むしろ米軍が実力主義人事で、日本軍は信賞必罰が緩い人事だったと思いますが。QT @sweets_street 「結果を出した人間が栄達する」という実力主義人事ゆえでしょう。そういう組織で栄達するのは、点数稼ぎと責任回避がうまい人間です RT 下士官より上のエリートが…ダメ人間に?
2012-09-16 10:31:49信賞必罰の緩さも、点数稼ぎと責任回避の能力がモノを言う実力主義組織の通弊ですよ。失点があったらおしまいだから、全身全霊で責任を回避しようとするわけです RT @LaLaLanLanLan むしろ米軍が実力主義人事で、日本軍は信賞必罰が緩い人事だったと思いますが。
2012-09-16 10:41:53米軍が大胆な抜擢をできたのは点数に現れる実力ではなくて、首脳部が「こいつは使える」と個人的に思った人間を抜擢したからです。組織としてはむしろ公平性に欠けます RT @LaLaLanLanLan むしろ米軍が実力主義人事で、日本軍は信賞必罰が緩い人事だったと思いますが。
2012-09-16 10:44:38なるほど首脳部はシステムとは言えない人事面での特権を持ってたんですね。それは先ほどから話題のトップ・エリートの出身階層が固定してることから来てますか?QT @sweets_street 米軍が大胆な抜擢をできたのは…首脳部が「こいつは使える」と個人的に思った人間を抜擢したから…
2012-09-16 10:52:47首脳部と同じ階層出身である方が、個人的な関係を築きやすくなりますね RT @LaLaLanLanLan なるほど首脳部はシステムとは言えない人事面での特権を持ってたんですね。それは先ほどから話題のトップ・エリートの出身階層が固定してることから来てますか?
2012-09-16 10:58:30@sweets_street @LaLaLanLanLan 抜擢人事は世界中にあるのに、米軍(米国)と日本軍(日本)で全く違う結果が生まれたっていうのは興味深い現象ですね。米国は学歴や人物みたいな後天的な要素を、日本は家柄や出身地のような先天的な要素を重んじたからでしょうか?
2012-09-16 11:05:15@insane_u @LaLaLanLanLan 日本軍も日露戦争の頃までは情実による抜擢人事が成果をあげていましたね。親しい人間を抜擢して、つまらない失敗をしてもなあなあで済ませて経験を積ませて育てました
2012-09-16 11:10:00@sweets_street @insane_u 太平洋戦争の頃になると、どでかい大失敗でも、上官はなぁなぁで済ませてたようですが。『失敗の本質』に書いてるように、上官に緩く下士官に厳格…という人事評価システムが、ノブレス・オブリージュに反してることに大きな問題があるのでは?
2012-09-16 11:15:06@LaLaLanLanLan @insane_u 情実人事が実力主義人事に取って代わったから、昭和期の陸軍では失敗したと公式に認められたらキャリアが終わるんですよ。何度も言っているようにそういう組織では責任回避能力がモノを言うんです。点数で評価する組織だから、起きたことなんですよ
2012-09-16 11:21:365:で、どうすりゃいいの?信賞必罰の難しさについて。
@sweets_street 警察不祥事で警察庁キャリアが都道府県警察を支配するしくみをあらためるべきだといわれていますが、キャリア制度を廃止したばあい、かわりにどのような制度が必要になってくるとおもいますか。おそらく都道府県警察レベルでキャリア制度ができるだけかもしれません。
2012-09-16 11:24:21@piichan 点数評価とキャリア制度は最悪の取り合わせなので、上にの覚えがめでたくて失点が少ないほど出世できる点数評価を廃止して、別の基準で評価するキャリア制度が良いのではないかと思ったりします
2012-09-16 11:30:10@sweets_street @bukrd405 @CLONE_P0806 下っ端の頃は失敗は許し、上官になったら信賞必罰は厳格に…というのが、組織としてあるべき姿では?日本軍は丸で逆だった。
2012-09-16 11:17:19@LaLaLanLanLan @bukrd405 @CLONE_P0806 信賞必罰が厳格な組織だと、よほど気をつけて運用しないと「失敗と認められなければ罰を受けずに済むから、全力で責任回避」という方向に流れますよ?だから、政治力のある人間は自分が罰を受けないように全力で努力する
2012-09-16 11:25:18@sweets_street @bukrd405 @CLONE_P0806 なるほど。信賞必罰ではなく、エリートの矜持とノブレス・オブリージュを育成して、他罰的でなく自罰的にトップ・エリートを動かす方が、遥かに有効なんですね。
2012-09-16 11:36:02@LaLaLanLanLan @bukrd405 @CLONE_P0806 信賞必罰が有効なのは、失敗してもやり直す余地があるときだけです。やり直す余地がなければ、必死で罰を回避しようとする方向に向かって、かえって上に甘く下に緩いという結果になります
2012-09-16 11:41:01@sweets_street @bukrd405 @CLONE_P0806 それは、成功の加点(信賞)を重く見るか、失敗の減点(必罰)を重く見るか…という重点の違いも、組織の力の発揮には関係してくるのでは?
2012-09-16 12:00:04@LaLaLanLanLan @bukrd405 @CLONE_P0806 信賞を重くしたら出世のチャンスが多くなる反面、失敗しやすい人間が一度の成功で栄達する弊害があります。必罰を重くしたら失敗しやすい人間を排除できる反面、経験させて人を育てることが難しくなります
2012-09-16 12:03:59@sweets_street @bukrd405 @CLONE_P0806 ならば信賞を重くして、イノベーションや天才などを育て、失敗は他の人がカバーするような仕組みをつくればベターですよね。ありがちな分類ですが、変化が多い時代はこの天才型、変化が少ないときは必罰が重い秀才型?
2012-09-16 12:12:37@LaLaLanLanLan @bukrd405 @CLONE_P0806 変化が多くて少しの失敗でも致命傷になりかねない時代ほど失敗を許す余裕がなくなり、保守的な人材が重宝されて、変わった才能が出る余地が少なくなるのは皮肉ですね
2012-09-16 12:15:176:人事について。
@LaLaLanLanLan @insane_u トップの地位を「下で功績を重ねてきた人間のための恩賞」にしたら、トップに相応しくない人間がトップになるのはむじろ当然ですよ。実務面で実績をあげる能力と、トップとして全体を取り仕切る能力は別物ですから
2012-09-16 11:18:20そこが要ですね。日本でマネジメントと実務が別だということが、なかなか理解されず、“叩き上げ”というレッテルが評価されたりする。これはジャパニーズ・ドリーム?QT @sweets_street @insane_u…実務面で実績をあげる能力と、トップとして全体を取り仕切る能力は別物…
2012-09-16 11:29:04@LaLaLanLanLan @sweets_street マネジメント層は「自分の言葉で説明する能力」が欠落してますし、現場の人間は「大局観」が欠落してるってのは大きいですね。だから、耳障りの良い愚策が優先的に取られる。
2012-09-16 11:32:33