クルターやハッカーはなぜ心の哲学者にスルーされがちなのか
神経科学者M.R.ベネットとヴィトゲンシュタイにゃん哲学者P.M.S.ハッカーの共著『神経科学の哲学的基礎』 http://bit.ly/axmatL @mskota
2010-09-05 15:08:30やはり「関心領域がちがう」のでしょうか。門外漢なもので、どうもそのあたりの議論領域がよくわからなくて申し訳ありません。 @mskota
2010-09-05 15:11:16@friendsroots こちらのツイートで書いた通り、「心と世界」を扱うか「心と社会」を扱うかとの違いだとわたしは考えています。 QT 心の哲学者は「(身の回りの)世界」との関係において「心」を捉えようとしている。この「世界」は「社会」とは微妙に異なっていて、
2010-09-05 15:17:01@friendsroots 社会学的な文脈からの批判に対処しているうちに、心と行為の関係という本題から議論がそれてしまうおそれもあるのです。哲学方面からそのような批判が来る心配がなく、なおかつ不利な要素を含んでいるのなら、あえて触れないでおくというのもあり、かと思いますが。
2010-09-05 15:31:16@friendsroots だから、決して社会学者の関心を「軽視」していいるわけではありません。例えば行動の規範や慣習をどう理解するかは心の哲学の難問の一つだと考えています。
2010-09-05 15:38:03目次をざっと見ましたが、このあたりなら心の哲学者もすでにアプローチしているかも。QT @friendsroots 神経科学者M.R.ベネットとヴィトゲンシュタイにゃん哲学者P.M.S.ハッカーの共著『神経科学の哲学的基礎』 http://bit.ly/axmatL
2010-09-05 15:42:22@mskota ありがとうございます。「社会学者の関心」ということで想定しているものが私と@mskotaさんでは異なるように思うのですが、とりあえずそれは置くとして。少なくともシャロックやクルターについていえば、彼らの関心はハッカーのような哲学者ととても近いものだと思います。
2010-09-05 15:59:08@mskota ですので、シャロックたちの著作は「社会学者だから」という理由で読まれないとしても、ベネット&ハッカーのような著作も同様であるならば、その原因は「社会学者の関心/哲学者の関心」のような差異によっては説明できないのではないだろうか、と思うのです。
2010-09-05 16:00:34もちろん私は心の哲学の事情に明るくないので、ベネット&ハッカーのような著作がほんとうに読まれていない&言及されることがないのかどうかは、よく知らないのですけれども。@mskota
2010-09-05 16:04:06@friendsroots どんな文献であれ、○○学者だからという理由で読まれないものはないと思います。また、Benett & Hackerもどなたかが取り上げているかもしれません。たまたまこちらの周辺で話題を聞かないだけで。
2010-09-05 17:44:19@mskota 意識の存在を肯定するか否か、ってSubjective quality of experienceの存在を肯定するか否か、ということですか?ゾンビみたいな。William Jamesは確かそういう意味で意識を否定していませんでしたっけ?
2010-09-05 20:47:28まぁいずれにせよこれ、クルターたちの議論は知らずに言っておられるのでしょうな。 “@Erinadinfinitum: @friendsroots 心の哲学者って *、社会学者の方たちとは微妙に興味の範囲が違うのではないでしょうか?”
2010-09-05 22:45:09何となく「形而上学」に関する考えが私とは違う気がする。どっちにしても腐女子垢で話すことではないけどw > 「Consciousnessは存在するか、するとしたらその性質は?」は、性質を扱う点では形而上学的といえますが、この問い自体は厳密には形而上学的ではないと思います。
2010-09-05 23:06:01関心領域も違うけど、思考パターンやアプローチの仕方も違うから微妙に会話が噛み合っていないことが多い気がする。重要だと感じる部分も違うようなきもするし。
2010-09-05 23:22:18@contractio どうも「社会学者の書いたものであれば、こういう関心から書かれているだろう」という臆見があるように思い、まあそれはそれとして、ではハッカーとかならどうなのかと思ったのですが、どうやらそういう議論がまとめて領域の外のようなのですね…
2010-09-05 23:25:35まあ心の哲学の議論のなかでどう扱われるかということは割とどうでもいいのだけれど、進化心理学の議論のように、めぐりめぐって日常的な行為理解の現場に降りてくるからな…。
2010-09-05 23:36:10重ね重ね強調しておきますが、わたしは社会学を見下すような態度をとった覚えもないし、とる気もありません。@contractio @friendsroots
2010-09-06 00:09:35Hackerがわたしを含め心の哲学者の間で読まれていないのだつすれば、それは嫌われているからではなく、ひとえに不勉強の至りであることは(自分自身に関しては)認めるつもりです。 @contractio @friendsroots
2010-09-06 00:09:55あ、もちろん「見下してる」なんていうふうには受け取っておりません。私の言葉がぶっきらぼうなもので、誤解をあたえていたら申し訳ありません。 RT @mskota: *わたしは社会学を見下すような態度をとった覚えもないし、とる気もありません。@contractio
2010-09-06 00:15:03@mskota 予断か見下しかに関わらず(ハッカーや)クルターの議論が「心の哲学者が「積極的にはフォローしなくてよい」対象」に入れられてしまうことへのやっかみを「社会学者なんか」という言葉で表現することが不適切だ ということであれば、認めます。 @friendsroots
2010-09-06 00:16:11