1910年代-1940年代の古書目録のようななにか

※まとめの更新は下方向に必ずしも生じず、話題ごとに途中に追加されています [あらゆる局面を混ぜ込む超長いカオスなまとめ、の夢は叶ったのでさすがに次からはまとめ更新ではなく別個の小さい新規まとめへと展開させようかと思います。個々のツイートが不十分なものであれ、ほいほい足せるのがこのまとめの良さでしたが。7/18夜 記] 派生まとめ1 「ウィトゲンシュタインの話のあと、ケンブリッジとウォーバーグ研究所とカッシーラー系の他の思想家」 http://togetter.com/li/36287 話題を主として書目の流れに絞るとこんな感じ。 続きを読む
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@ttt_ceinture

で、30年代にいたり岩波へとつながるのかな これは解説つき訳業なのか解説書なのかどっちだ; 桑木嚴翼『フィヒテ 知識學』(岩波書店、1935)、田邊壽利『コント 実証哲学』(岩波書店、1935)、高橋穰『ミル 功利主義』(岩波書店、1935)

2010-07-12 08:37:47
せつ @mesmer1709

@ttt_ceinture カッシーラーって当時は今の現代思想に相当するのでしょうか?『シンボル形式・・・』も抄訳ながら3巻本ででていたんだっけ。すごい時代ですね!!

2010-07-12 08:38:26
せつ @mesmer1709

@ttt_ceinture あ・それ『大思想文庫』解説書です。ちなみに『ライプニツ・単子論』は内容が『弁神論』の解説だった

2010-07-12 08:45:49
@ttt_ceinture

@mesmer1709 うーん、当時におけるカッシーラーの位置って何なんだろう? ダヴォス会議以降はハイデガーに軸が移った感もあり。文学研究ではヴィンデルバントとリッケルトの文化科学・価値哲学の立場の方が影響力があったようなのですが。/『大思想文庫』って岩波が出してたんですか

2010-07-12 09:21:59
せつ @mesmer1709

@ttt_ceinture 『大思想文庫』は岩波です。ダヴォス会議の本ってありましたよね・確か薄い本・読んでみます。あー・新カント派の研究書って沢山ありそうですね・思いつかないのは私、その辺りくらいので・・・

2010-07-12 09:29:24
@ttt_ceinture

@mesmer1709 リキエスタの? あれはカッシーラー夫人の回想録が付いてるので貴重ですが、もう在庫切れ・古書入手困難になってますよ。たしか内容が同じものがハイデガーの全集にも入っていたはず。

2010-07-12 09:31:19
せつ @mesmer1709

@ttt_ceintureあ・やはり入手不可ですか・図書館でさがしてみます!ありがとうございます!

2010-07-12 09:36:23
せつ @mesmer1709

『象徴形式の哲学』言語・神話・認識の3冊、カッシラア ; 矢田部達郎譯・培風館, 1941年刊でした

2010-07-12 08:53:50
@ttt_ceinture

これは知らなかった。培風館なんて版元あったんですか。RT @mesmer1709: 『象徴形式の哲学』言語・神話・認識の3冊、カッシラア ; 矢田部達郎譯・培風館, 1941年刊でした

2010-07-12 09:23:24
@ttt_ceinture

もしかして明治大正時代の老舗版元かな…。河出の創設者も成美堂に養家に入った後、独立して1930年前後に会社を建てた人だが…

2010-07-12 09:25:35
@ttt_ceinture

あれ、培風館いまでもあるのか…。とんだ無知を晒してしまったようだ。RT @odg1967: .@ttt_ceinture これとかベストセラーだと思うのですが……河合隼雄『ユング心理学入門』 http://amzn.to/aOTGpn

2010-07-12 09:28:36
@borujiake

@ttt_ceinture 培風館は数学の教科書なんかを出してます。いまもあるはずですよ。

2010-07-12 09:28:09
@ttt_ceinture

総ツッコミを食らってしまった。RT @ishikawakz: ttt_ceinture たぶんこれだと思います。培風館。時々みますね。培風館ホームページ http://www.baifukan.co.jp/

2010-07-12 09:29:04
@ttt_ceinture

こんなんもあるな。カッシラー『実体概念と関係概念』(馬場和光訳述、大村書店[誤字ゆえにか「木村書店」としているページが多い]、1926)、これは後年、山本義隆訳でみすず書房から出るが(1979)。

2010-07-12 09:36:04
@ttt_ceinture

『国家の神話』は、『国家 その神話』(河原宏・淺沼和典・秋元律郎訳、理想社、1957)、『國家の神話』(宮田光雄訳、創文社、1960)か。『シンボル形式の哲学』は第1巻『言語』(矢田部達郎訳、培風館、1941→生松敬三・木田元訳、竹内書店、1972→岩波文庫、1988)か。

2010-07-12 09:38:57
@ttt_ceinture

法学関連もかなり特有の版元がありますね。RT @t_hayashi: でも、ある人の読書傾向によって、「有名な出版社」という認識には主観的な偏りがけっこうありそうだしな。/たとえば、内田老鶴圃なんて、理数的なものを読んでない人は、あんまり知らないだろうし。

2010-07-12 09:57:55
@borujiake

@mesmer1709 訳語としては「象徴形式の哲学」のほうがかっこいいと思います。1941年って戦争の真っ最中ですね。根性あるな。

2010-07-12 08:56:13
せつ @mesmer1709

@borujiake 考えてみればそうですよね!矢田部達郎って心理学者でしたか?戦前・戦中と色んな邦訳書がでてるのってすごい!

2010-07-12 09:07:01
@borujiake

カッシーラーの「実体概念と関数概念」も、1926年に馬場和光という人の抄訳で大村書店から出ているようです。

2010-07-12 09:11:05
@borujiake

「実体概念と関数概念」の原著が出たのが1910年なんだから、たとえ抄訳でも1926年というのは大したものだと思う。この本はぼくの座右の書の一つ。これがあるから19世紀の自然科学史が少しはわかる。

2010-07-12 09:17:00
せつ @mesmer1709

@borujiakeそれはすごい! 谷川徹三が学生時代「カッシレル・カッシレル」って歩きながら呟いてたって何かで読みました、カッシーラーとハイデガー当時どちらが本当によく読まれてたのかしら?

2010-07-12 09:16:30
@borujiake

@mesmer1709 わかりませんが(「カッシーラーとハイデガー当時どちらが本当によく読まれてたのかしら?」)、たぶんハイデガーではないでしょうか?

2010-07-12 09:18:16
よぬす @Yonus_Mendox

@mesmer1709 *Sein und Zeit* が 1927 年に出版されたので......

2010-07-12 09:19:59
@borujiake

@Yonus_Mendox あ、そうか!ハイデガーはそんな時期かー。

2010-07-12 09:21:49
おじさん @r60369820

ハイデッガーは当時日本でもかなり早い段階でガリ版刷りのものが流出してたとか木田元の本で読んだような。

2010-07-12 09:28:54
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