ポール・ド・マン Paul de Man

2012年、ポール・ド・マンの主著『盲目と洞察』『読むことのアレゴリー』がついに邦訳され、没後30年となる今年2013年、岩波『思想』7月号で本邦初のド・マン特集が組まれた。(ド・マン関係のツイートを不定期ながら集めて更新中。問題等がありましたらご連絡をお願いします。)
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yusuke miyazaki @parages

昨日の会の模様は、表象文化論学会のニューズレターに報告が掲載される予定です。これでいくつか続いた「ド・マン祭り」も一区切り。あとは、30回目となる来月21日のド・マンの忌日を静かに迎えることにしよう。

2013-11-10 07:35:24

Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

デリダの最後の書斎の写真。『アポリア』などの邦訳書やおそらくデリダを特集した『現代思想』も確認できたけれど、ふと1枚の写真の存在に目がとまった。上から3列目左側にド・マンと一緒に撮った写真が・・・これは友愛の証といえるかもしれない。 http://t.co/P75b5zp2ew

2013-11-21 21:34:18
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Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

デリダとド・マンの2ショット写真は以前に見たことがあったけれど、この写真には右側にもう一人の人物が写っている。これはもしかしたら・・・柄谷行人ではないだろうか。 http://t.co/cNFcXjmWlZ

2013-11-21 21:37:34
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Takayuki TATSUMI @t2tatsumi

亀井俊介氏の評伝「有島武郎」(ミネルヴァ書房)は構想20年、水村美苗の「本格小説」概念を念頭に置き、その視点を批判しつつ有島の「或る女」を再評価してみせるという挑戦的な一冊。ホイットマンを受容した有島とポール・ド・マンに私淑した水村の、それぞれのアメリカに、わたしは思いを馳せた。

2013-12-02 11:32:53
平凡社 @heibonshatoday

ポール・ド・マン『美学イデオロギー』の平凡社ライブラリー版ができました。上野成利訳、518頁、1995円。『盲目と洞察』(月曜社)と『読むことのアレゴリー』(岩波書店)に続く、第3の主著となるはずだった大作。没後30年の今年、ギリギリ間に合いました。12月11日発売開始。

2013-12-03 15:29:43
Hiromitsu Imaeda @supertramp51022

ド・マン イヤーでもあった2013年、その終りは『美学イデオロギー』の文庫化。嬉しいですね。。。http://t.co/qDuBLXLlOM

2013-12-03 21:03:07
平凡社 @heibonshatoday

「ここには『テクストを読む』ことの最も刺激的で、最も範例的な実践が収められている」(訳者あとがきより)。ポール・ド・マンの幻の主著『美学イデオロギー』の平凡社ライブラリー版は、12月11日発売開始。もう少しお待ちください。上野成利訳、518頁、1995円。

2013-12-06 11:13:42
Hemmi Tatsuo @camomille0206

ド・マン『盲目と洞察』のブランショ論を読む。今回の旅に持ってきた日本語の「紙」本はこれともう一冊。同書のルソー論は理解できたかわからないが、こちらは興味深く行論を追った。昨夜の読書の記憶があるせいだろう、アウグスティヌスの恩寵と自由意志論が連想された。

2013-12-08 09:17:19
天崎沙羅 @saraCkiyo

『盲目と洞察』、貸し出し期限が来てあえなく返却。また借りそう。とりあえず半分(ブランショ論まで)読んだ。やはり面白いし姿勢として勉強になる。

2013-12-04 19:02:45
yusuke miyazaki @parages

豊崎光一追悼集に寄せられた蓮實氏のド・マンに関する文章を瞥見。初歩的な事実誤認に基づいてド・マンと豊崎を比較していて唖然とさせられた。ド・マンにブランショ論があることぐらいご存じなかったのだろうか。。

2013-12-10 20:22:43
yusuke miyazaki @parages

先日のツイートに関して、驚いたことに、蓮實氏より直接ご連絡をいただいた。私信なので内容は伏せるが、無用な誤解や疑念が払拭されたことを特筆しておきたい。

2013-12-13 18:43:35
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

『沈黙の向こう側: 豊崎光一追悼集』編者あいさつの後、巻頭に置かれた蓮實重彦『「読むこと」と「正しさ」―豊崎光一とポール・ド・マン』はおそらく書かれないほうが良かった論文。豊崎とド・マンの接点と差異を探るこの論考は、そのタイトルに反して「読まないこと」と「誤り」が実践されている。

