セバスティアン・コンラッド「グローバル・ヒストリー・ワークショップ」(10/6@東大)
- Cristoforou
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@kosuke64 @kunisakamoto それはまじすまんかった・・・。羽田先生によろしくお伝えください(^^)/ あと、修論終わったら研究会に参加させていただきますと・・・。
2012-10-06 20:48:46グローバルヒストリーはアングロフォンって、そもそもUKではBritish historyすら書き得ない、的な話になっていた気がするんだけどそのへんのかねあいはどうなん
2012-10-06 21:03:28グローバルと称するからにはこのくらいのマキシマムで議論できないとだめですよね、と言うところから話をはじめるにくさんと、まだ可能性のある視座だから、今はまだ統一的な視座を立てられなくても温かい目で見ましょうよ、というところの対決
2012-10-06 21:24:24ぼくとにくさんふたりがかりでグローバルヒストリーについてこれまで持っていた疑問をここぞとばかりにぶつけまくってきたので、大変有益であった。コンラッドさんとコーディネータの方々超誠実に返答してくれてた。
2012-10-06 23:20:22思うままに挑発的なことばかり言って申し訳なかった。なのに誠実に対応していただいて。コンラッドさんにも福岡さんにも頭が上がらんでよ。
2012-10-06 23:25:49今日はグローバルヒストリーで大変盛り上がったようだが、私は平常運転で、下ライン地方の超ローカルなことについて書いている。
2012-10-06 23:32:39コアな一国史研究に身を置いたことがないので、national historiesからの脱却というスローガンの輝きをうまく認識できていないということがよくわかった。壊されるものの強固さを実感していないから、壊そうとする運動の意義が小さく見える。
2012-10-06 23:50:02だから勢い目線は壊したさきで建てようとしているものに向かい、そこの光景はかつてマルクス以下無数の人が通った道ではないのと言ってしまう。言い過ぎたw
2012-10-06 23:50:35それと史的唯物論がグローバルな見通しのもとで、実はネーション単位の記述を強力に推し進めていたということを踏まえて話さなかったのは大変よくなかった(http://t.co/dVDyLvGk)。議論の途中で気がついたけど修正する気力がなかった。反省。
2012-10-06 23:50:39まぁ、でも脱一国史観、脱国民国家史観、脱西欧中心主義は、あまりに言われすぎてお題目化した嫌いは確かにあるよね。日本史や中国史も、明治の草創期に「発展は西洋だけの専売特許じゃねーよ」と始められた部分もあるんだし
2012-10-07 00:05:13つまるところ、national historiesとその集積を越えたとして、 expanded area studies とglobal の間を何でつなぐんですか、というのが今日僕らがねちっこくむしかえした疑問点だったわけです。
2012-10-07 00:21:00一つは、コンラッドさんが口にした educational contexts という表現と、ドイツの歴史学界隈におけるドイツ史比率の異常な高さ(ドイツ以外の地域史をやるにしても、ドイツ史を経由する場合がきわめて多いと言っていた)に答えがあるのだと思う。
2012-10-07 00:28:05徹頭徹尾ヨーロッパと北米を辺境としか扱わない世界史を誰かが書いたらどうなるだろう。『リオリエント』すら近世までが限界だったし。ま、普通に破綻するかw
2012-10-07 00:34:06初期近代以前に北米を辺境扱いするとそれはそれで問題あるんじゃないのか。だって西洋人がくる以前の北米って非歴史みたいな扱いされてない?
2012-10-07 00:37:35その環境下で自国史以外の広い枠組の歴史も大事なので教えましょう、となったときに、例えば帝国史やオスマン史より、global history の方が明らかに通りがいいだろう。そういう意味で、少なくともドイツにおける歴史学、歴史教育に関しては、ghの採用 は一種の戦略的選択なのでは。
2012-10-07 00:37:38『近代ヨーロッパの形成』(創元社、2012年)ではグローバル・ヒストリーがらみで、ヨーロッパと日本における歴史教育の違いに触れてたな(37〜38ページ)
2012-10-07 00:40:38ただしいかに戦略的選択であったとしても、そのglobal性を媒介しうるのは結局material culture なのか(特に前近代において)、という批判はかなり大きなものでありうる。ここを今日にくさんが厳しく追及していた。
2012-10-07 00:43:03