ATOMTEX社製食品測定装置とホールボディカウンターの結果レポートの読み方
- parasite2006
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新版のデータ解析ソフトでは結果一覧表とスペクトルを一続きで印刷できるよう仕様変更されているので、検査後スペクトルをすぐ持ち帰ることができると、6月に柏検査センターが開設されたときに説明を受けましたが(詳しくはこのまとめhttp://t.co/GLZf1Mmj 6/9の項)(続く)
2012-09-11 20:50:36(続く)この福島検査センターで取られた新版データ解析ソフトによる結果レポート見本を見る限り出力形式は旧版と変わっていないようです。日本サードパーティの検査センターを利用される際には、必ずスペクトルを持ち帰りたいと申し込み時にも当日検査を受ける前にも要望されることをおすすめします
2012-09-11 20:54:30関連質問
(この項では系統誤差→統計誤差と読み替えて下さい)
@parasite2006 一連のまとめ、ありがとうございます。今回の例のように同じ不検出でも検出限界以下で数値が出ているのと、空欄になっているのは、どういう差があるのでしょうか?最初のピークサーチの段階が関係しているのてしょうか?
2012-09-11 23:07:37@tos_1048 お返事遅くなってすみませんでした。今回問題の北海道産タマネギのスペクトルの現物を見ることができず、欄が数値なしの空欄だったり「-(マイナス)」で埋められていたりする場合どんなスペクトルになっているのか確認できないのが残念ですが(続く)
2012-09-12 02:37:27@tos_1048 (続き)生のデータ(CPM値)からバックグラウンドを差し引いた正味値=ネットカウントが正か負か、さらにネットカウントが正の場合その値が系統誤差および検出判定基準(新版データ解析ソフトでは2σか3σか選べる)とどんな関係にあるかで全部で4通りの場合が考えられます
2012-09-12 02:43:25@tos_1048 1)ネットカウント<0:旧版のデータ解析ソフトでは「0.0±0.0」と表示され、「誤差ゼロはありえない」とひんしゅくを買っていたケースに相当。新版のデータ解析ソフトでは「放射能濃度」「絶対誤差」「系統誤差」の3つの欄が空欄か「-(マイナス)」で埋められる。
2012-09-12 03:00:06@tos_1048 2)系統誤差>ネットカウント>0:系統誤差欄に「>100%」と表示され、無意味な測定結果としてデータ処理が打ち切られる。旧版、新版とも共通。
2012-09-12 03:05:17@tos_1048 3)検出判定基準>ネットカウント≧系統誤差:判定欄は「不検出」表示、「放射能濃度」「絶対誤差」「系統誤差」の3つの欄にはそれぞれ数値が入る。
2012-09-12 03:09:02@tos_1048 4)ネットカウント≧検出判定基準:判定欄は「ピークあり」表示、「放射能濃度」「絶対誤差」「系統誤差」の3つの欄にはそれぞれ数値が入る。
2012-09-12 03:13:45@tos_1048 以上4通りの場合分けは、CPM値をベクレル数に換算する前の段階で行われます。この新版結果レポートの例http://t.co/5D2yWu5c ではCs134が1)、Cs137が3)、K40が4)の場合に相当しますね。
2012-09-12 03:17:39