2012/9/14・11:00開始 保安院による「耐震バックチェックにおける志賀原子力発電所S-1破砕帯の取り扱い調査結果」に関する記者会見

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たかよし @ystricera

TS保安院「14ページ、事業者から提出された中間報告の公表の扱い。Aサブグループでは事業者から中間報告が保安院に来ると審議に先立ちサブグループの委員に送付するということをやっていた。ただ審議会の場では事務局席に報告書本体がおいてあって必要に応じて閲覧に供する使いが行われていた」

2012-09-15 10:30:05
たかよし @ystricera

TS保安院「合同ワーキングサブグループで審議資料の扱いをされていたのは各事業者が策定した概要資料となっていて、それに基づいて審議が行われていた、結果として中間報告書自体は審議会資料として公表されることはなく、保安院HPで公表されることもなかった。」

2012-09-15 10:32:24
たかよし @ystricera

TS保安院「事業者の方でも報告書提出時に概要版はHPで公表していた、中間報告書本体はPR館で閲覧可能となっていたがすぐ入手して見れる状態にはおかれていなかった。こういう資料の扱いは保安院、事業者ともに公開性の観点から十分とはいえない。」

2012-09-15 10:35:07
たかよし @ystricera

TS保安院「結果として敷地内破砕帯の調査の必要性について外部からの指摘がなされ辛くなったのではないかと、むしろ原子力の安全性について疑念を招く事になった可能性もあったのではないかと、きちんと公開しておくべきだったのではないかということ。」

2012-09-15 10:36:42
たかよし @ystricera

TS保安院「5番目、保安院による評価の範囲、別紙6、実際に審議のポイントとしてAサブグループで配られたもの。冒頭にバックチェック中間報告においては重要なポイントを中心にサブグループでご審議いただいた上で、事務局において報告内容の全体の確認結果を取りまとめていくと書かれている。」

2012-09-15 10:40:41
たかよし @ystricera

TS保安院「この点について当時の担当者がどう考えていたのかということ、今申し上げたように審議のポイントはあくまでも審議の効率化のために作られたもので保安院の評価範囲は審議のポイントには関係なく全体に及ぶんだと認識していた担当者もいる。」 

2012-09-15 10:42:23
たかよし @ystricera

TS保安院「実際にCサブグループでは審議のポイントに入ってなくても評価書の中に審議の評価結果が書かれているものもある。他方で別の担当者は保安院の評価は委員会で審議された項目に関する評価を整理するものでここで審議されなかった項目は最終報告で審議すればいいという認識の者もいた。」

2012-09-15 10:44:32
たかよし @ystricera

TS保安院「実際志賀に関する報告書のみならずAサブグループの評価書は審議のポイントにそってまとめられていてB・Cサブグループでもそういうまとめ方になっているところもある。別の観点で取りまとめは審議のポイントに沿って行ったが内容は保安院の担当者が確認していると認識示す担当者もいた」

2012-09-15 10:46:24
たかよし @ystricera

TS保安院「いずれにしても当時保安院内関係者間で保安院による評価の範囲に関する共通理解が構築、共有されていたとは言いがたい状況にあったのではないかと。」

2012-09-15 10:48:18
たかよし @ystricera

TS保安院「6番目、サブグループ間の水平展開。先ほど浦底断層についてこれが水平展開されていれば志賀でも敷地内破砕帯審議剃る必要があったという可能性もありえたのではないかと申し上げました。」

2012-09-15 10:50:41
たかよし @ystricera

TS保安院「他にも審議のポイントに記載されてないが審議された例として東北の東通の例がある、これは実際に議論の結果追加調査の指示が震災前に行われていて今でも議論が続けられているサイト。」

2012-09-15 10:51:29
たかよし @ystricera

TS保安院「耐震バックチェックやっていた当時においても合同WGではサブグループでの審議状況報告されサブグループ間の情報交換は一定程度されていたが、進捗状況に関するスケジュール確認が主で、技術的観点からの情報共有はそれほど行われていなかったという認識示す担当者もいる。」

