ACE10周年記念 千葉授業づくり研究会 第一部「「学び」と「まなびほぐし」」講師:佐伯胖先生(青山学院大学教授)

2012年12月16日 NPO法人企業教育研究会 10周年記念 千葉授業づくり研究会 http://ace-npo.org/achievements/10th/ceremony.html 第一部・講演会 続きを読む
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ありつねひろな @hirooooooona

物事を自分で「問う」事が出来ないという自分の発見、が佐伯先生の出発点。#ace10th

2012-12-16 13:58:03
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

「なぜ私は学べなくなったのか…一所懸命勉強してきたのに」と感じていられた佐伯先生が、当時お書きになった本はこちら/http://t.co/3U58uPwi: 「学び」の構造 (1975年): 佐伯 胖: 本 http://t.co/54wvKroi #ace10th

2012-12-16 13:59:00
藤川大祐 @daisukef

佐伯:1975年に『「学び」の構造』という本を書き、第1章で「学べない人」について書いた。無気力型人間、ガリ勉型人間、ハウ・ツウ型人間の3つのタイプについて書いた。 #ace10th

2012-12-16 13:59:41
藤川大祐 @daisukef

佐伯:「学べなくしている」学習観がある。知識に対する権威主義的学習観、真理についての主観主義的学習観、人間のよさをマナーのように考える方法主義的学習観。 #ace10th

2012-12-16 14:02:49
マメンダコ @chickoachisatok

知ってること、論文の考え方を出して、自分の考えを言わない。・・・よくある。 #ace10th

2012-12-16 14:03:53
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

佐伯先生の小学時代の担任が「神様はいると思う?」と聞いた。クラスであれこれ議論したが、結局「神様は信じている人にはいて、信じていない人にはいないんだね」と締めくくられた。妙な説得力に、当時違和感を感じた。 #ace10th

2012-12-16 14:04:21
藤川大祐 @daisukef

佐伯:どうしてそうなってしまったのか。「学校で学ぶ」ことが習慣づけられているから、すなわち学びが学校化してしまっているから。「勉強」で学習される知は、知るべきことのリストが脱・文脈化されてリスト化され、順序よく習得されるもの。 #ace10th

2012-12-16 14:04:39
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

「教えてもらえられないと学べない」という依存。「勉強」を「教え」の従属変数とみなす。勉強の副作用。 #ace10th

2012-12-16 14:05:31
藤川大祐 @daisukef

佐伯:「勉強」には副作用がある。教えてもらわなければ学ばない、何が正しいのかは教師や専門家に決められる、「答え」さえわかればよいとされる。 #ace10th

2012-12-16 14:05:45
藤川大祐 @daisukef

佐伯:公開講座をめぐって熱心に聞いているだけでは、「勉強」の副作用がきいているということではないか。 #ace10th

2012-12-16 14:06:36
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

『「公開講座巡りの人」はこの会場にもいないか?』…という佐伯先生のお言葉に、会場爆笑 #ace10th

2012-12-16 14:06:42
藤川大祐 @daisukef

佐伯:「やる気をなくした犬の話」(Seligman他、1968)。やっても無駄ということが重なると、無力感が学習されてしまう(学習性無力感)。「勉強」癖がついてしまうと、自分の中から物事を作ることはできっこないと学んでしまう。 #ace10th

2012-12-16 14:07:55
ありつねひろな @hirooooooona

いつも与えられた知識を受けていると、自然に受け身になってしまい、自分の中から作り出す事はできないのではないかという事を学ぶというお話。#ace10th

2012-12-16 14:09:55
藤川大祐 @daisukef

佐伯:私たちの心の内には、「行動主義」の考え方がある。真面目、一生懸命、コツコツが人間の生きる道のように考えられ、いつも評価されることが大切だと考えてしまう。「いい授業」「いい実践」は、行動主義的フレームワークの中で成果を上げる傾向がある。 #ace10th

2012-12-16 14:09:57
藤川大祐 @daisukef

佐伯:教育心理学の父であるソーンダイクは、罰で学習をコントロールできると考えた。一時的には効果があっても、効果には限界があることは後にスキナーによって実証された。スキナーは即時強化、スモール・ステップ等によるオペラント条件付け理論を提唱した。 #ace10th

2012-12-16 14:12:27
藤川大祐 @daisukef

佐伯:問いがあって答えが出され、フィードバックが与えられるという「ティーチング・マシーン」が教育のあるべき姿と考えられていた。 #ace10th

2012-12-16 14:14:20
藤川大祐 @daisukef

佐伯:「プログラム学習」による「教育の科学化」が進められた。日本中に教育工学センターができたのも、こうした発想による。特にそれを進めたのがブルームの「完全習得学習」。教育活動の目標を学習者の行動項目として網羅している。 #ace10th

2012-12-16 14:16:26
市野 敬介 @Ichino_Keisuke

「エックス」を「エッキス」って発音する数学の先生を思い出した。 #ace10th

2012-12-16 14:16:49
藤川大祐 @daisukef

佐伯:完全習得学習の考え方は、今でも残っている。企業内教育にも看護教育にもある。 #ace10th

2012-12-16 14:18:06
藤川大祐 @daisukef

佐伯:この結果、「教えたつもり」「学んだはず」は排除され、徹底的に評価がなされ、目標の達成が求められるようになってきた。評価をきっちりやればよくなるはずだ、ということになっている。 #ace10th

2012-12-16 14:19:15
藤川大祐 @daisukef

佐伯:心理学では、1970年代の「認知革命」で、そういうことではないということが明らかになってきた。 #ace10th

2012-12-16 14:20:08
市野 敬介 @Ichino_Keisuke

「完全習得学習」の世界観を脱した社会はどうなるのか、これは戦いだ。 #ace10th

2012-12-16 14:20:49
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

佐伯先生のお話にあった『LISPで学ぶ認知心理学』はこちら #ace10thhttp://t.co/3U58uPwi: LISPで学ぶ認知心理学 (1) 学習: 安西 祐一郎, 佐伯 胖, 無藤 隆: 本 http://t.co/EpKLUJRG

2012-12-16 14:21:42
藤川大祐 @daisukef

佐伯:第一次認知革命は、「考える」ことを頭の中の情報処理過程と考え、人工知能研究が先導してコンピュータでシミュレートされることになった。「意味がわかる」「知識」といったことも心理学で扱えるようになった。 #ace10th

2012-12-16 14:21:51
藤川大祐 @daisukef

佐伯:第二次認知革命は、ヴィゴツキー・不ねっさんすであり、社会的構成主義及び状況的学習論である。 #ace10th

2012-12-16 14:22:31
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