鰻・蛇神・虚空蔵信仰などにまつわる話2

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HUNTER's LOG @cite_extracts

「後漢書倭伝」には「会稽の海外に東鳀人あり、分かれて二十余国となる」という文章がある。「鳀」は鯰の意味であることから、東の倭人の国に、鯰を祖先とする連中がいて(中略)鯰はその人びとの祖先を示すトーテムとして崇められていたのであろう。─同下

2010-09-12 21:25:44
HUNTER's LOG @cite_extracts

(阿蘇盆地で)鯰の地名のある嘉島町には鯰明神が祀られ、鯰を食べないというタブーが守られている。福岡県糟屋郡西郷村大森神社の氏子たちも鯰を食べない。─『続 日本の地名』谷川健一/著 岩波新書

2010-09-12 21:24:38
HUNTER's LOG @hunterslog

まー、頭痛いとこですが(笑)、逆に超絶オモシレエところまで来たぜ、という気がしなくもないです。RT @kawairako 一方では、サラキの方で渦や蛇のとぐろを連想させているのですしね。。難しい!w

2010-08-03 21:40:31
かはひらこ(跡地)@アカウント移行しました! @kawairako

一方では、サラキの方で渦や蛇のとぐろを連想させているのですしね。。難しい!w

2010-08-03 21:33:58
HUNTER's LOG @hunterslog

で、そうなると鰻がとぐろを巻かないのが気に入らなくなるという(笑)。「穴のヌシ」と「渦の化身」はどうなんだろう。直結するイメージなのかな。RT @kawairako @hunterslog 現象と解したら、何者かがそれを引き起こしている、と考えられますものね。

2010-08-03 21:22:36
かはひらこ(跡地)@アカウント移行しました! @kawairako

@hunterslog 現象と解したら、何者かがそれを引き起こしている、と考えられますものね。椎根津彦命は、元の名前をウヅヒコとか云っていたような。実際渦の出来る豊後水道を支配していた神ですから、そのような性格を持っていたかもしれません。

2010-08-03 21:19:34
HUNTER's LOG @hunterslog

「渦」が「場所」のうちに入るかどうかですね。やっぱ「現象」かなあ。RT @kawairako @hunterslog 鰻は渦に棲んでいたとか、渦の主だったりとか、そんなお話は無いのでしょうかねぇ。

2010-08-03 21:10:36
HUNTER's LOG @hunterslog

入水してヌシとなる姫や、沼のヌシ間の手紙を頼まれる系の話で蛇のポジションが鰻になっているものを確認している。やはり鰻と蛇はかなり重なる。こうなると逆に絶対重ならない部分を見つける方が面白いかもしれない。

2010-08-03 21:08:38
HUNTER's LOG @hunterslog

それはさておき。通ってきた素性の知れない男の子を宿した女房が、五月節句の五種の薬草を煎じて飲むと子が水になりこれを下した。男の素性は沼の古鰻であった、なんて話が岩手にあった。これはもう蛇婿そのものである。その他にも蛇の話で有名なパタンが鰻に置換されているケースはかなりありそうだ。

2010-08-03 21:03:52
かはひらこ(跡地)@アカウント移行しました! @kawairako

@hunterslog 鰻は渦に棲んでいたとか、渦の主だったりとか、そんなお話は無いのでしょうかねぇ。

2010-08-03 21:02:08
HUNTER's LOG @hunterslog

これではサラキの渦から蛇穴への展開(http://togetter.com/li/34585)が「ウナ」を通して行われていることになる。ウナギはとぐろを巻かないが、何で渦になるのだ。穴は渦なのか。

2010-08-03 20:57:33
HUNTER's LOG @hunterslog

八丈島ではかつての風葬の場で、人骨の散乱しているような穴を「イゴウナ」と呼び、また鰻も穴に潜むゆえにウナギであるとするのだそうな。さらにこれが澱みに巻く「渦」のことをウナと言ったりする例もあるという(石川県)。で、そこにすむ魚(泥鰌)をウナマと言うとある。うーむ。

