- karitoshi2011
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これまでのまとめは一括してこちらを
では、本編です。
1【長瀧重信氏と山下俊一氏のリスコミ経験】⑤2004年12月に行われた1991年以来の笹川チェルノブイリ医療協力事業を振り返る座談会http://t.co/vAtjH8gn で、長瀧氏は甲状腺の検査をするかしないかにつき重要な発言。治療できないなら検査をしても心配が増えるだけと。
2012-08-19 08:59:512【長瀧氏と山下氏のリスコミ経験】⑤「チェルノブイリも含めまして超音波で発見された被曝による甲状腺の結節をすぐに手術するのか経過を見るのかは大きな問題です。結節nodulesが見つかった人をどうすればいいのかということです」「ネヴァダの原爆実験で甲状腺がんが増えているという発表は
2012-08-19 09:00:503【長瀧氏と山下氏のリスコミ経験】⑤「あるのですが、スクリーニングをやって見つかったときに臨床的にどうするかという結論が出ていない段階ではスクリーニングはやるべきではないと述べられています。米国的に考えると、スクリーニングでnoduleがありますというだけで何も治療ができない
2012-08-19 09:01:344【長瀧氏と山下俊一氏のリスコミ経験】⑤「何も治療がでいないのでは心配が増えるだけなので、スクリーニングはやらないほうがよいというものです」「このような…問題に挑戦しまして、今、長崎では10年前に長崎でやったスクリーニングを同じ規模でやっています。そうするとnoduleのある
2012-08-19 09:02:285【長瀧重信氏と山下氏のリスコミ経験】⑤「人からがんが出た割合はコントロールに比べ20倍も多いことがわかりました」「原爆でもチェルノブイリでも大切なことで話題になっていますのが精神的影響です。実際にチェルノブイリの発表でも精神的影響が増えています」結節はがんに発展する可能性が高い
2012-08-19 09:03:086【長瀧重信氏と山下俊一氏のリスコミ経験】⑤だがアメリカのネヴァダの甲状腺被害の例にならうなら治療措置は何もできないのなら調べることさえしない方がよいと長瀧氏は示唆。以下、私の感想。だががんになったら早く取らなくてはいけないし、肺に転移する恐れもある。それなら早期発見が必要だろう
2012-08-19 09:03:537【長瀧重信氏と山下俊一氏のリスコミ経験】⑤しかし、長瀧氏はここで「精神的影響」に固執。つまり、心配を招くような検査はしない方がよいと示唆。ここからは、検査をしても真実は伝えない方がよいという考えも引き出されて当然。長瀧氏はそう明言していないが、その考えがうかがえる語り口。
2012-08-19 09:04:298【長瀧氏と山下氏のリスコミ経験】⑤「精神的影響」を避ける、つまり「不安をなくす」ことに高い優先権を与えると情報の隠蔽は正当化される。だがいつまでも隠せないので当事者はいつか隠されたものを知る。そして専門家への怒りと不信感を募らせる。それが繰り返されてきたことを認めない(続)
2012-08-19 09:07:43