発達障害者のための就労支援、就労移行支援のためのセミナー記録

仙台で開催されました発達障害の方の就労支援、就労移行支援の講演会の記録です。頂いたレジュメとお話を基にトゥギャりました。
12
前へ 1 2 3 ・・ 9 次へ
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

これは個人的な見解なのだけど、人は本来いろんな側面があって、今目の前にある側面だけで人は成り立たないはず。興味関心に向かっている自分、家族の中での子どもとしての自分、日本人の自分、色んな属性があってそのどれかが欠けても自分ではなくなる。多面体としての人の豊かさを知るのは大事かと。

2013-02-19 17:52:40
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

自分を高める、守るための支援として、ストレスや疲れの自覚、リラックスと発散を教える、イライラした時の落ち着き方、手順書や自分の苦手さを補う工夫と予防、困ったときの対処法。リラクゼーションや休む事の意味を学ぶ機会でもある。

2013-02-19 17:57:43
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

自分の感情の状態を知る 自分がリラックスできるものを見つける その人に合ったリラックス方法を確立させる 日課に組み込む(時間と場所を決めてする) 本当にイライラした場面で使えるようにする

2013-02-19 18:00:48
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

手順書で使われている例として、本人が好きなキャラクターがプリントされていて、そのキャラが伝えてくれているような印象を受ける手順書の紹介、あるいは大声を出すのが自分の発散法なんですと言う方に、声を出す代わりにゴムボールをギュッと握ってもらうという代替的な方法を提案し採用された例も。

2013-02-19 18:05:58
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

目に見えない気持ち、感情を視覚化する取り組みも。色と文字を組み合わせてみる、その人に合わせてグラフや図形も取り入れてみる。

2013-02-19 18:08:36
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

グループ活動でのルールについての紹介、紙にプリントアウトされ、視覚的に明確化されている。音声や流れてしまう情報での提示よりも固定され、動かない情報が本人たちには伝わりやすく、ぶれないので安心できる。

2013-02-19 18:12:23
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

困ったときの対処法の例として、警察からのアドバイス、とある。(ここは時間の関係で残念ながら伺えなかった箇所だが)おまわりさんに自分の言動で職務質問された時にどうするかが記述されている。具体的、かつ明確に提示されている。

2013-02-19 18:17:31
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

プロフィールの作成(自分の取扱説明書、いわゆるトリセツ)は、本人の自己理解の促進状況に合わせ、履歴書のみでは分かりにくい情報を明記する。基礎情報、家庭生活状況、学歴・職歴・資格と特性によって得意なことと、苦手なこと、発達障害(ASDの三つ組特性含む)の特性と感覚的な繊細さ、過敏さ

2013-02-19 18:22:35
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

職場の人へのお願いの項目には、その人に向いている労働条件、関わり方への配慮点を明記。就労機関へ提供し、就職の際は職場にも提出する。

2013-02-19 18:27:37
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

就労への支援は、いきなり飛び込みで何かしてもらうよりも、体験実習を通し、雇用を前提とした実習、継続的に安定してその場所で積み重ねていくのが重要。実践の場に近づけた環境設定、継続的な会社見学会の実施。定期的なハローワーク訪問。職場開拓は人材紹介会社・コンサルティング会社との連携も。

2013-02-19 18:32:53
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

就労スキームの構築、整備は現在もなされており、支援者サイドから企業サイドへの売り込みも鋭意なされている。

2013-02-19 18:36:22
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

@sendai_autism こんばんは、お疲れ様です。共働で参りましょう。自分の理解と支援時のヒントを頂く意味でも勉強になりました。またスケジュールや予算の調整出来次第、伺わせて頂きます。

2013-02-19 18:44:40
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

自己理解において、自分を可でもなく不可でもないと評価できる、思えている。その評価を維持していけるのが大事に思える。

2013-02-19 18:48:15
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

Q&Aの時に軽く自己紹介してからの質問だったけど、自分が「本人で家族で支援者やってます」って言って、講師の方は「おおっ!?」と少しのけぞっておられたけれど、自分がそこにいたのは講師の方々のアプローチが適切で、意味のある、必要とされている実践をされている事の証拠でもあった。

2013-02-19 19:21:22
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

講師の方々の懸命な尽力と実践が私を育ててくださっている。その成果が目の前に現れたら、まあびっくりされるのも無理もないというか。自己理解を深める意味でも本人が勉強に来られるのは素晴らしいことだし、そういう人が声を上げてくるのをサポーターサイドは切に願っています。

2013-02-19 19:24:48
kingstone @king1234stone

いつもどもっす。  RT @bunten: .@king1234stone さんの「「好き・嫌い」と「正しい・間違い」」をお気に入りにしました。 http://t.co/NbudwHqA

2013-02-19 19:39:36
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

発達障害学生のためのインターンプログラ2ムについて。全人口の1%(一般統計上)、発達障害のある人の高等教育機関進学率が36%(2005~2006の厚生労働省調査)、高等教育機関での発達障害の人の割合は、0.36%、高等教育機関で発達障害のある人(一学年)で120万人×0.36%

2013-02-19 19:50:15
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

約4000人と算出される。発達障害のある人の高等機関の学生さんの多くが就職できていない、就職の困難さには種々の問題が密接に絡み合っている。

2013-02-19 19:52:29
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

学生さん自身が高い専門スキルを持っていても、自身の特性理解や社会性、コミュニケーションを補う準備や対処法が未確立で周囲との関係性の構築が難しい。

2013-02-19 19:54:30
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

企業側が発達障害の特性やその人にどんな業務ができるのか分からない。人事部は把握していても、配属する部署、職場では理解されにくい。

2013-02-19 19:56:05
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

大学のキャリア支援担当側の問題として、一人ひとり状況が違うため特性が分かりにくい。担当者は発達障害が専門ではないので適切な支援方法が分からない。企業側からの求人がない。

2013-02-19 19:58:21
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

ジョブジョイントおおさかの事業所による地域高等教育機関のリサーチでは(大阪、神戸、京都)キャリア支援担当の方から発達障害の人の就労支援が大きな関心事になっている現状が見えてきている模様。

2013-02-19 20:01:42
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

大学、専門学校の学内では積極的な支援をしているにも関わらず、就職先が決まっている学生は非常に少なく、大学、専門学校としても高い問題意識を持っていることが分かってきた。

2013-02-19 20:03:43
Hiroyuki Miyake @kt_hy_HMiyake

講師の高橋さんのお話からは、偏差値の高い大学の学生さんで発達障害の人、偏差値の低い大学に入学されている知的障害(精神発達遅滞?)を伴う発達障害の人で二極化が起こっているとの指摘もありました。

2013-02-19 20:07:07
前へ 1 2 3 ・・ 9 次へ