2013-12-18 21:38:49
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

蓮實氏の「ポール・ド・マンのテクストに、フーコーとブランショへの言及を見出すことはきわめて難しい」「『読むことのアレゴリー』の註でごく短く『文学空間』におさめられたリルケ論に触れているほかはほとんどブランショに言及していないド・マンが(後略)」といった叙述は、明らかな事実誤認。

2013-12-18 21:40:20
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

ド・マンは伝説的ともいえるクリティック誌のブランショ特集にブランショ論を書き、後にそれを『盲目と洞察』5章に収めたし、同書3章ではビンスヴァンガーをダシにしてフーコーを論じている。「フーコーとブランショへの言及を」見落とすほうがきわめて難しい。

2013-12-18 21:43:33
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

蓮實氏が『「読むこと」と「正しさ」』の中で主に言及している『理論への抵抗』。そこに収められたロッソとの対話の中でもブランショの名前が出てくる(P234)。ド・マンはサルトルの影響力の大きさを述べつつも「サルトルよりもブランショの肩をもちたく思ったのです」と語っている。

2013-12-18 21:52:10
TACHIBANA Fuhito @FUHITOT

『沈黙の向こう側』(春風社)をようやく手にとる。例のド・マンと豊崎の対比の論考の論点が、今日の発表の内容とかぶっていて驚いた。ただし結論はまったく別方向。すごく楽しくなってきた。

2013-12-21 01:35:02
岩波書店 @Iwanamishoten

今日は,ポール・ド・マンの忌日(1983年).脱構築批評を手がけたイェール学派の代表的存在で,文学批評・哲学・思想の領域に深い影響を与えました.主著『読むことのアレゴリー』は,現代批評理論の一大金字塔.☞ http://t.co/xoSB2wTwIS

2013-12-21 14:01:28
岩波書店 @Iwanamishoten

(承前)邦訳が待ち望まれていた『読むことのアレゴリー』の訳者が,ド・マン研究の第一人者・土田知則さん.同書を中心に,難解で知られるド・マンの理論を精緻に読み解き,「言語」という一貫した視点の下に提示した,土田さんの論考がこちらです.☞ http://t.co/1VTtJvwTEI

2013-12-21 14:05:26
yusuke miyazaki @parages

ポール・ド・マンの発掘された論文異稿「ヘルダーリンとロマン主義の伝統」が公開中。Paul de Man, Hölderlin and the Romantic Tradition http://t.co/mwUebCWKWa

2014-01-06 06:48:24
武田将明/Masaaki Takeda @swiftiana

ジョン・バンヴィルの近作『いにしえの光』(The Ancient Light)の翻訳は新潮社から刊行されています。内容は60代の引退した俳優が友達の母親との情事に耽った少年時代を回想するもの。同時に彼の人生の様々な悲哀も明らかとなり、記憶と現実、虚偽と真実が複雑に絡み合います。

2014-01-05 18:20:47
武田将明/Masaaki Takeda @swiftiana

またバンヴィルの話題ですが『いにしえの光』の主人公は突然ある批評家の伝記映画の主役に抜擢されますが、脱構築的レトリックを駆使して名を馳せ、没後親ナチス的な文章が発見されたというこの批評家、言うまでもなくポール・ド・マンをモデルにしています。

2014-01-06 17:28:26
武田将明/Masaaki Takeda @swiftiana

続き。『いにしえの光』を読むだけでは、ド・マンとか脱構築が唐突に出てくるし、この点に関しては、批評理論に詳しい方から見れば物足りない内容でしょう。ただし、この架空の批評家についてはバンヴィルの旧作Shroudでより詳しく語られています。ただし未邦訳です。

2014-01-06 17:35:01
守中高明Takaaki Morinaka @ladissemination

昨日(1/7)5限文構学部「横断文学論」第13回「吉増剛造と翻訳の詩学」。ベンヤミン-デリダ-ド・マンを援用しつつ、2000年代以降の吉増のディコンストラクティヴな言葉の運動を分析する。非-現前的なるさまざまな差異の露出と出会いとしての≪翻訳≫の原理。それによる言語の錯乱的生成。

2014-01-08 22:07:34
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