シンポジウム みんなで決める安心のカタチ --ポスト311の地産地消をさがして
染谷さん 学校給食に使っても大丈夫化と問い合せも来た。自分たちで測ってみようと活動。20Bq/kg以上を出さないと決めて、やってきた。
2012-12-01 20:30:57染谷さん 作ったものを売れないのは農家としても辛いこと。しかし、検査して安全なものだけを提供するようにやってきた。しかし、お客さんにとって安心できないとなってきた。
2012-12-01 20:31:35染谷さん 五十嵐さんのアンケートで、誰が検査したものを信頼しますかという項目で、農家が測定したものというのは信頼されていないことがわかった。
2012-12-01 20:32:50染谷さん 消費者に信頼してもらうために第3者にも入ってもらい、柏手プロジェクトを立ち上げた。柏手が、柏の農家が何をすればいいかを考えた。
2012-12-01 20:33:22染谷さん 信頼してもらうためには、農家自身が知ること。それで230個の農家が取組みを行った。その努力もまだまだ認められていない。1年8ヶ月たってもまだお客さんは戻ってきていない。
2012-12-01 20:34:28染谷さん 3割のお客さんは減ったまま。これからも努力を続ける。そして、これからも忍耐が必要。市民に理解してもらう努力が必要と感じている。
2012-12-01 20:35:25石戸さん 生まれ育った柏、柏近郊の街がホットスポットと呼ばれるようになったときに、自分に何ができるかを考え、五十嵐さんに取材した。それが五十嵐さんとの出あい。
2012-12-01 20:36:41石戸さん 大阪在住と言うことで、私でいいのかとも思った。私はリスクについて社会の中でどの程度許容するか、それを決めていくと言う価値観と思っている。
2012-12-01 20:37:46石戸さん 先ほどの五十嵐さんの話で思ったこと。福島の農家や流通事業者を取材した。柏と同じような問題をどこの農家も抱えている。これだけはいっておきたいのは、農家の方は本当に勉強されている。
2012-12-01 20:39:05石戸さん 計測はあたり前、自分たちの作物はもっともっと魅力がある。あくまで選ぶのは消費者だが、選んでもらえるだけの魅力があるということを、知識や取組みを発信して農産物を手に取ってもらおうと言う試みを行っている。
2012-12-01 20:42:08石戸さん 価値観の共有には一致点が必要。ただ、リスクをめぐる問題で難しいのは、自分のほうが正しい、説得をしようという姿勢が前に出てしまう。しかし、それはすれ違いを生みうまくいかない。
2012-12-01 20:54:37