あかりさんの「小説家になろう」おすすめ小説紹介(2013年 2月)
![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
暴力と諜報力と、それから。「月蝕」http://t.co/No5ZlGRW 7作目は、そんなハードなファンタジー。あの傑作Moon phaseのリメイク作品で、こちらも何度も紹介してるんですが、面白いんだから仕方ない。
2013-02-11 20:56:42![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ある種の王道な異世界転生ファンタジーなんですが、圧倒的な暴力に満ちた倫理観とともすれば中二病を凄まじく拗らせたとでもいうような世界観。これらが、もうありたいていな作品とは一線を画しています。
2013-02-11 21:01:06![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
それがもうたまらなく、わたしの琴線を刺激し続けるのです。リメイクは戦争について書きたいことが多すぎてごちゃごちゃになったというだけあって、描写も深いのですが、何より素直クールなヒロインがかわいいのですよね。
2013-02-11 21:03:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
ハードな世界ということでは、8作目「夜空に地球は煌めかない」http://t.co/Bzq9HLE6 終末世界の日本を舞台にした、伝奇ファンタジー。中年主人公が、元妻が再婚相手との間に残した娘と、行商しながら滅びゆく世界の原因を探っていくという、なかなかにぐっとくる設定。
2013-02-11 21:09:09![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
子供達が産まれなくなっていったり、その少ない子供達も、皆反応がおかしいという何らかの異常を感じたり、不気味さが終始漂います。終末こそ救いだとする宗教団体が現れ、主人公とは敵対することになるのですが。
2013-02-11 21:13:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
結末こそ、人によって評価は別れると思うのですが、それまでに書かれる人生観のようなものは、中々に読み応えがあります。過去作「異世界で能力者は踊れない」でも、一味ひねりのある異世界転移もので、その辺りを語ってくれた部分もあり、合わせておすすめしたいところ。
2013-02-11 21:16:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
さて、ようやく9作目「機巧アリスに口付けを」http://t.co/xdtOwFJS こちらもまた、もう前置きがいらない程何度も紹介した、アンドロイドものの傑作SFです。
2013-02-11 21:20:25![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
通称アリスと呼ばれる女性型アンドロイドの、人格プログラムを改修する調律師の主人公。彼の前に、かつて別れた幼馴染そっくりのアリスがやってきて。
2013-02-11 21:23:54![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
もう多くは語りませんが、スワロウテイルとか好きな人にはたまらなくおすすめですね。webでもこんな素晴らしいSFが読めるんです。
2013-02-11 21:25:04![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
さて、ようやく10作目「S・D・G」http://t.co/e8MRegVL あのヤンデレ戦記ものとして名高い「猫にワルツを」の姉妹作であり、これにまた負けず劣らないハードゲームファンタジーなのです。
2013-02-11 21:29:51![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
この作者の味であるヤンデレ部分はそのままに、よりハードモードになった世界観で、システムに翻弄される主人公。現実とゲームの境界すら曖昧になった世界で、歯を喰いしばって戦い続ける!
2013-02-11 21:36:13![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
この何一つ手探りで先の見えない中、アイデンティティすら崩壊し、世界というシステムに翻弄されながらも、前に進んでいく。結末に何があるのか、その先をわたしは読みたいのです。
2013-02-11 21:38:08![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
という訳で、2012年のあかりおすすめ10作を挙げてきた訳ですが、いかがだったでしょうか? 去年なら、あれもあるだろ、いや、あれはどうした? と思う作品もたるでしょう。
2013-02-11 21:39:29![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
なので、よければ作品名あげて、わたしに教えてください! 読んでないのに、そんな面白い作品あるなら、もったいないじゃないですか!
2013-02-11 21:41:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
といったところで、本日のあかりのなろうおすすめ紹介、前編:2012年のおすすめ10作はここまでということで。ちょっと休憩挟んだところで、後編:最近読んだ面白い作品紹介に移りたいと思います。
2013-02-11 21:43:53「最近読んだ面白い作品紹介」
![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
相変わらず現代もの多めなのですが、まずは「マネーロンダリング」http://t.co/XBDl860m ある日突然、億単位の出処の汚いお金が手に入ったら?
2013-02-11 22:15:00![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
こういうシミュレーションは、誰しも頭を使って考えたことありますよね? 特に、この鉄道で切符買ったらとか、全国で使えばとか、恐ろしいほど考えたことが。
2013-02-11 22:18:19![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
そんな妄想に一加えあるのが、この作品のいいところ。警察サイドや、金の出処である銀行強盗の被害にあった銀行員サイドなど、ある種の群像劇のように物語は絡まって展開していきます。
2013-02-11 22:20:34![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
マネーロンダリングの手口も、国内で上手く使う方法だけではなく、海外での個人輸出入を用いたり、そして今度はヤクザとも……? という、だんだん危ない橋へと。そして、警察の手も主人公のすぐそばへと迫り!
2013-02-11 22:22:38