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いわゆる「建築家」の視座について
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makawakami
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昔トッド・ラングレンが「インタラクティブ・ミュージック」って言ってたが、「インタラクティブ」も死語になりましてですね....。
2014-02-26 04:01:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
インダストリアルデザインにおいても 消費者によるプロダクト・クリニックが有効かどうか??という議論はあってねえ。 まあ間違いなくジウジアーロ御大やガンディーニはやってないぜww。
2014-02-26 04:04:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
設計は民主的に決められるもんではないよね、最終的には。ということを、組織を辞めるときにも言ったし、某関西で仕事させていただいた先生にも言ったことがある。15年以上前だ。しかし、その「表現」の主権放棄みたいなこと平気でいう人が増えてるよな(00年代以降特に)。
2014-02-26 04:09:18![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
独善的判断は慎むべきな部分は建築設計には必要不可欠です しかし建築をまとめこむプロセスに信念ないとまあまともなデザインにはなりませんよね。
2014-02-26 04:16:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
簡単に言うと、(擬人化は好きではないですが)建築を設計するのは、ある意味、自分の産んだ子供を育てて社会に出すようなものですよね。その子育てをどうするかって、最終的には社会が決めるわけでなくて自分で決めなきゃならないって話です(権利としても責任としても)。
2014-02-26 04:21:04![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
多分多数決でパレスサイドビルは設計出来ません でも完成したパレスサイドビルは相当多くの人がその素晴らしさを実感します。 要はそういうこと
2014-02-26 04:21:18![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
さっきの子育ての喩えでいえば、信念とか愛情とか誠実さみたいに論立てられない・その必要もない部分もあるから、いいんじゃないですか。設計の内的なもの全てを外に開いて「知」として共有することなんかできなくて当然で。
2014-02-26 05:13:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
建築家との家づくりに「不安」は5割弱、イメージは「費用がかかる」 http://t.co/4unaxdidha これ、考えさせられるな…。
2014-02-26 11:35:12![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
費用がかかる、というのは建築コストと設計料の両方なんだろうけど、コストは建築家の努力で下げられる。設計料がかかるのは事実だけど、マンションやハウスメーカー、ゼネコンものは建築コストに経費として上乗せされてて、要は建築コストが削られている。
2014-02-26 11:39:05![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
とりあえず昨日の夜から「建築に失敗する方法」を読み始めたけど、確かに河野さんのおっしゃるように、この本は僕らが読むより一般の人が読むのに適してる気がする。林昌二の文章もすごく読みやすいし、何よりタイトルがすごくキャッチーだしねw
2014-02-26 11:52:39![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「建築家に依頼すると費用がかかる」とか「不安がある」っていうのは、そもそもちゃんとした建築家に依頼していない、とか、その人の設計した建築をよく見ていないとか、そういう勉強不足によることなんじゃないかな。さっきの本でも「家づくりをしたいのならしっかり勉強しなさい」と書いてあった。
2014-02-26 11:57:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
では「ハウスメーカーや設計施工でつくれば設計料タダ」っていうのも勉強不足と言わざるを得ない。どちらも要は見えないところで設計料や経費を乗せていて(逆に言うと、実質工事費から引かれている)分からないだけなのである。
2014-02-26 12:01:44![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
そしてハウスメーカーの規模が大きくなればなるほど、その必要経費は大きくて、少し前に聞いた話だと、超大手ハウスメーカーでは、経費が40〜45%ぐらい。つまり2,000万で家を建てた場合、その家に実際に掛けられているコストは1,100〜1,200程度っていうこと。
2014-02-26 12:03:18![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
僕が子どもの頃にできた建築が、軒並み足場を架けて改修されてたり解体されたりしてるのを見るにつけ、あと15年ぐらいしたら僕が実務を始めた頃に担当したものもああなるのかっていう風に考えるようになってきたんだけど、これは本当に改修できることを前提にしとかないとなって強く思うよね。
2014-02-26 12:39:13![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
帝国ホテルがインテリアでライトの意匠の面影を反映させようと全くしていないこと。これが昭和50年のリアルな日本の文化的水準だ。それに対して90年代以降の丸の内の再開発においては戦前からの伝統を継承しようと努力してる建築も珍しくない。藤森先生や博之先生の世代の努力だよね。
2014-02-26 15:08:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@s_tomokazu @tadashi517517 木造3階建ての建売住宅1戸が建設費が設計費除いて1150万ぐらい。それに設計量が上乗せで100万ぐらいだとしても1300万ぐらいで作ってるんだよね。ようするに700万は元請の大手と1次、2次のマージン料になんだよね。
2014-02-26 16:22:08![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@masahirokatsuki そう考えると、クライアント(購入者)が支払う金額と、実際に建物に掛けられたコストに相当差があって、それを「分かって」支払っているのか「分からずに」支払っているのかでは、かなりの違いがあると思うんですよね。
2014-02-26 16:38:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
特に建築畑の人からそういう意見が出ることは想定していた。結構多いのではとも思う。でも、建築のブランド化→マーケット商品化→美術館での展示というのはどうだろう。啓蒙機関として多くの人が訪れることは最近特に強く要求されるし、誰のためにやるのかを考えればそれも丸きり無視できないと思う。
2014-02-28 15:23:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
ひとつの建築が理想通りに完成するためには、予算もプロセスもそれはそれは大変だけれど、美術館での展示は建築家の純粋な思考段階での実験を具現化することができる。それは美術作品を観るのと同じくらい、刺激的なことだと思っている。
2014-02-28 15:39:28