芸術と日常の関係 - 「文脈を理解してから作品を批判しろ」というとき、その作品を批判する文脈については想定されていない
@ka2saiki 正確には、まずは前者と後者の問題を区別しなければならない、という話です。そのうえで、前者の問題についてはまた個別にかんがえる必要がある、と。ぼくも最初はおなじ問題と思って考えていたんですが、tweetしているうちにふたつを切り離さないといけないと気づいた。
2013-02-07 20:25:38@tkyk_insensatez ニューヨークにはWorld Famous〜とか、New York No.1〜と銘打ったレストランが多数ありますが、「文脈読め」っていうのも、そういう自己文脈化を試みているレストランの乱暴さに近いものを感じるかもしれません。
2013-02-07 20:26:09芸術と日常の関係は、こうも言い換えられるかもしれない。つまり、芸術が日常にちかづけばちかづくほど、あるなにかを日常として経験するひとと芸術として経験するひととの差は、後者が芸術にかかわる人間である、ということだけになってしまう。こうしてけっきょくartworldが強化される。
2013-02-07 20:30:00ぼくは日常も芸術もおなじようにそれ自体として好きです。日常を扱った芸術だから好きとか、日常が芸術的だから好きっていうことはない。
2013-02-07 20:33:24そういうことですねRT“@ka2saiki: …最初に不味いと思った料理を、いくら「これこれこうだから美味いんだよ、もう少し味分かってから出直してこい」と言われたところで不味いということは代わらないでしょうね。何でおいしくないのか考えるかもしれませんが。”
2013-02-07 20:37:52というか、おいしくないと「感じる」ものをたべさせられたうえに、おいしいと思えるような理由を「勉強」してからまた来い、っていわれるいわれはない。
2013-02-07 20:40:48でもそこで、こんどはこういうもの出しますからまた来てください、っていわれたら行くとおもうんですよ。すくなくともぼくは行くRT“@ka2saiki: レストランだったら「二度と来るか」と思いますねw。”
2013-02-07 21:37:39