2013年3月16日)ひょうご恐竜化石国際シンポジウム講演内容メモ
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羽の生えた後肢から翼ん持つ後肢、その後現代のような鱗の後肢へ。それが事実としたらなぜ?まず体温調整、次いで飛翔、そして歩行用後肢と飛翔用前肢への役割分担?
2013-03-16 11:36:38ブギンツァフ、ザナバザル、アンセリミムス、サウロロフス、タルボサウルス。河川、白亜紀後期。モンゴルでもっとも知られた産地の一つ
2013-03-16 11:42:42プシッタコサウルス、イグアノドン、ハルピミムス、アンビオルトゥスなどが白亜紀前期の代表。後期に比べ、個体サイズが小さく、多様性も低い。
2013-03-16 11:47:56近年の林原チームなどによる新発見。125~100Ma。イグアノドンのオリエンタリスはベルニサールテンシスのシノニム?
2013-03-16 11:50:20ハリマンフラルから竜脚類の保存の良い脳幹化石。脳周辺の諸器官の形態情報が得られた。形態からネメグトサウルスに含まれると考えられる。ネメグトサウルスの白亜紀前期からの発見はブラジルのみから知られていた。
2013-03-16 11:54:26ハマリンアルからのトロオドン類。中国国境。130~100Ma。内側の中足骨が外側のそれより小さい。モンゴルの白亜紀前期からはトロオドン類は二例目の発見。世界を見てもアジアのみ?
2013-03-16 11:59:39丹波篠山のトロオドン類は2つのブロックからなので確証はないが、同一個体かも。膝が関節した状態で発見。どの特徴が同定の決め手になったかも紹介。系統解析結果、アンキオルニスより派生的でサウロルニトイデスより原始的とはいえるが、その間に10の属や標本が並列的に並んでしまった。
2013-03-16 12:08:09柴田正輝先生、白亜紀前期のアジアのイグアノドン類について。白亜紀前期のコスモポリタン。歯がないクチバシ、密集した歯、頬袋がある。歯は菱形で交互配列。
2013-03-16 13:34:28ハドロサウルス以外の白亜紀前期のイグアノドン類は東南アジア、中国甘粛、九州、近畿、北陸、四国などで産出。最も古いものが徳島から発見されている。多産地としては福井
2013-03-16 13:41:54ロマン先生、同位体古環境。熱河動物群、遼寧、羽毛恐竜の出現理由を環境に求められるか。保存の良い化石の形成条件があっただけか。
2013-03-16 14:03:28降水量の推定について。今度はδ13Cを使用。当時、C4植物はいない。C3植物の重い炭素の比率は降水量と相関。結果、1000~500㎜の年降水量を持つ冷温帯森林が熱河の環境。
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