宇野常寛『ゼロ年代の想像力』　ひとり読書会

@millionsage

洋書って気分でもないし、けどみんな起きてるのに寝るのくやしいしと考え、朝生との間をとって、実はまだ読み終わってなかった『ゼロ年代の想像力』を読むことにする。

@millionsage

「セカイ系とは結末でアスカにふられないエヴァ」ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ　更科修一郎＋宇野常寛　『ゼロ年代の想像力』早川書房 2008 p.83 #sekaikei

@millionsage

第四章　「九五年の思想」をめぐって――否定神学的モラルのあとさき　『ゼロ年代の想像力』宇野常寛　早川書房　2008　実証性はともかくとして、この論理の切れ味はマジヤバイ！ #yabai

@millionsage

p.171の脚注バロスｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ #yuyatan　宇野常寛は佐藤友哉の２つ上なんだよなｗ　『ゼロ年代の想像力』宇野常寛

@millionsage

素朴な疑問なんだが、いわゆる東クラスタは『ゼロ年代の想像力』をまったく読んでいないのではないだろうか？　正直、そうとしか思えないのだが。

@millionsage

また、スープヌードルを食べて朝に寝る流れか。。。ｗ #noodle #soupnoodle　反省しないけどｗ　俺はもう寝るつもりですが、『ゼロ年代の想像力』について話したい人は常時募集していますｗ

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

#todo　ゼロ年代の想像力

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

『日出処の天子』王子のおっしゃっている愛とは、相手の総てをのみ込み、相手を自分と寸分たがわぬ何かにすることを指しているのです。ｒ）あなたさまは、わたしを愛しているといいながら、その実それはあなた自身を愛しているのです。その思いから抜け出さない限り、人は孤独から逃れられぬのです

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

ゼロ年代の想像力p.118 ここには、「あなたにだけ、わかってもらえれば」という二者関係の共依存的なロマンティシズム、「セカイ系＝決断主義」のロマンティシズムが本質的に孕む暴力の問題が抉り出されている。そして、毛人の言葉通り、厩戸は今まで以上に深いニヒリズムに浸り、白痴の少女(c

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

c)を妻として（所有して）孤独な生を歩むことになる。まるで、東浩紀が擁護する「セカイ系」美少女ゲームのヒロインが、往々にして「白痴」的な人物として描かれるように……！ 『ゼロ年代の想像力』宇野常寛　p.188　早川書房　2008

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

よしながふみ的な「ゆるやかな関係性」って、単に傷を舐めあうとか、寂しさを補うあうとか、楽しさを共有するとかじゃなくて、ゆるい関係性だからこそ、お互いを時には批判的たり同情を拒否することが基盤になるような気がするけど、ツイッター上では少なくとも違うのかな。。。。。

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

美少女（ポルノ）ゲーム　と終始一貫して呼びつづけることに戦闘意思を感じるｗｗｗｗ　みんなこのくらい呼称一つに徹底的に政治性と責任を持ち込もうよ！ｗ 『ゼロ年代の想像力』宇野常寛　第十章　肥大する母性のディストピア――空転するマチズモと高橋留美子の「重力」

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

まぁ、俺は「エロゲー」という簡便な呼称が好きなんだけどな。中立的なときには「成人向けPCゲーム」とかかなぁ。　「体液（垂れ）流し系」とかいう呼称もエッヂがきいてて好きなんだが、あんまりどころかまったく普及している様子はないなｗ #eroge #adultgame #taieki

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

「『Air』において父は不在ではない！」はけっこうおもしろいかも。あずまんのAirプレイ実況みてても、超感情的に観鈴父をディスってたからｗ　あずまんの感情がその視座を完全に欠落させている可能性は高いしｗ #air #eroge #father #key #maedajun

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

うのねん（宇野常寛）によれば、『犬夜叉』は超重要な作品なのか。ラストの回収は確かにおもしろいな。　連載中にたまに見てたけど、ワンパターンｗすぎて飽きたんだよな。今度読んでくるか。 #inuyasha #rumikotakahashi #inuyasya #rumiko

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

宇野常寛『ゼロ年代の想像力』　第十一章　「成熟」をめぐって　エウレカセブンが批判的にちょろっｔ取り上げられているんだけど、宇野の頭にあるのは企画書段階のエウレカな気がする。あれは1年という制作放送期間のリアルタイム性による、さまざまなメイン3人の齟齬とかもろもろの不整合こそ魅力。

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

突然だが、中高生のころを思い出してもらいたい。クラスにひとりかふたり、あまり人好きのしないタイプの暗い生徒に自称「超能力者」とか「霊能者」がいなかっただろうか。戦後日本のサブカルチャーにおける「超能力」や「異能」とは、要は彼ら（彼女ら）の「能力」＝疎外感のもたらす逆せ別的な（cn

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

c)ナルシシズムのようなものだと考えればいい。 p.248 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』　第十二章　仮面ライダーにとって「変身」とは何か――「正義」と「成熟」の問題系 ３.　九０年代からゼロ年代へ――『「仮面ライダーアギト」』『仮面ライダー龍騎』　早川書房　2008

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

QT しかし、盲目的にヒビキを尊敬するあまり、自分で自分の人生を考えるのを忘れていたことに気づいた明日夢は自ら修行を放棄し、ヒビキの元を離れる。　そして最終回、井上が執筆した草稿にはその的確な問題意識が端的に表れている。一年後に明日夢と再会したヒビキは、明日夢が医者という（cnt

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

cnt)自分の夢を見つけたことを知り、こう告げるのだ、「もう、俺のそばにいても大丈夫だな――」と。放映版では現場の反対で「これからも俺について来い」に変更されてしまったこの台詞に、井上の考える「成熟」観が凝縮されていると言っていいだろう。「強い父親」をほしがって、盲目的に(cnt

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

cnt)ついていった子供たちがどんな大人になるのか、井上はちゃんとわかっていたのだ。　p.259　宇野常寛『ゼロ年代の想像力』　早川書房　2008　仮面ライダーにとって「変身」とは何か　――「正義」と「成熟」の問題系　５．臨界点後の迷走期へ――『剣』　『響鬼』　『カブト』

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

QT 承認と意味を自前で用意しなければならない「心の自由競争社会」である現代が辛いと思ったその瞬間、人々の心には「冷たくて自由な社会」よりも「暖かくて不自由な社会」のほうが魅力的に映るのだ。 p.270　『ゼロ年代の想像力』宇野常寛　２.『オトナ帝国の逆襲』と自己反省の問題

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

QT しんのすけ一家に計画を阻止されたケンとチャコは自決を試みて高所から身を投げようとする。そんなふたりを踏みとどまらせるのが、しんのすけの「ズルいぞ！」という一言である。無論、幼稚園児のしんのすけはまったく別の文脈でこの台詞を発しているのだが、ここでケンもチャコも観客も(cnt

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

cnt)「ドキリ」とする。何が、どう「ズルい」のか。それは「モノはあっても物語のない」この世の中で、自分たちの力で「物語」を獲得していくという生き方に、ケンとチャコが背を向けているからだ。この二人の厭世観の背景に存在する「何もかも誰かに（世の中に）与えられなければイヤだ」(cnt

歯l磨lきl粉みりおんせーじ @millionsage

cnt)という考えはただの甘えではないのか――ここでは、そんなメッセージが効果的に視聴者に突き刺さる。 p.273　宇野常寛『ゼロ年代の想像力』