若島正先生(@propara)の洋書千一夜part3
- boppggun2012
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某書店から、あるコレクターの遺品としてWeird Talesが売りに出たというメールが届く。いちばん安い号で5ポンド、いちばん高いのは500ポンド以上。はあ…と涎が。もちろん、これに手を出すと人生終わりだとわかっていますので、買いませんよ。
2013-05-31 02:51:19gialloのお勉強の続き。Martino/Fenechの3本め、All the Colors of the Darkを鑑賞。だんだんgialloに慣れてきたので、少々のことでは驚かなくなる。種明かしの弱さには目をつむり、Fenech姐さんが恐れおののく姿をひたすら愛でるのが吉。
2013-05-31 02:56:51突然ですが、7月20日にライヴというかDJを渋谷でやります。どうしてそうなったのかは、自分でもよくわかっていません。何をやるかも不明。それでもいいと思う方はぜひお越しくださいませ。 http://t.co/67iOBPcgY0
2013-06-01 02:35:26小学校時代の同窓会に出席。当然ながら、参加者は全員還暦という異様に平均年齢の高い集まりである。85歳になられた先生もご出席。しかし我々がここまで老人になってしまうと、先生も生徒もあまり年齢差を感じなくなる。それって、小学校のときにやった年齢算の教訓でしたか。
2013-06-03 00:38:50本当に久しぶりにリアル書店に入り、目が眩みそうになる。大散財したい気を抑えて、とりあえず買ったのは別役実『東京放浪記』南條竹則『怪奇三昧』坂崎重盛『粋人粋筆探訪』『神保町「二階世界」巡り』の4冊。
2013-06-06 14:04:53『粋人粋筆探訪』を読んでいて、懐かしく思い出したのが佐藤弘人という名前。一橋大学の教授が性談を書いたというのでベストセラーになった『はだか随筆』も、その続編『いろ艶筆』も、大学生の頃に古本で読んだことがある。まったく当時はどういう時代だったのかな。もう一度読んでみようか。
2013-06-06 14:19:12トランプマジックに心得のある方におたずね。pack-roofingとは、「パックの一枚目のカードをすりかえるテクニックのこと」でよろしいんでしょうか? 何か専門用語があればご教示いただけると助かります。
2013-06-08 23:27:037月にKAAT神奈川芸術劇場で行われる、やなぎみわ演劇公演「ゼロ・アワーーー東京ローズ最後のテープ」で、またもやチェスの棋譜製作を担当しています。タイトルから、ベケット〜チェスと連想していただければ。http://t.co/prsKsiw5k5 …
2013-06-10 23:12:52最近靴下を履くのが辛くなってきたと言うと、「うちも妊娠してるときそうやったわ」と嫁さん。うーん、ついに妊婦と同じになってしまった……。
2013-06-11 16:15:19自転車狂のH・G・ウェルズのThe Wheels of Chanceも入れてやってください。@fujiwara_ed :「自転車小説」というと自動的に『第三の警官』や『超男性』を思い浮かべてしまうけれど
2013-06-11 16:20:43@propara ウェルズも自転車狂のお仲間でしたか。The Wheel of Chanceは自転車旅行+社会批評のユーモア小説のようですね。1896年発表、ということは、まさに世紀末自転車ブームの真っ只中。
2013-06-11 17:01:38このところずっと田中眞澄の『本読みの獣道』と『ふるほん行脚』を読んでいたせいで、通勤途中にふと一句浮かぶ。「古本屋 買わず飛び込む 水の音」
2013-06-12 13:26:40週刊現代の「わが人生最高の10冊」で、清水義範さんに『ロリータ、ロリータ、ロリータ』を第1位に選んでいただいた。ありがとうございます。光栄なことです。
2013-06-22 23:03:00「読める」という言い方がある。たとえば「あいつは英語が読める」あるいは「あいつは小説が読める」というふうに使う。それが人物評価の一基準だった時代があったと言うべきか。もしかすると業界用語で、死語になりつつあるのかもしれない。もちろん、「論文が書ける」能力とはまた別物。
2013-06-26 02:01:24そうやって、「あの人は読める」という噂だけがあり、論文をまったく書かないで学者生涯を終えた豪傑が昔にはいろいろと存在した。良き時代だったと言うべきかどうかはわからない。
2013-06-26 02:04:14「読める」能力は、実用的なのかどうかもわからない。たぶんTOEFLのスコアとかとは無縁。「読めない」人が、努力次第で「読める」人になったりすることもあまりなさそうなので、持って生まれたものなのか。
2013-06-26 02:14:04昔々、院試で、Manservant and Maidservantだったかの書き出しを与え、訳させた後に、女性作家というヒント付きで「作者当て」という趣味的な問題を出したことがある。トンチンカンな解答ばかりの中で、「Ivy Compton-Burnett」と当てたのがただ1人。
2013-06-26 02:28:58たしかその受験者は不合格になったと記憶するが、その人は今どうしているのだろう。研究者になったあまたの人間よりも、20そこらでIvy Compton-Burnettを知っていた人間の方に興味を抱いてしまうのだが。
2013-06-26 02:32:08講義中に、でっかい蚊が二匹。バシッと黒板のところで叩き落とす。何やってるんだろうと、学生は不審な目で眺めていたかもしれない。
2013-06-27 18:57:15あまり人に自慢できない得意技の一つに、ゴキブリ退治がある。家にゴキブリが現れると、それをやっつけるのはつねにわたしの仕事。このときだけは役に立つ「ゴキブリ亭主」だと嫁さんに褒めてもらえる。
2013-06-27 19:00:53Gertrude SteinのThree Livesの出版を断ったrejection letterだとか。素晴らしすぎる。
2013-06-28 01:06:27学会の研究発表で、東大出の頭よさげな人がデリダやラカンの名前を口にし、それに対して頭悪そうなジイサンたちが嫌悪感をあらわにするという図は、よく考えてみれば、わたしが学会に出始めた30年前から少しも変わっていないことに気づく。変わったのは、わたしがジイサンになったということだけ。
2013-06-28 14:25:27件名に「買う」と一言書かれた怪メールが。本文を読まなくても、それだけで何のことかわかったのは、我ながら怖ろしい。
2013-06-28 15:50:14