所謂『歴女』について

歴史クラスタの歴女の勝手な推測から始まり、「無双シリーズ」や「戦国BASARA」好きってどうなの?というお話
75
前へ 1 2 ・・ 11 次へ
Lyiase @lyiase

戦国BASARAを歴史物と言ったら憤慨する人はかなり多いからやめた方が… RT @sweets_street 前世紀から「歴史創作の中の美形キャラを好む女性」は一定数存在しましたが RT @trinh_JP 戦国BASARAが2005年、無双が2004年発売で、天地人は2009年

2012-08-01 11:41:47
地雷魚 @Jiraygyo

@sweets_street @skskmkh @trinh_JP @DukeLegolas 歴女というか歴史上の人物に萌えるのは、むしろ娯楽の大保守本流で大変オーソドックスなのかもしれませんな。「判官びいき」の義経とか、絶対女性人気が巨大なはず(笑)

2012-08-01 11:42:44
とりん(・と・) @trinh_JP

憤慨するのはどのような人たちですか? @lyiase 戦国BASARAを歴史物と言ったら憤慨する人はかなり多い @sweets_street

2012-08-01 11:43:39
こーど・あんぐりまーら @skskmkh

メインストリーム=歴史的イケメン /若衆歌舞伎など思い出しますが、トレンディドラマの系譜やも @Jiraygyo @sweets_street @trinh_JP @DukeLegolas 時代劇も白面の美剣士やら美少年たちが活躍していたので、元々最大の本流なのかもしれず。

2012-08-01 11:43:49
お菓子っ子 @sweets_street

@yuusa0k @trinh_jp なかなか、僕の周囲に歴史趣味の人いないんですよね(´・ω・`) 大河を見る人やゲームをする人はいても、あくまでドラマやゲームのファンで、歴史そのものに興味が移った人はあまりいないのです(´・ω・`)

2012-08-01 11:44:10
原田 実 @gishigaku

20年ほど前にニューヨークで買ったMANGA・ANIME用語解説書ではYaoiとbisyonenの起源を寛永6年の女歌舞伎禁止令まで遡って解説していました @Jiraygyo @sweets_street @skskmkh @trinh_JP @DukeLegolas

2012-08-01 11:44:32
お菓子っ子 @sweets_street

キャプテン翼とかスラムダンクとかのような美形が多く登場する漫画は、女性ファンも多くついてましたからね RT @skskmkh: 少年漫画好きって少女の間ではマイナー分野だったと思いますが、そういう人達も上手く取り込んだ流行、新分野ってことですかね。@trinh_JP

2012-08-01 11:46:54
ふらっと☆でぃふぇんす◆FlatJHtUB @FlatDefense

@sweets_street @trinh_JP 遥時や陰陽師が流行ったところからの流れな気がします。京都にいた頃、晴明神社が密かな参拝ブームになってたり

2012-08-01 11:48:33
お菓子っ子 @sweets_street

勝手に憤慨していれば良いんです。そういう心の狭いマニアが間口を狭めるようになったら、新しい人が来ないじゃないですか。裾野は広ければ広いほど良いんですよ RT @lyiase: 戦国BASARAを歴史物と言ったら憤慨する人はかなり多いからやめた方が… @trinh_JP

2012-08-01 11:49:08
お菓子っ子 @sweets_street

@Jiraygyo @skskmkh @trinh_JP @DukeLegolas 義経や幸村にイケメン設定がついてたのは、そういう女性層への配慮としか思えないですね。男の子は喜びませんもの

2012-08-01 11:50:07
こーど・あんぐりまーら @skskmkh

ジャンプ系の少年漫画は確かに、巨大な女性ファン層抱えてましたからね。そっちから「合流」してきたって考えると納得です。 @sweets_street @trinh_JP キャプテン翼とかスラムダンクとかのような美形が多く登場する漫画は、女性ファンも多くついてましたからね

2012-08-01 11:50:47
お菓子っ子 @sweets_street

そうそう。昔からあるイケメン好きの文化が、歴史マンガや歴史ゲームに合流したんです RT @skskmkh: メインストリーム=歴史的イケメン /若衆歌舞伎など思い出しますが、トレンディドラマの系譜やも @Jiraygyo @trinh_JP @DukeLegolas

2012-08-01 11:51:33
あおやま/아오야마💉PPPM @Heike_gatari

「歴史学研究者の発言は、もともと歴史創作(司馬遼太郎などの歴史小説、またはドラマ)に対して、辛辣な見下しを伴うものがデフォルトであった」http://t.co/U73ESvo5 あらま。そうなのですか…

