『西洋美学史』twitter読書会 14章~15章
いちおう、シェリング先生はヘルダーリンとヘーゲルとの神学校生時代の友情でも知られてるんだけど、一人だけ飛び級扱いなんで、まあ本当に神童だったのでしょうね。長生きして晩年まで「ヘーゲル後」の哲学的業績も残してますが。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:45:05@twidokusho シェリングは全然知らないんですが、大分前にジジェクの『仮想化しきれない残余』をほんの最初の方だけ読んだことあって(さっぱり分からなくてすぐ読むのやめたのだけど)、それがシェリング論だった。それくらいしか接した記憶がない。なんか面白そうという印象はあったけど
2012-08-27 22:49:48小田部胤久のホフマン論は、「G市のイェズイット教会」に関するものが素晴らしいんだけど、ぐぐったら出てきた。 http://t.co/68uv9TWx #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:35:57ワイルドは子供向けの「幸福な王子」でも有名。何といっても彼はゲイである。芸術家意識の高かったものにはゲイが多いが、そういう意味でもゲイのテンプレであり、また同性愛裁判によってその地位をはく奪され悲惨な晩年を送ったという意味でも当時のゲイを象徴していた。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:41:30反省または内省について
完全に私見だけど,要するに「芸術は要素の抽出だから,自然よりも高い」というイメージでひとまず捉えた。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:44:46なんとなく前半は分かってきた。ロマン主義の考えで、自然は神が作った象形文字だ、みたいな論があるから、自然の模倣は、この自然が含む象形文字を、自然をまるまる写すことで取り込むこと。それに対し、この象形文字を人が読めるようになり、規則化すれば芸術化できる、と。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 23:06:03@sakstyle 一番のポイントはモデルとしての自然を模倣することから、理念的な(超越的な?)自然の原理みたいなものを芸術のモデルというか原理に据えたというところでしょうね。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:42:51「自然」より「人間」がすごい。だって「反省」があるからってのでいいのかな。「反省」っていうと、前も出てきた気がする、ロマン主義的イロニーのあたりで。ロマン主義にとって「反省」ってポイント? #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:41:53@sakstyle 「反省」は規定の逆で,「定まってなくて繰り返される」くらいのニュアンスがわかりやすいかもしれません。
2012-08-27 22:42:55@nix_in_desertis それ、なんかロマン主義っぽいイメージが湧きやすいですね。「生成」と「消滅」の繰り返し、ってのはこの章でも、シラーの章でもありましたね
2012-08-27 22:45:30@sakstyle そうですね。カントが「芸術は反省的判断力(=自由な運動)」と定義したところから,ロマン主義はそれを延々とひきずっている気がします。シラーにしろシェリングにしろ。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:47:51@sakstyle "reflection"は「内省」とも訳せると思います。「自己」のほうに帰る動きとして捉えるとなんとなくイメージが湧くのではないでしょうか。
2012-08-27 22:50:19@twidokusho 「反省」というとフィヒテさんだよね、なんか。それ以上はこわくて踏み込めないw #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:51:44@twidokusho 反省っていうのは、自分の捉え方だと認識論と記憶の問題で、僕らはこの世界を常に感覚しつづけるんだけど、じゃあ記憶とか思考はどこに成り立つかと言うと、その感じている自分を反省することで…ていう。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 23:09:19象徴とアレゴリーの定義
ここから、アレゴリーという概念を理解しようと、各人の定義との格闘が始まります。(慣習説(nix)方向説(sakstyle)限定的な分有説(tieckP)記号との比較(ja_bra)など)
ちなみにロマン主義的には、この表せないものを必死に表そうとする努力は高く評価されますです、たぶん。(tieckP)
と,tieckPがまとめてますが,後半では私とsakさんは大体同じ事を言っていると思う。少なくとも自分はそのつもり。(DG-Law)
とりあえず,ここで言う「象徴」みたいな形で,一般名詞を勝手に己の術語にするのは混乱するのでやめてほしい,とシェリングさんには言いたい。 #西洋美学史読書会
2012-08-27 22:50:41