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イマジンカイザー(二次創作投稿用) @i_m_z4643
それでは、本日分もスタートします 仮面ライダーW Rの脅威/帰って来てくれ仮面ライダー『chapter1:Kの襲撃/俺は仮面ライダージョーカー』 http://t.co/KrzaEOlptN #WR
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 倉田《くらた》剣児《けんじ》。「アームズ」のメモリの所持者で、かつて仮面ライダーを名乗り、翔太郎たちを苦しめた危険な男だ。倉田は厳つい目付きと、それと相対する異様に楽しげな口調で、驚き戸惑う翔太郎に言葉を返した。 #WR
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「おぉッ、覚えててくれたか名探偵さんよ。嬉しいねェ」 「なんでお前がここにいる。刑務所脱け出してお散歩か?」 「そうだねぇ、相棒無くして独り身になったお前を慰めに来た、ってのはどうだ?」 「ふざけんなこの野郎。いや、待て。なんでお前が……」 #WR
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 フィリップが地球の本棚に消えたのは去年の夏の盛りだ。その頃刑務所に収監されていた倉田がそれを知ることなど出来る筈が無い。翔太郎は何故だと問うが、「皆まで言うな」と遮られてしまう。#WR
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「知りたいか? そりゃあ知りたいよなあ。けど教えてやらねェぜ。依頼主《クライアント》に怒られちまうからな」 「依頼主? なんだそいつは」 「おっと、つい口を滑らせちまったか。ヒントはこれ以上無しだ。後は地獄の閻魔様にでも訊くこったな」 #WR
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 何なのだこのふざけた態度は。長く付き合うだけ阿呆らしい。翔太郎は苛立ち混じりに言い返す。 「話す気が無いなら勝手にしろよ。猛獣は大人しく刑務所の檻の中に帰ンな」 「ところが、そうは行かねェんだよなあ」倉田は『ガイアメモリ』を取り出し、スイッチを押し込んだ。 #WR
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[クウガ!]  赤一色に謎の象形文字が刻まれた外観。地球の声《ガイアウィスパー》から発せられる”クウガ”という声。聞いたことも、見たことも無いメモリだ。倉田の腹に押し込まれたそれは、一瞬にして彼を異形の怪物・ドーパントへと変化させる。 #WR
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 金色の二本角に、鉄すら噛み千切りそうなほど強靭な顎。細身で青色の右腕に、肩当てがついた緑色の左腕。体を覆う頑健そうな紫の鎧。腰巻状に腰回りに連なる棘《とげ》のような装飾物。今まで多くのガイアメモリ犯罪に関わって来たが、こんなドーパントにお目にかかったことはない。 #WR
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「おいおいおい、何なんだそのメモリは、その姿は!」 「なんでも古代の人間が変身したっていう化け物の記憶――、だそうだ。詳しいことは俺も知らねぇがよ。取り敢えず……死んでもらうぜ名探偵!」 #WR
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 倉田は軽く首を鳴らすと、咄嗟に踏み込んで翔太郎の首を掴み、そのままぐいと持ち上げる。対応し、倉田の胸を蹴り上げて力を緩めたことで、首を捩じ切られるのは阻止するが、凄まじい力に翔太郎の呼吸が数秒止まる。#WR
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「なんつぅ馬鹿力だ……、マトモに相手してられっか」  逃げる翔太郎に対し、倉田は腰回りの装飾品を数個取り外して投げつける。棘のようなそれは、空中で『短剣』へと変わり、翔太郎のベスト越しに両脇腹とズボンの先を刺し貫き、床に釘付けにしてしまう。#WR
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「どうしたどうした? 変身して戦ってみろよ? おっと、相棒が居ないんじゃ、仮面ライダーにゃあなれないか。悲しいねェ」倉田は勝ち誇り、釘付けになった翔太郎を右足で踏みつける。 「ンだとォ……? 倉田ァ、そいつは違う! 断じて違うッ!」 [SPIDER!]#WR
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 フィリップを失った今、翔太郎はWに変身出来ない。それは半分正解で、間違いだ。翔太郎は倉田の言葉の間違いを正すべく、右腕についた腕時計『スパイダーショック』にギジメモリ”スパイダー”を挿入し、飛び出したワイヤーで倉田の体を縛り付けた。#WR
