ポール・ド・マン Paul de Man

2012年、ポール・ド・マンの主著『盲目と洞察』『読むことのアレゴリー』がついに邦訳され、没後30年となる今年2013年、岩波『思想』7月号で本邦初のド・マン特集が組まれた。(ド・マン関係のツイートを不定期ながら集めて更新中。問題等がありましたらご連絡をお願いします。)
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Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

@parages こちらこそ日本語で読める書物を出していただき感謝です! 少し鳥肌を立てながら読み始めています(決して涼しさのせいではなく)。二人の出会いに関してはデリダが書いていましたね。「脱構築」という言葉は使っていないけれど、影響を受け始めた時期といえるのでしょうか。

2012-09-23 22:58:32
yusuke miyazaki @parages

@HAYASHI_twit そうですね。「影響」という概念は実は難しい問題を孕むので、使用に慎重になる必要がありますが、(年下で哲学者の)デリダのテクストに親近感と違和感の両方を感じながら、強く意識し始めた時期と言い換えてもよいかもしれません。

2012-09-23 23:13:23
Mineo Takamura・髙村峰生 @mineotakamura

ド・マン再読したくなるTLですねえ。でも、現状を考えると冬休みまで我慢だなあ。

2012-09-23 23:13:25
yusuke miyazaki @parages

ド・マンのテクストの難解さは否めないとしても、まがりなりにも英語なので、自分の経験だと人文系の大学院生として未邦訳テキストを使って翻訳の勉強会をするのに最適だった。仏・独語だと参加者が非常に限られてしまう。ド・マンのおかけで院生時代の勉強会は盛り上がったし、多様な人と知り合えた。

2012-09-23 23:38:02
yusuke miyazaki @parages

ド・マンの緻密な読解手法に対してはしばしば息苦しさを強調する人もいるけど、自分にとっては勉強会の盛り上がりもあったせいか、ド・マンのテクストにつねに開放感を覚えていた。これはド・マンのテクストのもつ肯定性そのものに通底していて、独りでテクストで向き合ういまもその印象は変わらない。

2012-09-23 23:40:41
Book News @n11books

ド・マン主著『盲目と洞察』が原著刊行から40年以上の時を経て邦訳。関連ツイートをこれから定期的に集めていく予定とのこと。 / “ポール・ド・マン Paul de Man - Togetter” http://t.co/4aVTO2qG

2012-09-24 12:01:48
T. Izawa @drydeniana

盛り上がってるなぁ。/ポール・ド・マン Paul de Man http://t.co/UYJKXOo4

2012-09-24 12:08:06
yusuke miyazaki @parages

勤務先のブログにも告知ページを設けました。「原著(初版)の紹介文」も読めます。新潟大学人文学部 人間学ブログ:【新刊】ポール・ド・マン『盲目と洞察』 http://t.co/1HkJOre8

2012-09-24 12:40:15
金銀桂香 @kinginkeika

@L_O_Nihilum ご存知かと思いますが、ポール・ド・マン著『盲目と洞察』が邦訳されたそうです。そのまとめ→ポール・ド・マン Paul de Man http://t.co/dUVlNSmj

2012-09-24 13:15:18
Togetter(トゥギャッター) @togetter_jp

.@HAYASHI_twitさんの「ポール・ド・マン Paul de Man」が伸びてるみたい。どんな人がみてるんだろ!? http://t.co/pcuvm7sK

2012-09-24 14:08:02
@hominis_nomine

「詩人がみずからの作品を開始しうるのは、始まりとみなされたものが実は以前の挫折の反復にすぎないということ、そしてまさにこの挫折が新たに開始しえなかった無力に由来しているということを当の詩人が忘却しようとしているからである。」ド・マン「モーリス・ブランショの批評における非人称性」

