アメリカ教育視察 その③

2013年3月10日~14日 アメリカ・シアトル 民間教育機関の視察
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野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

このギフテッド教育学校を出たあとの進路は?⇒私立・公立の高校にいく子もいるし、理科や芸術の専門学校に行く子も多いとのこと。Science and Math Institute⇒http://t.co/Xv07N1iwiX #アメリカ教育視察

2013-03-13 10:39:22
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

卒業生はどんな人がいるの?⇒火星の研究をしている人、なんと21歳でPhDとったとのこと。あとはなんと有名なバンドマンやバレリーナもいるとのこと。#アメリカ教育視察

2013-03-13 10:40:18
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

(ちなみにOberhoferって結構有名なバンドの人でした!⇒http://t.co/JRbDtubPHM) #アメリカ教育視察

2013-03-13 10:41:26
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

知的障害教育とギフテッド教育に共通点が多いところ、すごくおもしろい。生活との結び付きを重要視したり、合わせた指導や単元学習が多いところとか。#アメリカ教育視察

2013-03-13 10:44:32
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

さて。続き!視察先③ University Child Development School http://t.co/L9UCH5rHLE ここは「ギフテッド」検索で出てきたのだけれど、実際に見に行ったらまずファシリティの素敵さにびっくり!!!#アメリカ教育視察

2013-03-13 14:29:11
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

とにかくおもちゃ箱、秘密基地のようなファシリティ。カラフルな色にオープンなスペース。すごく魅力的!ファシリティ見ただけで「こんな学校行きたい!」と思う。#アメリカ教育視察

2013-03-13 14:31:59
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

1911年にもともとワシントン大学の中にあった早期教育プログラムだったとのこと。そこから発展、現在は3歳~5年生までが対象。児童数は300人。担任の先生18人、専科の先生8人、アシスタント10人。3~5歳集団、6~9歳集団、9~11歳集団の異年齢学級編成。#アメリカ教育視察

2013-03-13 14:35:45
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

1クラス18人、学費:年間21000ドル(約200万円ぐらい)#アメリカ教育視察

2013-03-13 14:44:38
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

カリキュラムが独特。最低限学ぶべき知識とスキルの指標は学校が独自のものを開発している。3年に1度見直し、常に州のスタンダードやコモンコア系、PISA系のスタンダードなどをチェックしているとのこと。#アメリカ教育視察

2013-03-13 14:48:39
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

活動内容は年間のテーマ・独自の指標・その年の子どもたちの集団によって流動的に先生たちが考えるとのこと。「本質を学ぶためにどんな活動内容が良いかはその年の集団によって異なる」#アメリカ教育視察

2013-03-13 14:57:27
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

とにかく「自立」「ダイナミックな学習」「問題解決能力」「主体性」あたりがすごく重要視されていた。探究心を養って、答えは一つではないこと、子どもに押し付けないことが徹底されていた。「教える」というより、「学びに寄りそう」感じ。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:01:29
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

先生をファーストネームで呼んでいたことや、必ず毎日クラスミーティングを子ども主体で1年生からやることからもそれが見えた。先生に求められているのは「指導力」というより「コーチング」や 「マネージメント力」。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:03:20
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

「エンジニアリングラボ」がすごく素敵だった!今日は3・4年生がPhunという物理演算ソフト(http://t.co/2yZX40vxaT)を使って、「動くものを作る」という課題をやっていた。あと、理科の授業は4週に一回、1週間連続で集中的に取り組むとのこと。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:08:33
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

「専科」の時間割が工夫されていた。18人学級中半分(9人)の子どもたちが二つのクラスから集まって、専科の授業をする。そうするとクラスでは9人の少人数、個々のニーズに応じた授業ができる。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:12:09
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

全部見終わった後に校長先生からお話をもらった。「今と昔では子どもに求めるスキルが異なる。昔は事実をや知識を暗記することが求められ、今は情報を探す力、それが信頼できる情報かどうか判断する力、そしてそれを応用する力が求められている。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:16:21
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

設問に対する答えではなく、どのようにして答えを導いたら良いかを学ばなければならない時代。ほんとそう。企業でもそのような力が求められている。答えを知っている人はいらない。正しいかどうかを判断できる人が必要。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:18:36
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

答えは一つでないこと。人の意見を聞くこと。その上で考えて判断すること。失敗を恐れないこと。「台本通り」に教えるのでは、そういう学びは提供できない。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:19:58
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

そのため、この学校では指導計画をたてすぎない。学校見学の日に親御さんに対して「11月にどのような教育活動をするか決まっていませんが、それで良いですか?」と聞く。それで不安を感じる方はこの学校は合っていないと判断する。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:21:17
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

ざっくりとしたテーマと、知識・スキルの指標、そして子どもへのスタンスは決まっている。活動内容は集団によって異なるため、あえて決めない。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:22:43
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

子どもたちに会う前に、事前に活動内容までがっつりと決めるのは、危険。そしてそれによってテストで評価をするのはもっとキケン。と最近の学力向上施策に対しての懸念も話してくれた。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:25:13
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

この学校、すごく人気なんだって。入学申し込みは300でもうしめきって、その中からも15名~20名しか入れないとのこと。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:26:55
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

たとえば、こういう環境に、「落ち着き部屋」としての超構造化された部屋や、怒りのコントロールが苦手な人用のプログラムも選択できたりしたらもっと素敵。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:29:43
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

やっぱりオルタナティブ教育に特別な支援の視点を入れたものが一番自分にとって理想的なのかも。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:30:45
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

指導計画をあえてたてないのは面白い。ただ、指導計画を立てなくても質の高い学びが提供できるのは、やっぱり理念が先生たちに浸透していないと難しい。そして先生たち自身がクリエイティブじゃないと。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:31:40
野口晃菜 Akina Noguchi @akinaln

ちなみに年間200万だけれど、もちろん低収入のご家庭の子どもがこれるような仕組みもある。#アメリカ教育視察

2013-03-13 15:33:29