賄賂を使えない人をリーダーにするのは間違っている

medtoolz @medtoolz

韓国は汚い手段で賄賂をばらまき、ルールを自国に有利になるよう捻じ曲げる、という言説はいろんな場所で耳にするのだけれど、じゃあ日本のスポーツ業界のトップが同じだけの裁量を渡されて、自国に有利なよう、政治力を行使できるのかといえば、そもそも無理なんじゃないかと思う

medtoolz @medtoolz

前のオリンピックで、英語がわからないコーチがルールの変更に追いつけずに選手が失格になった事例があったけれど、なんとなくこう、「奴らは汚い」の段階で思考停止して、そもそもの上役の仕事や対抗手段を工夫することを、上の人達は怠ってきたような気もする。たぶんいろんな業界で

medtoolz @medtoolz

RPGでお金がたまると、どうしても火力重視で防具より先に武器の方に手が伸びる。武器の利益はすぐ分かるけれど、防具の利益は「戦ってもやられにくい」という、もう少し長い目線を持つ必要があって、難しいからなのだと思う。武器は戦術の道具、防具は戦略の道具というか

medtoolz @medtoolz

問題の解決に熟達した人が前線を退き指導者になる流れは自然だけれど、戦術の工夫に前リソースを投じた挙句に戦略の工夫を一切放棄していた人がコーチとか監督になったりすると、選手はたぶん不幸になるんだろう

medtoolz @medtoolz

会社組織なんかだと、マネージャーというのは上役的というか、まとめ役やスケジュール、人事の管理などを行うイメージだけれど、スポーツの業界でマネージャーというと、どことなく下働き的というか、現場の延長にマネージャーという職種が存在していないイメージ

medtoolz @medtoolz

賄賂ってこう、現金や贈り物みたいなあからさまなものから、ハニートラップみたいな生っぽいのものまで含めて、それを用意するのはもちろんだけれど、相手が何を望み、それをどういう形で渡せば相手の面対が立ち、目的に対してどの程度の賄賂を積むのが相場なのか、全部知っていないと意味が無い

medtoolz @medtoolz

相手のことを深く知らないと、そもそも賄賂は使えない。そこまで深く知る努力を払っていれば、よしんば賄賂が用意できなくても意思が通る可能性は高い。で、翻って日本のスポーツ業界はそういうのやってたんだろうか?

たにみちの@BA-KU @taninon

@medtoolz 日本の接待ってどのくらいの範囲まで通用してるのかは気になりますねえ。

medtoolz @medtoolz

@taninon なんとなくこう、汚い手段を「汚いから」の一言で切り捨てて、本来学ぶべき何かをまるごと切ってしまっているようなきがするのです。。

たにみちの@BA-KU @taninon

@medtoolz 海外のお偉いさんを接待しようと女用意したら妻帯者だからと激怒された、みたいな話ありますしね。接待はそもそも卑怯な手段と認識してないからできる、みたいな感じがありそう。

medtoolz @medtoolz

汚職をする政治家がいい人であるわけがないし、汚職をしないのならばもちろんそれに越したことはないけれど、「汚職もできない人」を政治家にするのはもっと悪い。賄賂を使う汚い相手を前に、それを使わず戦うのは正しいかもしれないけれど、賄賂を使えない人をリーダーにするのは間違っている