アイヌ差別～まともな議論編

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「疑わしきは罰せず」を前提にすれば、たとえ疑わしき行為をした側に、差別してやろうって意図があったとしても、罰せられることはないことになる。「そんなの差別じゃなくてただの××じゃん」って「言訳」ができるから、差別がしやすいっていう「戦略」。

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たとえば、自分が差別的な行為をされたとして。その行為をした相手に「差別だ！」というけど、差別かどうかは不明瞭であるため、「彼」の言う通り、「いちいち疑っててはキリがない」。

高 史明(TAKA, Fumiaki) @Fumiaki_Taka

っていうか差別する側が”差別します”なんていうはずないじゃないですか。”実際”お前は臭いから、”実際”お前が劣っているから、お前らが敵意を向けてきたから応えるだけだ、そんな風に合理化しますよ誰だって @paggpagg @moriteppei

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そう、キリがない。だから、曖昧なケースは「差別ではない」、「疑わしきは罰せず」との戦略を「彼」はとるんだけど、そのことによって、「疑わしき」ことをする人は、ますます「疑わしきこと」がしやすくなる。

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「彼」は「いじめや抑圧はあるかもしれないけど、差別などではない」という。差別であることが明確でないものを疑ってても仕方ないから。でも、「いじめ」や「抑圧」についてもまったく同じことが言える。いじめかそうでないか。グレーゾーンと認識されやすいからこそ、いじめはしやすいんだよ。

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ぼくも「疑わしきは罰せず」を「俺の人生訓」にするという、「彼」の「戦略」はよく理解できる。また、そのような戦略をとって生きてる人からすれば、「疑わしきを罰しようとする」人は、単に差別を食い物にしているように見えることもあるだろうと思う。

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でも、他の人にも、なおさら彼のように、ほとんどすべての人に対して「自分と同じ戦略を取れ」というのは妥当ではないし、同じ戦略が取れない人を苦しめてしまうだけだと思う。

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また「差別なんてないのに、あると言うから差別される」と「彼」が主張するあまり、マイノリティに対し「嫌悪感しかない」とまで言ってしまったこと、反論中に朝鮮人ハーフであることを理由に「差別ではないが白い目でにらまれた」経験があると語ったことで、皆に差別の存在を認識させてしまった。

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差別と言うな、ますます差別されるから。そう言うことで、周囲に「差別があると言わねばならない人」、「差別があると思う人」をますます増やしている。だから、彼の戦略は個人の戦略としては適切だったかもしれないが、それを他の人にまで押し付ける戦略は、彼の意図からしても大失敗だと思った。

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「彼」は嫌がると思うので、敢えて「差別」という言葉は使わない、敢えて「差別」とつけるかつけないかは置いといて、こういう構造自体が重要な話だと思った。

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（１）「差別行為」と「被害」があるのではなく、（２）「疑わしき行為」と「差別ととる感性」があるだけだ。（２）の図式をとったとき、「疑わしき行為」ではなく「差別ととる感性」が疑われてしまい、差別の問題は、行為を受けた者の属性の問題だとの図式ができあがる。

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とまあ、今回の不毛な「議論」は不毛だったんだけど、その後も含め、彼の発言のおかげで結構いろいろ考えさせられた。「相手に正しい知識を理解させるべき」といった声もいくつかあったけど、むしろぼくが理解を深められた感じだ。

@paggpagg

なるほど敵／味方は時代遅れといえば時代遅れ。ただあなたの言説がそれを乗り越えているようにも見えない。マジョリティ／マイノリティが時代遅れとは能天気すぎ。 @neon_shuffle だからさ、その「マジョリティ」「マイノリティ」、「敵」「味方」という分類がもう時代遅れなんだよ。

@paggpagg

それが真実なら反発する必要すらないはず。反発があるなら「何にも思っていない」は嘘。 @neon_shuffle 若い世代は何にも思ってないのに、「お前はマジョリティ、俺たちはマイノリティ」なんて言ってたら、反発を招くだけだよ

@paggpagg

@neon_shuffle 民族衣装については私としてはもう話す必要は無い。論点は出尽くしたと思う。あとは読む人次第。話が足りないと思う人は続きよろしく。

@paggpagg

あなたが「繰り返し」と認めたように、ここも論点は出尽くしたので私としてはもう言うことは無い。 @neon_shuffle だから繰り返しになるけど、その「民族間の格差」という調査がおかしすぎるでしょ

@paggpagg

それは1つの考え方です。ちょっと古臭いやり方だけどそれも「あり」だと思います。最近は「形より民族自身が文化を取り戻せるような現地還元を」と求められ、祭への補助は「形」っぽいですが。 @neon_shuffle じゃあ、アイヌの民族祭りのときだけ補助すればいいじゃん

@paggpagg

. @neon_shuffle 私としては議論がループに入ってきたような気がして面白くなくなってしまいました。二周目をやっても仕方ないでしょう。

@paggpagg

差別については、なぜかたいてい共起する言説が決まっている。「差別は無い＆それにあったとしてもたいしたことではない」である。「差別は無い＆だがあったとしたら大問題だ」という人はほとんどいない。だから私は「差別は無い」という人を信じられないのだ。「たいてい」だけに心苦しいが。

田山たかし @neon_shuffle

@paggpagg はい、答えられないと。卑劣だね。あなたのいう「アイヌ民族は経済的に劣っている」というソースの調査方法がおかしいと私は指摘しているのに、「言うことは何もない」 *Tw*

田山たかし @neon_shuffle

@paggpagg あんたは理解能力がないな。現時点ではアイヌになんか興味のない奴らが大半。そこで「差別差別」と騒ぐと、反発を招くよと指摘してるの *Tw*

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今回、@neon_shuffle 氏に、ぼくが理解してもらえなかった最大の理由は、（１）「差別だと明確にはいえない場合は差別としない（疑わしきは罰せず）」を個人の戦略として採用することと、（２）「疑わしきを罰していく態度も必要な場合がある」ことは矛盾しないって伝わってないこと。

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ぼくは彼の（１）採用に対して、もっと明確に同意すればよかった。その上でしつこく、（１）をとったからって（２）を否定して「差別という言葉は（ほとんど）一切使わない方がよい」と言う必要はないこと、言わない方が「優れた戦略」でありうることを示せばよかったなと。

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逆に、@neon_shuffle　氏が、このまま「（１）が正しいなら必ず（２）でなければならない」と考え続けるなら、（１）に対する彼の強い信念、実経験にも裏打ちされた戦略を、ぼくなんかが否定できるわけがないので、こちらの主張を理解していただくことは難しいと思う。

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ぼくは彼（@neon_shuffle ）、何かにくめないんだよね。彼が言ってることには今でもほぼ全点反対。論理は穴だらけ矛盾だらけだし、自身によるマイノリティへの罵倒行為は見るに耐えない。ただ、（１）の戦略を取ることに同情はしないが、そのことは理解はできる。情状酌量などではなく。