客観性の虜から解脱させる国語たち
- sunamajiri
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その結論にたどり着くには長い道のりがありますねー。@sunamajiri: うん、そして彼女はどうしても、空気ばかり読んでコミュニケーション力が養われないために、国際会議でも言葉足らずでアピールできず国力が殺がれている、という結論にもちこみたいみたいなのよー(^-^)/
2012-08-20 17:05:43大本さんのヒントから、掘り下げてくれるといいね♪“@sunamajiri: うん、女子高らしくて女子同士の同調圧力がストレスらしい。それを日本人の古来からの特色と書いてしまうのだが、一方で、ネットの非対面でKYが罪悪視された、と言いたいみたい。(^-^)/
2012-08-20 16:56:50人間を自然一般および動物から区別するのは、自己意識という同一性である。動物は、自分が自我であること、すなわち自己のうちにおける純粋な統一であることを理解する点まで達していないのである。
2012-08-20 14:03:16「同一性」の意味を正しく理解することは重要で、その要点はまず単に抽象的な同一性として理解しないこと、区別を排除した同一性として理解しないことが大事である。
2012-08-20 12:06:21様々な現象の根底にあって「変わらない」本質、つまり「同一性」は、まず有論で出てきた「有」と同じものだが、もはや有論の諸カテゴリーを経ているので、直接的な有ではなく「観念としての有である」。
2012-08-20 10:03:16およそ命題というものは、主語と述語との間に、同一のみならず区別をも持たねばならないのに、この命題は命題の形式が要求するところを果たしていないのだ。
2012-08-20 08:03:17カントの読解作業は、私を難しい思索に陥らせたが、その努力は報いられた。というのは、私はショーペンハウエルの体系における基本的な欠陥を発見したからである。彼は形而上学的な主張を本質と考え、たんなる物そのものに特別な性質を賦与するという、実に恐ろしい過ちを犯してしまっていた。-自伝-
2012-08-19 03:43:24「認識論」って知ってる? 近代哲学の中核をなす大きな問題ね。簡単に言うなら、「自分が見ているモノと他人が見ているモノは同じか」という議論ね。同じに決まっているって? そうかしら? 主観(自分に見えているモノ)と客観(見ているモノ)は違うわよね? フフッ♪
2012-08-17 22:05:43「技法」の役割は「現象」の上に「現象」に抗して「見かけ=仮象」を打ち立てると共に、「見かけ」に「現象」の充実と意義を与える所にある。「技法」は自由という形式のもとで「見かけ」と「現象」を相互に打ち消す力を持っているのだ。-カントの人間学-
2012-08-17 09:55:27「超越論的」と呼ばれる領域に入り込むと、哲学的議論が「なぞなぞ」や「クロスワードパズル」と呼ばれるものに似てしまう現象に名前が欲しい。
2012-08-17 09:41:54『精神現象学』は、円環を完結させるべき二つの運動を合成している。即ち、自分自身の(人間的自己の)認識の段階的完了がその一つ、もう一つは、知識を完了させる(そしてそれによって己の中の個別性を破壊し、従って自己自身の否定を完了し、絶対知となる)この自己が、全一者(神)となることだ。
2012-08-17 09:35:02ヘーゲルにとって、人間は絶対知を所有することがない故にのみ、この向こう側への心労を持つことができるのに過ぎない…。
2012-08-16 08:04:11意志の客体性の高い段階では、個性というものがかなり際立って見える。ことに人間の場合、個性は、個々人の性格の大きな差異性つまり完全な人格性として、体のつくり全体をも含むはなはだ特徴的な個々人の人相によって、すでに外面にも表現されている。
2012-08-15 21:43:38(科学者)はまず、物質世界とおぼしきものと自分の精神との界面(インターフェイス)になる装置を考案するか購入するかする。この装置はある感覚器官の類似物、つまり科学者の五感の延長である。したがって、精神過程の本質、知覚の本質は用いる装置に潜在していると予想することができるだろう。AF
2012-08-15 21:37:41東大受験生が、東大の世界順位がどんどん落ちていて、いま60位ぐらいらしいとかいっていたけど、日本人だけだから客観性なんて問題にできると思い込んでいるのは。しかしその思い込みで書かれた文を掻き分ける知性がなければ、東大はますます世界の奈落だから、焦ってるのよ彼らは(^-^)/
2012-08-15 21:20:20この客観性という問題を、もっとレベル落として俗っぽくすると、さっきのKYの問題のような同調圧力に言い換えられてるように見えてくるのよね。乱暴に言うと日本人にとって客観性って世間体に代る近代的空気のつもりなのよきっと。(^-^)/ http://t.co/L3tWGDdt
2012-08-15 21:15:35たとえば、この高2の宿題の養老さんのいう客観性と個性とかね。これはもう現象学の使用前の文章みたいなところがあるのだとおもうのだが、このあたりのさじ加減が高校生に求められているのよね。 http://t.co/6HpQ6318
2012-08-15 21:12:22石原千秋氏のいうとおり、あるレベルまでの国語は言語論的転回や脱構築の使用前使用後で教えられるが、じつはもっと根本的にはデカルト、ヘーゲル通って、現象学の使用前使用後なのよね。
2012-08-15 21:10:50ちなみに↓ヴィットゲンシュタインって、飛行船のパイロットになりたかったのよねー。でもあえなく哲学やる羽目になった、ちょっとかわいそう(^-^)/
2012-08-15 21:01:11おなかがすいたのー、北口中華街にでも出没するかなー。でも中国人の店員の女の子の、本国の同級生はみんな成金になったのに、日本に長居する自分は貧乏で結婚もできない、というやるせない話をきかされるので、いきたくないのだった(^-^)/
2012-08-15 20:59:44だから、日本人の国民性になってしまった、客観性を持てないという後ろめたさを、捨てさせるのが国語教育。一般大衆は客観性がないと空気読んで後ろめたくなっている人たちだから、それを凌駕するだけの知性、言語能力を要求される、ただそれだけ。つまりもっと無邪気になればいい。
2012-08-15 20:50:43はっきりいって東大話法ではないが、国内最高学府の国語判定は、客観性の持てない後ろめたさから引用された現象学を、どれだけ平明に子供にもわかる文に書き換えて説明できるか、そういう人材を血眼でさがしている。そうでもしなければ、本物の研究者を見つけられない。東大は本気だよ。
2012-08-15 20:48:56明治以来だけど、教科書に載っているような戦後の評論も、ほとんどが客観性をもてない後ろめたさしか書かれていない。だから一気に現象学的なジャーゴンで埋め尽くされる。入試国語も全部それ。そんなもの西欧人は書かないし読まない。だから英語の受験問題はごく自然。
2012-08-15 20:45:23受験生は英語でも長文読解させられるが、現象学的な文章がない、それは難易度抑えているのですか?というので、いや欧米では現象学的な文章は、哲学科のおたく連中だけが接するからね。それより彼らは客観性ということに、日本人のような後ろめたさは感じてないから、そんな文章は流通していない。
2012-08-15 20:33:19受験生に、なんで日本の国語は教科書も試験問題も現象学的な文章ばかりなんですか?と訊かれたのだが、日本では大人が客観性という空気を読みすぎて、自意識過剰な文章を飲み屋の雑談レベルで量産するから、国語はそれを読める教育に変質している。欧米では専門家以外は読まないよ、って教えたのだが。
2012-08-15 20:28:56