美学校特別講座「中ザワヒデキ文献研究番外篇」第五回
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”*5b4 【未記入】当時、新表現主義是か非か論争がありました。”中ザワ「日本の中では無視されたという事ではなく、世界的に新表現主義の是か非かという論争はありましたし、根強いものですね」 #番外
2012-09-05 19:49:012010年、対談:中ザワヒデキ/成相肇、The 対談・岡本太郎 第1ラウンド「プロローグ」(前編)、『月刊ギャラリー』、vol.4/4月号、pp.23-35 #番外
2012-09-05 19:49:39”この時代、ニューウェーブ的な絵画やレリーフ、インスタレーションを展開した美術家としては、ほかに吉本作次、朝比奈逸人、赤塚祐二、関口敦仁らの名前も挙げておきます。” #番外
2012-09-05 19:49:52”吉澤美香 (1959- ) - ジャーナリズムによって「超少女」と名付けられた作家たちに共通する作風は、自由で感性的なインスタレーションでした。しかし内実はばらばらで、フェミニズムとも無関係でした。”
2012-09-05 19:57:36”吉澤美香は最も軽妙洒脱で、初期には白く塗った日用品に少し落書きを加えたり針金を付着したりしただけの知的なインスタレーションを展開しました。対極はおそらく、失恋の痛手からおどろおどろしく濃密なドレスを作った前本彰子でした。” #番外
2012-09-05 19:57:54”吉澤美香と前本彰子が1982年に行った二人展は「女の子は水でできたからだ」と題され、チラシに用いられた手書きの文字感覚もあいまって硬派な前時代との断絶を強く印象づけましたが、彼女たちは前時代の美術を擁護した評論家たちにも人気でした。” #番外
2012-09-05 19:58:14”川俣 正 (1953- ) - ポストもの派世代とニューウェーブ世代の中間に位置する川俣正の屋外インスタレーションは、もの派やポストもの派同様に絵画や彫刻形式からの逸脱を引き受けたまま、建材によってグラフィティを行ったかのようでした。” #番外
2012-09-05 20:01:14”1970年代後半はエアブラシによるスーパーリアル・イラストレーションが巷にあふれていましたが*5c1、1980年頃、突如「ヘタうま」ブームが起きました。” #番外
2012-09-05 20:03:11”アンチ・ハイアートを標榜するイラストレーター、湯村輝彦[テリー・ジョンスン]の東京新宿のスタジオには、ぞくぞくと新しい表現を志す若者が集まってきたのです。” #番外
2012-09-05 20:03:33今読んでいる文章 http://t.co/Ts4DBwvR (「現代美術史日本篇」第五章 1980-1984 脱前衛 > 5c 内部: 外部: ヘタうま、パルコ、反イラスト) #番外 (live at http://t.co/d2WjrBRC)
2012-09-05 20:03:59”湯村輝彦は1970年代前半に「ヘタうまい」作風をすでに確立し、「(1)ヘタうま、(2)ヘタヘタ、(3)うまうま、(4)うまヘタの順である」としていました*5c2。” #番外
2012-09-05 20:04:04RT @qwertyu1357: ”1970年代後半はエアブラシによるスーパーリアル・イラストレーションが巷にあふれていましたが*5c1、1980年頃、突如「ヘタうま」ブームが起きました。” #番外
2012-09-05 20:04:39RT @qwertyu1357: ”湯村輝彦は1970年代前半に「ヘタうまい」作風をすでに確立し、「(1)ヘタうま、(2)ヘタヘタ、(3)うまうま、(4)うまヘタの順である」としていました*5c2。” #番外
2012-09-05 20:04:41”「ヘタうま」は「ヘタ」と「うまい」を合成した造語で「一見ヘタなようで実はうまい」という意味です。これは一見ヘタに見えるほど勢いがある、すなわち表現主義的という意味だったり、手先の技術より描きたい衝動を重視するアマチュアリズムの是認だったりします。” #番外
2012-09-05 20:04:41”スーパーリアリズムは*4e2で見たように美術とデザインの両分野で一世を風靡しましたが、エアブラシを多用した山口はるみとぺーター佐藤のスーパーリアル・イラストレーションは広告に頻出した時代の顔でした。” #番外
2012-09-05 20:05:38RT @qwertyu1357: ”湯村輝彦は1970年代前半に「ヘタうまい」作風をすでに確立し、「(1)ヘタうま、(2)ヘタヘタ、(3)うまうま、(4)うまヘタの順である」としていました*5c2。” #番外
2012-09-05 20:06:11”さらに1980年代前半、両名ともエアブラシから絵の具やパステルでの軽妙な手描きへと作風を相次いで転換し、時代の変化を世間に印象づけました。” #番外
2012-09-05 20:06:22”*5c3で見るようにスーパーリアリズムが「うまヘタ」だったとするならば、「うまヘタ」から「ヘタうま」への変化を両名とも体現していたことになります。” #番外
2012-09-05 20:06:36*5c2 【未記入】へたうまの順の出典 中ザワ「まだ未記入です。湯村輝彦に関する画集の中に座談会があって、そこに書いてありました。」 #番外
2012-09-05 20:08:33”ヘタうまの次がヘタヘタであることから、「実はうまい」よりも「ヘタ」、すなわち「バッド」の重視が明らかだったと言えます*5c3。” #番外
2012-09-05 20:10:52