2012-07-31 22:18:01
あおやま/아오야마💉PPPM @Heike_gatari

「(歴史学)研究者が集まる飲み会などで、歴史創作を嬉しそうに語るものなら、蔑みの視線とともに、その作品は容赦なくこき下ろされ、わかってないなぁ~っと、いわんばかりに首を横にふられる」 http://t.co/U73ESvo5 そ、そんな…。

2012-07-31 22:19:08
あおやま/아오야마💉PPPM @Heike_gatari

歴女にも類型があり、異なる類型の歴女達は互いに中が悪いらしい。そ、そうだったのか…。http://t.co/aUWXwLyy

2012-07-31 22:20:32
ryo @issengorin

うーん、多少誇張はあるけど、だいたい当たっちゃってんじゃないかなぁ。ポイントは、歴女云々以前に歴史研究と歴史創作の相性がよくないってこと。最近はゲームやマンガなど、歴史学の想定する歴史像との距離感がさらに広がっているけど、基本的な構図は一緒。

2012-08-01 10:12:16
ryo @issengorin

ただ、「歴女」ブームの場合、全体的な「歴史業界の斜陽化」が背景となって、新たな顧客層や史学生のとっかかりとして期待する向きもあるので、歴評のような話になってくるのだろう。ただし、そういう態度が反学術的だと怒る向きもいるのでややこしいが。

2012-08-01 10:16:28
ryo @issengorin

ただ、歴史研究が全く創作を忌避しているかというとそうではない。ドラマなどの監修・考証を積極的に引き受けるタイプの研究者もいるし、桑田忠親や大江志乃夫のように、研究では論じにくいテーマを小説として発表する人もいた。

2012-08-01 10:23:48
ryo @issengorin

それでも、研究者が創作と距離感があるのは、一つには創作の影響力が大きいことがあるだろう。研究やそれを踏まえた教科書で歴史像が更新されても、有名作家・マンガ家や大河ドラマ、一連の二次創作で古い歴史像が流布してしまうと、受け手はそちらを信じてしまうと予想されるからだ。

2012-08-01 10:31:31
ryo @issengorin

特に近現代史界隈では、司馬僚太郎などの歴史創作をもとに歴史研究を政治的に攻撃する傾向まであり、「坂の上の雲」のドラマ化の際は予防的に批判本が次々と刊行されたほどだ。研究者にとっては、自分たちの「学問的良心」を守れるかどうかという問題に発展する可能性があるということだ。

2012-08-01 10:36:53
ryo @issengorin

そこまではいかなくても、歴史研究の教育活動(社会教育を含む)が「歴史創作によって作られた固定観念を崩す」という作業に相当の時間を費やしているのが実態であり、「ウエメセ」どころか「劣勢挽回のためのゲリラ戦」をやっているというのが、当事者の感覚に近いのではないか。

2012-08-01 10:41:13
ryo @issengorin

で、「歴女」ブームに戻ると、「司馬史観」ほど悪用されて有害化するリスクは少ないし、男色への許容度の高さなど世間一般に比べて歴史学界のの感覚に近い部分もあるが、彼女たちの多くが抱く歴史イメージと研究とのギャップはやはり大きく、研究成果の共有が可能な存在に思えない研究者が多いのでは。

2012-08-01 10:49:22
ryo @issengorin

というのが一般的傾向ではないかと思う。個人的感覚では、過去の歴史愛好家に比べて振り幅が広い傾向はあるが、十把ひとからげに扱えるような単純な集団ではないので、イメージ先行で論じるのは非生産的だという立場。ただ、近現代史については、「司馬史観」ほどではないものの、危うさも感じる。

2012-08-01 10:53:28
ryo @issengorin

基本的に戦争が対外的になってくるので、戦争の評価が国内的・娯楽的文脈で収まらなくなる。また、軍隊組織が巨大化し、しかも徴兵制や総力戦化によって身分に関係なく戦闘(戦略爆撃など銃後被害含む)に参加させられるため、戦国時代のように戦争指導者に感情移入することには違和感が伴うだろう。

2012-08-01 10:59:44
ryo @issengorin

にもかかわらず、実際には戦争ゲームや架空戦記(一部では萌え要素込み)が定着しており、戦争指導者や戦闘員(必然的に加害者になりうる存在)に多くの人が感情移入できてしまっているという現実もある。研究者からすると、かなり危機感を抱かざるをえない。

2012-08-01 11:03:19
前へ 1 2 ・・ 11 次へ