私が持っている日本文化と坐法の書籍はこれくらいかな。検索してみると外にもありそう。まぁ禅とかヨガとか骨盤どうのとか、礼法とかでちょいちょいあったりするが、文化的側面からのアプローチはさすがに少ない。むしろ研究論文にあるのかもしれない
2012-08-02 01:40:22坐のはなし―坐りからみた日本の生活文化 森 義明 http://t.co/zCI0KsmE これは読んだ事が無いのだがどうなのだろうか。
2012-08-02 01:41:58新しい正座、って正座ちゃうやんw RT @bubunken_web: こうやって見ると、柔術の独特の座り方と、居合の座法のミッシングリンクのように見えるのう。 / 掣圏真陰流の新しい正座スタイル http://t.co/qwRuuUoD
2012-08-02 02:18:44論文に「近世における座法の変遷」てのがあった。興味深い。 しかしやはり健康法、禅那としての坐法は無数に出てくるが文化論としての坐法はほとんど無い。 いずれ同人的に冊子でも作りたいものだ。
2012-08-02 02:31:02基本的に「座」は座席を示す名詞であり、動詞としての坐るや、坐った状態等は「坐」の字を用いるとされるし、当流でもそのように使い分けている。のだが、果たして本当に江戸期にそのように使い分けていたのだろうか?古文書を読むと漢字をかなりいい加減に使っている印象がある。
2012-08-02 02:34:50『座る』ということを定義するとどうなるだろうか。私は「1.腰が膝より下になること」若しくは「2.膝及び臀部が(ものなどに)接地すること」だろうと思う。なので膝の設置の有無に関わらず『折敷(おりしき)』は座っている(腰を下ろすか)ものと考える。
2012-08-20 23:18:15フト気になったのだけれど、蹲踞と趺踞って同質のものなんじゃないだろうか。あと合気道の「ソの字立ち」。剣道の蹲踞は半身で行うのだけど、これは折敷から変形したらしい。
2012-08-09 22:59:55後でまた引用するけど、本来の蹲踞はこの写真の雲水みたいに足を閉じていた。これを「つくばう」という。昔は正座も「つくばう」と呼んでいた、それはつまり… / http://t.co/CWytf9iA
2012-08-09 23:04:40田宮流の説明で「左足を蹉座して右足を夷居す。之を名づけて居合膝ろ謂ふ。」(『居合師弟問答』岡田敬直)というのがある。『蹉座』と『跪座』が違うものだとすると、『蹉』とは「蹉(つまづ )く」の意で、『跪』とは「跪(ひざまづ)く」となる。やはり『蹉座』は膝を浮かしていたんだろうか…。
2012-08-10 19:03:55『趺踞』と『居合膝』が同質のものだったのかはまだ判然としない。現代の用語分派から見ると、『趺踞』の方が特殊な座法だったと見るべきか。『趺踞』が林崎重信の時代からあったと見るのは尚早というものだろう。まだまだ林崎の時代を語るには慎重にならなければ。
2012-08-10 19:10:43『夷踞』とは「あぐむ(あぐみ)」と読む。『胡坐』と同様のものと考えて差し支えない。「夷」も「胡」も異民族(モンゴル?)を意味している。『踞』は「踞(しりうた)ぐ」と読み、尻をついてすわることの意である。イデアル。
2012-08-10 19:20:45本当に小笠原流が一般的であったのかとは疑問が残る。当時の『礼法』とは「公式な所作法」というよりは『教養』の一種みたいなモンではないのか。故実礼節や甲冑、神道行事が訳分かんなくなってしまった例は枚挙にいとまがないというもんだ。歴史を鵜呑みにしてしまうのはイクナイ!
2012-08-10 19:33:03小笠原、伊勢、曾我の三家ですね RT @bubunken_web: wikiの「弓道」の「礼法」の項目を見ると、「室町幕府の頃より武家の礼を2部門に分け、伊勢氏は内向き(殿中)の諸礼を仕い、小笠原家は外向き(屋外)一切の武礼を司っている。」とある。
2012-08-10 19:43:17普通名詞だと「 書札礼」みたい。今でも手紙で御中とか殿とか様を使い分けたりするでしょ。あれのややこしいやつw 昔話では室町期に故実三家が故実を預かるようになったというけど実際は色々あったみたい。書札礼も諸流あって曽我流はその一つで後に代表格に RT @bubunken_web:
2012-08-11 01:36:11『趺』とは「あし」と読むが、足の甲を意味しているらしい。『跏』とは太腿の上に乗せるの意。つまり『結跏趺』とは足の甲を太ももに載せて結ぶ(交差させる)ということか。これに即して考えると、『趺踞』とは「趺(足の甲)」に「踞(しりうたぐ)」であり、足の甲に尻を乗せるということになる。
2012-08-10 22:54:09こういった座法を考えるにつけて思うのは、昔の人の座り方の概念というのは、地に尻を付ける「=踞(しりうたぐ)」と足(踵?)に尻を付ける「=座(すわる)」ではなかったのではないかと。まぁ、あまり「踞」と「座」が使い分けられている気はしないが、とりあえず便宜上分けてみた。
2012-08-10 23:04:06「折敷」にしても足の甲は寝かさない。そう考えると、足の甲を寝かせるような座法は近世、それも新しい時代になってから行われはじめたものであるように感じる。仏教や神道では「正座」以外で足を寝かせる座法があるのだろうか。是非教えていただきたい。
2012-08-10 23:11:27まぁちゃんと調べるものとして、室町幕府よりの伝統として弓馬礼法の小笠原流が屋外武礼、殿中諸礼を伊勢流、そしてよー分からんが書礼法式というのを曾我家(曽我流?)が担ってたとすると、江戸幕府もこれに準じていたのだろうか。気になるところである。
2012-08-10 23:21:39往時の武士が扱った故実礼節を勉強するためにも古武道家必読の一冊だと思います。小笠原流でも小笠原敬承斎氏の礼法では古武道には活かせないと個人的には思います。ええ、あくまで『個人』の意見です。 / 武道の礼法 小笠原 清忠 http://t.co/wyLLuy9j
2012-08-14 23:17:15大正3年に発行された書籍ですが、現代の武道礼法に近い礼式のように感じますね。 / <近代デジタルライブラリー> 小笠原武田逸見三流一派新式礼法 八雲香堂 著 http://t.co/sscAAIcW
2012-08-16 00:08:07