え、その後寝込んで心配している。世田谷の泥を計測すると900Bq/kg。関連はわからないが。記録を残すことは有効か、どういうふうに残せばよいのか」肥田氏「結局は全部の原発を止めるしかない。元から出さなきゃいい。毒の元を断つ」

ほんのこ @shbttsy74

肥田氏「協力する医者がいれば、どういう形式で書いておけばいいかを聴いて。玄人が書き方をよく知っているから。記録を残せるように測量、場所を一定した上で続ける。自分の利益のためじゃなしに、これからの人のために」

@fuuasumma

被ばくの健康被害。記録に残すことに関する質問。協力する医者が必要。記録を残す、測量することは大事。自分のための利益ではなく、この先行きていく人のために必要。

ほんのこ @shbttsy74

質問「温泉に含まれる自然放射線は安全か」肥田氏「あくまでも一般的なものじゃなくて、その人とその時の放射線の間で起こる。ラドン温泉に2年入ってなんともない人もいれば、異常がおこる人もいる」

@fuuasumma

ラドン温泉や化粧品などの、ホルミシスに関する質問。個人差があるから安直に利用しちゃいけない。いくらべっぴんになりたくても。命をかけるほどしゃない。そんなことにお金かけるより栄養とった方がずっといい。

ほんのこ @shbttsy74

質問「医者に希望を持ちたいが、知っている範囲内でいい判断をしてくれる医者がいたら」肥田氏「世界中の医者で、特殊な場合を除いて、『あなたの病気は放射線の影響』と言える人は一人もいない。一人ひとり切り刻んで『ほら放射線の影響ですよ』と証明することは誰にもできない」

@fuuasumma

爆発三日目に避難してきた福島の方。子供の口内炎が気になる。良心的な医者を紹介してほしい。ますだ元医師「被ばくに結びつけることは誰にもできない。」肥田氏「症状を沢山みた医師でないとできない。」

@fuuasumma

放射線物資の核種と対策で食べ物の話を京都できいた。ヨウ素対策に昆布など。どう思うか。「私はこれを食べればいい、という考え方に自信ない。これは加害者が使う手法。」

ほんのこ @shbttsy74

質問「放射性物質への対策にこんぶなど食べることについては」肥田氏「放射能を漏らすほうが対策をとるべき、という建前にすべきであって、被害を受けるほうが対策をとるという考え方は私はとらない」

@fuuasumma

伊方でも、再稼動で実際に事故起きたらどうしたらいいのか。「おっしゃることはよくわかりますが、みんなでやりましょうとなればよいが、実際食品やサプリ対策などで配る政治力や社会力は今の日本にはない。手伝いの依頼と謝礼の話くるが、断っている。放射能は遠ざける以外方法はない。」

@fuuasumma

会場、鳴り止まない拍手。

ほんのこ @shbttsy74

講師退出。以上、肥田舜太郎講演会「内部被曝の真実」でした。

@fuuasumma

肥田さん、そのまま空港に向かわれるのだそう。すごい方だな。感銘を受けました。