2010-08-03 20:54:48
HUNTER's LOG @hunterslog

あたしは「うなぎ」は古語に「むなぎ」とあり、これは「む(身)-なぎ(長)」の意であるという線でいたのだけれど、一方「穴」と密接につなげて展開している「うなぎ」たちもいるらしい。つまり「うな」が「穴」なのである。

2010-08-03 20:49:40
HUNTER's LOG @hunterslog

特殊な視力を持った「星見の巫」。彼らが実在したか、あるいはそのような伝承が大きな意味を持ったのか。その点如何でこれらの話はみなつながる話になるかもしれない。

2010-07-28 22:38:26
HUNTER's LOG @hunterslog

以前 @100suke さんが発見された「さきたま古墳」の北斗七星はもう目と鼻の先だ。いたのか?「星見の巫」は。鰻の禁忌と目のつぶれるモチーフとは彼らのことを示しているのか?

2010-07-28 22:35:42
HUNTER's LOG @hunterslog

栃木県佐野市の「星宮神社」は、もと虚空蔵菩薩を祀っていたが、「旧社地が七ツ塚と呼ばれ塚を七つ北斗七星の形に配置、この地を星宮妙見大菩薩を祀る地としている」とある。http://bit.ly/axBmV0

2010-07-28 22:30:16
HUNTER's LOG @hunterslog

虚空蔵菩薩は妙見菩薩のように直接星とは関係しないが、空海は虚空蔵菩薩求聞持法を修め、その満願の際「明けの明星が体内に飛び込んでくる」体験をしたと伝わる。

2010-07-28 22:25:16
HUNTER's LOG @hunterslog

民話では、星の宮の池から流れてきたらしい大鰻を食べてしまった子供の「目がつぶれて」しまう。もう一方の話ではよそ者が食べてしまっただけで町を追い出されるという強い禁忌があったことが語られる。元話はこちらから http://bit.ly/9t8H5P

2010-07-28 22:18:17
HUNTER's LOG @hunterslog

栃木県の民話に鰻の禁忌を語るものがあり、そこでは「星の宮」の池の鰻は「目の神様」だから食べると目がつぶれる、と伝承している。星の宮・星宮は全国にあり、いわれもあれこれだが、栃木の場合は「星の宮」さんの本地物が虚空蔵菩薩である、というところが重要だ。

2010-07-28 22:15:24
eiko @eiko_rn

もう食べるしかない(オカルト的な意味でも)。 RT @igi_tur 鰻恐怖アンソロジーを作るつもりか?自分。しかも他力本願。

2010-07-14 22:05:08
en madoka @enmadoka

@hunterslog このサイトよかった!すげーーねー ミミのある鰻って実在!?>あ、「ウナミミ(仮称)」の江戸時代の絵はこんな。http://bit.ly/9XjKC2

2010-07-14 22:05:04
en madoka @enmadoka

@hunterslog  どうもそうおもうねえ ミミは深いねえ >広くはこれは「角」がそれを象徴するのですが、むしろ「耳」のほうが原型かも?

2010-07-14 22:03:14
en madoka @enmadoka

@hunterslog そうなのよおもわぬことで井戸端会議につながった!でもツツの再考によかったわ!    いただきーーー>賢者という意味…これが「聖」の字で、一般人の知りえないことを聞き(耳)、これを話してくれる(口)ことに長けた智者(王)であると良く言いますね。

2010-07-14 22:01:40
eiko @eiko_rn

そういえば、龍のイラストでも耳(がありそうなところに)ヒレのような耳のような突起がついてますね…やっぱり耳があることに理由があるのか… @eiko_rn @kawairako @enmadoka @hunterslog

2010-07-14 21:50:34
eiko @eiko_rn

神話クラスタから鰻クラスタの皆様に(笑)←食欲減退したらスミマセン RT @hunterslog @eiko_rn @kawairako @enmadoka あ、「ウナミミ(仮称)」の江戸時代の絵はこんな。http://bit.ly/9XjKC2

2010-07-14 21:46:17