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「訂正しろ倉田。俺は仮面ライダーになれないんじゃない。”二人で一人”じゃなくなっただけだ」 「どこが違うってんだよ。一緒じゃねぇか」 「一緒じゃあねぇ。まるで違う。見せてやるよ、これが……俺の力だッ」 [ジョーカー!]  ――変身ッ! #WR
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 翔太郎は変身ベルト『ロストドライバー』を腰に巻き付け、ベストの内ポケットから”紫色”のメモリをバックルに差し込み、展開。彼の体を紫の光と黒の鎧が包み込み、異形の戦士を形作る。翔太郎は左人差し指を倉田に向け、大見得を切った。#WR
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「街の涙を拭う紫のハンカチ……、仮面ライダージョーカー!」  運動能力を極限まで高める『切り札の記憶』を持った戦士。左翔太郎が”単独で”変身する仮面ライダー・ジョーカーだ。 #WR
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 大見得を切ったジョーカーは、今までのうっ憤を晴らすかの如く掴みかかる。左拳による連撃で倉田を怯ませ、右拳の重々しい一撃を相手の鳩尾に叩き込む。屈強な怪物の体が、一気にくの字に折れた。#WR
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 倉田は悔しさに拳で床を叩く。「聞いて……ねぇぞッ! だが、しょせんは半分こライダーの片割れだけ! 腕力自体は大したことねぇなぁ? なぁ!」  よろけたが、押し切るとまでは行かなかった。倉田は怒りに身を任せ、先の騒ぎで折れた椅子の脚を掴むと、それを青く輝く長尺の棒に変える。#WR
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「お前、なんだその棒は! どこから持って来やがった」 「どこって、ここからに決まってンだろ。そォらそら!」  どうやら折れた椅子の脚を棍棒に変化させたらしい。そして問題はそこじゃない。怪物の凄まじき腕力と棒術に、ライダーである自分が翻弄されているという事実だ。#WR
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 徒手空拳だけでは相手の間合いに入り込めず、棒を弾くには力が足らない。となれば距離を取って隙を突く他ない。ジョーカーはそう思い、少し大袈裟に後方へ跳んだ。 だがそれを倉田は逃がさない。「おぉっと、俺の力はこんなもんじゃないぜ。これでも喰らえ!」 #WR
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「おい待て、それは空砲……」  事務所の机に転がっていた玩具の拳銃を掴み、これは空砲だという制止も聞かず、引き金を引く倉田。しかし、一体どういうことだろう。玩具の拳銃からは弾が出て、ジョーカーの腹を撃ち抜いているではないか。 #WR
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 倉田はドーパントとしての能力を用い、空砲に”空気弾”を詰め、それをジョーカーに向けて放っていたのだ。装飾品をナイフに、木の切れ端を棍棒に、空砲を強力な拳銃に変える能力。それが”クウガ”メモリの能力か。ジョーカーはそう分析した。#WR
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 久々に面倒な相手に当たっちまったなと、ジョーカーは仮面の奥で唇を噛む。徒手空拳の素早さと鋭さだけでは対処し切れないだろう。だが、手詰まりになった訳ではない。 「いい気になるなよ倉田ァ、こうなったら力比べだ!」 [メタル!]#WR
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 翔太郎はドライバーからジョーカーのメモリを取り外すと、代わりに“メタル”のガイアメモリを同じ場所に挿し込む。紫色だった体表は鈍く輝く銀色へと変わり、彼の左手には専用武装「メタルシャフト」が握られる。”闘士の記憶”を宿した鋼の鎧の戦士、仮面ライダー『メタル』だ。#WR
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 仮面ライダーメタルはシャフトを振るい、敵の銃撃を弾きつつ倉田の間合いに潜り込むと、倉田の脇腹にそれを突き入れる。鋼鉄製の棍棒は、彼の堅牢な鎧とその下の筋肉をたやすく貫通し、一瞬意識を飛ばすほどの一撃を与えた。#WR
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