月刊「概念分析」:2013年02月
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『分析美学入門』
@demiurgos0 どうもです。ちなみに韓国での英語圏の美学の研究状況についてもしご存じでしたら教えていただきたいのですが、あまり人気はないのでしょうか?
2013-02-12 18:15:08@conchucame そうですね。。 韓国は現代france哲學と獨逸觀念論,現象學が人氣です。あんまり分析哲學は。。。樣相論理の本も私の本が唯一です。あ、私は分析美學の事より美學が流行する哲學思潮に再構成されることについてちょっと不信しています。。。
2013-02-12 18:40:43@demiurgos0 様相論理の本をお書きになってらしたのですか。存じ上げませんでした。日本では、分析哲学をやってる人はたくさんいますが、分析美学はまだあまり人気がありません。あと、美学が流行する哲学思潮というのも、まだ日本ではあまり感じられませんね。
2013-02-12 18:46:56@conchucame あ、わたしが言ったのは美學が流行する哲學思潮(分析哲學、現象學など)で再構成されることです。。。はは。
2013-02-12 18:51:39@demiurgos0 なるほど。勉強になります。中国の美学についてはどうでしょうか?日本では中国の美学については、まだあまり研究が進んでないようです。中国の現代美術は最近すこしずつ紹介されだしていますが。(残念ながら韓国の美学についても、まだまだ日本には情報がすくないです。)
2013-02-12 18:52:45@at_akada google先生の翻訳によるところ「分析美学...全く言語道断そのもの。分析哲学はどこまで行く...」とおっしゃっているようです。
2013-02-12 17:20:00@at_akada 翻訳状況とかあまり知りませんけど、数年前の国際美学界では韓国人の先生がダントーについて発表されてましたし、やってるひとはそれなりにいるんじゃないかと思いますね。韓国の学生のなかには英語できる人は多いので、英米圏の美学が知られてないと言うことはないでしょう。
2013-02-12 17:31:39@at_akada あとうちの研究室に来てる留学生の子が、去年か一昨年、シュスターマンの韓国語訳出してます。なんかの翻訳賞とったらしいので、それなりに知名度もあがってるんじゃないかな。(シュスターマンがやってるのが分析美学かという問題はさておき)。
2013-02-12 17:33:14良い機会なので言っておきますが、分析美学はべつに、芸術を言葉で分析し尽くそうという学問ではまったくありません。分析美学をdisるひとはよく「芸術を言葉で分析できるわけがない!」とか、さらには「そんな作業は芸術を貶めるだけだ!」とか言うんだけど、そういう批判が適切なのかはかなり微妙
2013-02-12 17:39:17「芸術を典型とする、感性の働きが重要な役割を果たしている諸実践が、どういう概念にのっとって行われているのか」ってのは、それなりにまともな問いに思えるし、概念使用が曖昧なせいで研究・議論に余計な混乱が生じているのであれば、それを整理するのは人文系の学者の重要な仕事だと思います。
2013-02-12 17:44:03というかそもそも、分析美学ディする人たちが、どういう美学を理想としているのかは、わたしよくわかってないのですよね。(そもそも美学とか芸術学という学問自体を否定してるというのであれば、賛成はしないまでもちょっとは話わかる)。
2013-02-12 17:46:16あと、文体に美しさがないとか、論述の進め方が簡素でつまらんとか、そういう批判もたまにあるけど、そういうのについては対応がむずかしい。いまのところ「すいません、それウチではあつかってないんです。でもこれはこれで面白いですよ」って言うしかないかな、とやや諦め気味。
2013-02-12 17:50:51分析哲学とはなにか
批判とかではなく素朴な疑問なのだが、(日本の)TLでは分析哲学が概念分析だとか、分析哲学者の仕事が概念の交通整理だという言説をよく聞くが、どの程度の人がこの考えを共有しているのだろう。ちなみに、僕は全くそう考えない。
2013-02-12 18:25:08