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01. 現在、文科省が学校の週6日制を検討している。 世論としては、親の8割がこれに賛成している(うち、月2〜3回を週6日とする隔週6日制を支持するのが6割弱である)。詳しい世論調査の内容は以下を参照いただきたい。 http://t.co/0YKam9cYfE
2013-03-28 20:10:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
02. 僕はと言うと、次のような考えを持っている。 小学校は完全5日制、中学校は隔週6日制、高校は原則隔週6日制とする。 高校では、いわゆる進学校・進学コースにおいては完全6日制を任意で取り入れるという形が理想だろう。
2013-03-28 20:15:13![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
03. 僕も教育課程とかいうことについてちょくちょく考えるのだが、やはり、高校まで完全5日制では授業数が足りないと思う。 僕の理想である、全人型の教育、話し合いを軸にした豊かな授業を実現するためには、今の授業数では到底足りないと思うのだ。
2013-03-28 20:18:44![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
04. 脱ゆとりをするならばなおさらだ。 僕は最初はゆとり派であったが、何を子供達が学ぶべきかを考えると、多少の脱ゆとりは必要だろうと思われる。 大した脱ゆとりをすることもないとは思うが、先ほど述べた理由から、どちみち週6日制は避けられないと思う。
2013-03-28 20:22:01![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
05. ここで、僕の考える全人型の教育について簡単に書いておきたい。 すなわち、国数理社+実用英語の各教科・全科目について、簡潔で良いから、一通り学ぶことで、各科目の特性を知り、将来の選択に役立てるとともに、幅広い最低限の教養および興味関心をもってもらうというものだ。
2013-03-28 20:25:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
06. 前にも述べたが、高校では各生徒にきめ細やかな選択をしてほしいと思っている。そのために、全人型の教育は役に立つと思う。 しかし、全人型の教育は時間がかかる。当たり前。だから、週6日制は必要であるというのが僕の考えだ。 週6日制にしてでも、全人型の教育は役に立つと思っている。
2013-03-28 20:30:19※前にも述べたとは、これのことです。
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07. もう一つ、週6日制の目的がある。 それは、脱ゆとりによって消える運命となった、総合と道徳の復活だ。 真の学力を身につけるために必要不可欠な総合。 豊かな人間性と愛国心を育てるために必要不可欠な道徳。 これらは、本来なくなっては困るものだった。だから、週6日制で復活させる。
2013-03-28 20:33:08![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
08. 総合なくして実用的な学力は身につかないと考える。一番のメリットは、教科を横断した学習ができること。これは実用的な学力を身につける上で重要だ。 道徳による愛国心教育については前に連続ツイートしたので参照いただきたい。 http://t.co/ZkqfsPk1Tt
2013-03-28 20:38:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
09. これらの科目を充実させるためには、脱ゆとりをやめればよいと言われるかもしれないが、基礎を固めずして応用はできない。 必要最低限のものを抽出しても、週6日制は必要だろうと考えるのだ。
2013-03-28 20:40:01![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
10. さらにこれに話し合いの教育を組み込もうとすると、完全に週5日では足りなくなる。 ある意味では、学力向上のためにあらゆる妥協を取り除いた結果、出た結論だろうと思う。
2013-03-28 20:43:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
11. これだけの目的があって、週6日制に反論する余地はないだろう。それこそ親の8割は賛同していることだ。 しかし、子供はさぞかし嫌がるだろう。当たり前だ。今まで遊んでいただろう土曜日に勉強しなければならないのだから。
2013-03-28 20:45:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
12. というわけで、ここからは、週6日制を賢く取り入れる方法を考えたいと思う。 簡単に言うとこんな感じだ。 まず、話し合いの教育を軸に取り入れて、勉強を根幹から子供にとって楽しいものに変えていく。 その中で、中、高と、段階的に週6日制を取り入れていくのだ。
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13. そもそも、学校での授業が、友達とも話せて楽しいと思ってもらえれば、土曜授業はそこまで億劫じゃなくなるはずだ。 逆に、どうせ楽しくない授業をわざわざ土曜日に受けにいくのは、モチベーションが下がって逆効果だ。
2013-03-28 20:50:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
14. 週6日制を取り入れるにあたって、我々は学校での授業について根幹から見直すとよいと思う。どんな授業が良いのだろうかと。 どうせ授業数を増やすなら、より良い授業がいいに決まってるし、モチベーションも高くなければ意味がない。
2013-03-28 20:52:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
15. 結局、価値の高い授業を用意するのが、週6日制を取り入れるにあたって最重要の課題ではないだろうか。 そういう意味では、授業というものを根幹から考え直す良い機会であり、時間のかかる問題でもあるのではないだろうか。
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16. それで、準備が整い次第、まずは中学から隔週6日制を取り入れて、その世代が高校に入った時に、高校でも週6日制を取り入れる形にすれば、スムーズに移行ができるのではないか。
2013-03-28 20:56:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
17. ちなみに、小学校には週6日制はいらないと思うが、これはそこまで授業数が必要ないという判断である。まずは小学生に勉強を楽しいと思ってほしいから、わざわざ細かい知識を教える必要はないと思うので、もっといい感じに学習過程を圧縮できるのではないかと思うのだ。
2013-03-28 20:58:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
18. まあそんな感じで、大原則は、授業・勉強を楽しいと思ってもらうこと。その上で、たくさん勉強してもらうこと。 これが、学力向上のためにも最善なのではないかと思うのです。 週6日制ひとつとっても、様々な教育的問題が見えてきますね。
2013-03-28 20:59:40