がんスクリーニングってみんな幸せになるの？

二十人のろの夢 @drsteppenwolf

出生前診断・生殖医療・遺伝子検査・臓器移植・クローンなど倫理問題は検討されてきたと思う。しかし、甲状腺マス・スクリーニングの倫理問題は十分検討されたか疑問である。

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放射能災禍という国難に遭遇し、同調圧力が吹き荒れ、集団浅慮に陥っていないだろうか？

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【がんスクリーニングの有害性】 「過剰診断の場合、スクリーニングを受けた本人は、本質的にその潜在的な利益をなんら得ることができないばかりか、関連する有害事象を不必要な治療によるものを含めて経験する可能性がある」（引用→） http://t.co/BD59uS1U9N

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【がんスクリーニングの過剰診断】 1）本質的に悪性度がない病変の検出 2）本人は別の競合する死因により先に死亡してしまうほど増殖が遅い病変の検出 （引用→） http://t.co/BD59uS1U9N … …

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【がんスクリーニングの必要条件】 ①症状がでてみつかる前に早期発見できるものでなければならない。 ②早期治療により治療成績の改善がなければならない。 （改変引用→） http://t.co/BD59uS1U9N … … …

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【がんスクリーニングの効果の証明】 スクリーニングによる死亡率の低下が必要。←これが数年後に問われることになる。 （改変引用→） http://t.co/BD59uS1U9N … … …

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【小児神経芽腫のスクリーニングの過剰診断】 小児神経芽腫のスクリーニングは必要2基準を満たしている。埼玉県では1981年から1992年までの間に、6ヵ月の乳児を対象にマス・スクリーニングプログラムを実施した。 （改変引用→） http://t.co/BD59uS1U9N …

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【小児神経芽腫のスクリーニングの過剰診断】 この12年間で1歳未満児の神経芽腫の年間発生率は100万人当たり約28人から260人に増加したが、1歳以上児の発生率が際立って低下することなく、死亡率も低下しなかった （改変引用→） http://t.co/BD59uS1U9N … …

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【スクリーニングによる早期発見・早期治療神話の崩壊】 小児神経芽腫のスクリーニングの失敗は、日本およびカナダ（ケベック）でも追加証明された。 参考まとめ→『小児甲状腺スクリーニング検査と神経芽細胞腫スクリーニング検査』http://t.co/tuZPe3j9cp