2012-09-24 15:00:05
@hominis_nomine

「『賽の一振り』の最後のイメージが示すように、主人公は自然界の「大洋」に沈んでゆく。にもかかわらず意識への意志が、英雄的にして不条理でもある身振りによって、みずから滅ぼした破局的出来事をすら超えて自身を主張し続ける。(中略)

2012-09-24 15:16:30
@hominis_nomine

しかしながらそれらの始まりは、ブランショにおけるのとは異なり、同一的な反復ではない。永遠の反復ーブランショのいう繰り言ーは、マラルメにあっては生成の弁証法的運動にとって代わられている。一連の挫折の各々は、以前に生じた挫折を認識しつつ想い起こすのであり、そうした認識によって

2012-09-24 15:19:28
@hominis_nomine

さらなる前進が打ち立てられるのである。」ド・マン「モーリス・ブランショの批評における非人称性」

2012-09-24 15:20:34
@hominis_nomine

「マラルメの詩学は、言語の意味論的次元を、言語の物質的・形式的属性と一致させようとする試みに基づき続けるものなのである。そうした試みを、ブランショ自身の実験と混同すべきではない。」同書

2012-09-24 15:27:07
@hominis_nomine

おっと、このブランショ論の初出は『クリティック』だそうだ(当然フランス語)。冒頭の三段落分のみ、『盲目と洞察』収録に際して英語で加筆されたとのこと。

2012-09-24 15:51:17
Kihara Keisho @kkeisho

リブロとジュンク堂で『わたしは真悟』残りと『neoneo』と『盲目と洞察』購入。金尽きる。『わたしは真悟』は順調に衝撃を受けまくり中。

2012-09-24 22:28:22
哲学書新刊情報++ @Philo_Shinkan

【発売中】『盲目と洞察―現代批評の修辞学における試論 (叢書・エクリチュールの冒険)』(ポール ド・マン著 月曜社) 【Amazon】→ http://t.co/o1u602Bw 【9月発売一覧4】→ http://t.co/YcpqOXGF #bookjp #book

2012-09-25 07:00:04
Book News @n11books

これは良いエントリだ…めっちゃ共感しました / “ポール・ド・マン『盲目と洞察』を求めて - アレフバー戦記外伝その弐” http://t.co/wxyCjIeI

2012-09-25 12:22:11
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

まとめサイト「ポール・ド・マン Paul de Man」 http://t.co/40hr81SY が1300 view超という予想外の高い反響。本文の青緑色インクについてのTWを少し見かけたので接写画像を。私見では割と読みやすい印象。 http://t.co/w7IJ3KaT

2012-09-25 14:53:53
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Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

ド・マン『盲目と洞察』が入っている月曜社「叢書・エクリチュールの冒険」の装丁は多彩。アガンベン『到来する共同体』は黄紙に墨文字、ロドルフ・ガシェ『いまだない世界を求めて』はあさぎ色紙に濃緑文字。アガンベン本の紙の色は強すぎかな。 http://t.co/xJVqP6zj

2012-09-25 15:07:41
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Takayuki TATSUMI @t2tatsumi

北米脱構築の領袖ポール・ド・マン第一著書の邦訳『盲目と洞察』(月曜社、宮崎裕助&木内久美子訳)が、原著より40年の歳月を経て、遂に刊行された。第二著書『読むことのアレゴリー』の邦訳刊行も近く、某誌が全力特集を企画中とも聞く。脱構築の歴史化、転じては批評史の新たな脱構築が始まった。

2012-09-25 18:30:47
NISHITAYA,Hiroshi @nishitaya

ド・マンの新著をようやくたらたらと読み始める。

2012-09-25 23:07:34
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

『現代思想 2012年10月号』は、ポール・ド・マン「ジャック・デリダ『グラマトロジーについて』のルソー読解」とアラン・バディウ「ジャン=ジャック・ルソー、孤独な思想家の予見 ルソーの政治的賭金」も掲載されるんですね。 http://t.co/tHsy6avZ

2012-09-25 23:00:21
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