2012-09-15 10:53:13
たかよし @ystricera

TS保安院「最も東北東通が審議されたのは志賀の中間評価とりまとまったあとなのでなかなか水平展開されていたからといって結果が変わっていたわけではないが。今年7月18日に保安院から指示していることを考えれば、情報共有されていればもう少し早く審議ができたのではと考えられる」

2012-09-15 10:54:44
たかよし @ystricera

TS保安院「今後の教訓、明確な方針の作製公表、今申し上げましたように結果としてサブグループでの審議内容、評価の範囲等、統一性十分確保できてなかった。担当者ごとに認識差異があったことは否定出来ない。」

2012-09-15 10:56:50
たかよし @ystricera

TS保安院「安全性評価を行う際には可能な限りこういった進め方、評価の範囲、報告書に記載すべき内容の考え方を明確にして公表していくことが重要。特にバックフィット制度が導入されるということで今度は法律に基づく規制、この制度を運用していくためには明確な方針が必要」

2012-09-15 10:58:29
たかよし @ystricera

TS保安院「次に情報共有の徹底、効率的に審議を進める体制は一定程度合理性があるがグループ間での情報共有は不十分であった。」 

2012-09-15 11:00:07
たかよし @ystricera

TS保安院「今後バックフィット制度運用にあたっても新たな知見が判明した場合にかぎられた期間で一斉に審査進められる場面があるかもしれない、従ってそういう時に審議すべき中身が整合的にやって行かないと同じ轍を踏むリスクがある。審議状況の水平性強く認識してやる必要。」

2012-09-15 11:00:29
たかよし @ystricera

TS保安院「情報公開の徹底、今回報告書の公開が不十分であった事態が判明。原子力安全の信頼性確保するためには情報公開徹底、様々な観点の専門家からの意見を集めてそれらを勘案した上で判断することが不可欠」

2012-09-15 11:02:26
たかよし @ystricera

TS保安院「破砕帯についての検討の継続、具体的な審査は追加調査の結果踏まえてこれからなのでこれをしっかり仕上げることが何より大事」

2012-09-15 11:03:09
たかよし @ystricera

TS(毎日岡田 結局志賀原発のバックチェックで破砕帯が扱われなかった原因は作業部会同士の情報共有ができなかったことか)保安院「決定的な理由が一つだけではないのではないかと。審議のポイントに含まれてなかったことが著しく合理性を欠いたかというとそうとはいえないのではないかと」

2012-09-15 11:04:25
たかよし @ystricera

TS保安院「ただし敷地内、近傍の断層が明示的に議論されているサブグループもあったので他に展開する必要があるのかどうかという議論もサブグループ間でしっかり行われていたとは言いがたい、ただそれが決定的な理由かというとそれだけではない、様々な理由が総合的にこういうことになったと」

2012-09-15 11:05:31
たかよし @ystricera

TS保安院「当時志賀原発の敷地内破砕帯について活動性があるのではないかと指摘が外部から行われていたわけではないので当時の審査官としては審議のポイントの中で重要な問題と考えていなかったのではないかということも背景にはある。」

2012-09-15 11:06:42
たかよし @ystricera

TS(産経そばたに 意図的に破砕帯は検討しないということが作られたということはなかったか)保安院「はいそれはなかった。」(意見聴取会のように専門家の目がはいる瞬間は)小林耐震室長「バックチェックやっている途中で当時専門家の方々の審議がなかったかということだが合同WGの中で議論」

2012-09-15 11:08:02
たかよし @ystricera

TS(その中では指摘なかったか)保安院「ハイございませんでした」(今回の意見聴取会で志賀が問題になったとき活断層なのではないかという議論もあったが耐震バックチェックの中でその資料は)保安院「報告書には入っていた、実際の審議会で使われた資料は事業者が概要版提出して審議」

2012-09-15 11:09:24
たかよし @ystricera

TS保安院「これを重点的に審議しましょうという事を明らかにしているのでそれにそって事業者は作っている。本体が公表されていれば外部の方の目に触れてバックチェックでやったほうがいいのではないかというご意見がきた可能性はある。内容的には設置許可申請時の物がスライドして使われている」

2012-09-15 11:10:25